「はてなダイアリー」の仕様をそろそろクダラナイなーと思いはじめた頃、自分は「みうらじゅんはロリコンがきらいらしい」と書いた。
これは、テレビについてのエッセイ集(現在は絶版)の中で、「あらゆる変態は許容できるがロリコンだけは許せない」と書いてあったのを自分は覚えていたから。
そうしたら、コメント欄で「みうらじゅんはシャルロット・ゲンズブール好きを公言しているので、ロリコンじゃないとは言えないんじゃないですか?」というコメントがあった。
そのときは、「へーそうなんですか、知らなかったです」などと穏当に返事をしておいたが、
自分はそのときには「シャルロット・ゲンズブール」なる人物を知らなかった。
それで、調べてみたんだけど……。
文脈がぜんぜん違うじゃねーか!!
みうらじゅんが「ロリコンがきらい」と言っているのは、宮崎勤事件がキッカケだと容易に想像がつくだろう!!
そりゃ、ガチでロリコンな人物でシャルロット・ゲンズブールが好きな人もいるかもしれないけど、
日本のオタクがらみのロリコン文化には、ねーだろ! この人は!!
「へー知りませんでした、お教えいただいてありがとう」なんて返答するんじゃなかったよ!!
私個人は、ロリコンについてはどうでもいいんだ。
しかし、そこからドロドロしたものを払拭しようとする(まあTPOにもよるが)無意識な態度……。
みうらじゅんの言動を直接見たわけではないので、どうかは知らんが、「ロリコン」にシャルロット・ゲンズブール好きをカウントしてしまう態度には何かある種の懸念を抱かずにはいられない。
むろん、「オシャレなロリコンだってあっていーじゃねーか!」という主張はあってしかるべきだとは思うが、
それを部外者が言うことは許されないと思う。
ちなみに「エロとオシャレ」ということに関して言えば、
リリー・フランキーが、篠山紀信だったか、常盤響だったか、
とにかくああいう人たちの撮る「おしゃれヌード」に関して肯定的だったことに、
もうずいぶん前に「へえー」と思ったことがある。
これは「エロ」に関して、「女豹系か子猫系か」に分けて特集を組んでいた80年代の「平凡パンチ」や、相原コージの「神の見えざる金玉」に載っていた(と記憶する)分類につきつけた強烈なアンチテーゼだ!!
でも、だれもそれに気づかないで世の中は回っていく。
似たようなことでは、「ロックイコール生の激しい音」というイメージとはぜんぜん違うところからやってきた電気グルーヴは今でも衝撃的だということ。
古い話になるが「イカ天」なんかでは打ち込み全否定だったし、
一般人には「テクノイコール線の細いインテリな音楽」というイメージがあったと思うんで(坂本教授がケンカっぱやいとかそういうことは別にして)、
ウンコだとか全裸だとか体液をともなったフィジカルなものと打ち込み音楽との融合(まあ私の知らないところで海外では当たり前な部分もあったかもしれないけど)は、本当に画期的だったと思う。
だって、今でもテクノっていうと普通にケン・イシイみたいなタイプ(これもざっくりした分類ですが)ばっかりじゃない? いやなんか物静かに音楽を語る、みたいな。
ああ、そういえば小島よしおが踊ってるときの曲が確かDJ TASAKAかなんかで……(BGMはWoodyの「hype 'o' tek」、TWIN PITCHの「GHETTO BLASTER」を使用しているんだって。ウィキペディアによると。DJ TASAKAのミックスアルバム「DJ Tasaka Presents Mix Of Colors」収録。ウィキペディアによると。)
あれが近いわ。自分にとっては(何に?)。
うるさい!
おい、お客様がお帰りだ!!