エロ

【書籍】・「グラビアアイドル『幻想』論 その栄光と衰退の歴史」 織田祐二(2011、双葉新書)

[amazon]
ヒトから聞いた話だが、あまりの出版不況に驚いてしまった。

不況というよりも、電子書籍やスマホの出現によって、以前から「ネットに食われるのでは」とささやかれてきたこと、つまり「本が売れない」という現象が現実のものになってきたということだろう(むちゃくちゃ本を買っている私は、出版界の実情には疎いのです)。

このため、出版物発信のムーヴメントというのも起こりづらくなってきた気がする。グラビアアイドルもまた、「本が売れない」ということの影響を受けた一ジャンルと言わざるを得ない。

つまり、本書のサブタイトルどおり「栄光」の後の「衰退」の時期か。

本書は、「グラビアアイドル」の歴史を六十年代後半くらいから、本書が刊行された2011年までの歴史を追ったものである。

続きを読む "【書籍】・「グラビアアイドル『幻想』論 その栄光と衰退の歴史」 織田祐二(2011、双葉新書)"

|

【テレビアニメ】・「ルパン三世 第二シリーズ 第108話 1979年11月5日 『哀しみの斬鉄剣』」

・その1
ルパン、次元、五右衛門の三人は僻地の温泉で慰安旅行としゃれこんでいる。

ルパンが混浴温泉、次元が草原の中でクラシックを聴きながらバーボンを楽しむ間、五右衛門だけは剣の修行に余念がない。

そこにかわいい女子高生がやってくる。「時代劇の主人公みたい」と五右衛門を笑うその少女は、刀鍛冶の祖父の「斬鉄剣以上の刀をつくりたい」という悲願のために五右衛門の斬鉄剣の秘密を狙っていた。

私にとっては、2016年から観ると、問題作。

続きを読む "【テレビアニメ】・「ルパン三世 第二シリーズ 第108話 1979年11月5日 『哀しみの斬鉄剣』」"

|

【AV】・「(個人的激怒)業界まかせの一般人」

先日、NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」が発表した「アダルトビデオ強制出演」についての報告書なるものが出て、それに対してAV女優からは反発の声も出ている。
なんとなくそれらの記事を眺めていたら、あるコメントで、
「AV業界は社会貢献が足りない。偏った性のファンタジーをばらまいておいて、責任を取らないのはおかしいので、学校教育が後手に回っている性教育などをすべき」
という意見があった。
私の個人的な感想は、「えー、ふざけんなよ、じゃあおまえが率先してやれよ」
である。

続きを読む "【AV】・「(個人的激怒)業界まかせの一般人」"

|

スタンス

私のフェミニズムに対するスタンスは、自分の親やきょうだいや、親しい女性の友人が悲しむのは観たくないから、ある程度までは真剣に考える。
もちろん、今はまだまだ男性中心主義的な社会である。そしてある程度近代化された国々の女性たちにも、抑圧された数千年の怨念がある、と私は思っているから、たとえば男女が完全にフィフティフィフティな状態であっても、過去からの蓄積を考えると女性の方がワリを食っている、と考えている。

ただし、ものには言いようというものがあり、私にも非・論理的な感情の臨界点というものがあって、
「そんなに攻撃的になるなら、こちらは理解の努力もしないし協力もしない」
と言いたくなるときもある。

というわけで、「いつかは出るだろう」とは思ってはいたものの、ある女性ライター(ライターでいいのか? けっこうキャリアのある人)の「テレクラキャノンボール2013」批判には、本当にがっかりしてしまった。

続きを読む "スタンス"

|

【書籍】・「ぼくたちの80年代 美少女マンガ創世記」 おおこしたかのぶ(2014、徳間書店)

[amazon]
主に80年代に活躍、次代を担ったマンガ家に、当時や現在についてインタビューした本。
登場するのは、「少年誌のエロ路線」を描いていたえびはら武司、遠山光など、当時勃興した「ロリコン・美少女マンガ誌」に描いた、河本ひろし、山本直樹など、そのちょっと前の世代であるダーティー松本、サブカル・アングラ系では山野一など、非常に多岐に渡っている。
もともとエロ雑誌の中の活字ページの連載だったらしく、エロ目当てで雑誌を買った者にとっては、息ぬき的な、どちらかというと軽い内容になっている。それでも、「広義のエロマンガ」が破竹の勢いだった80年代、そしてひとつのターニングポイントになった「連続幼女誘拐殺人事件」を経てどう変わったかが各作家に質問されており、時代の空気が真空パックされた内容になっている。

私は、私の青春時代だったというだけで80年代を愛でているが、同時に「オタク黎明期」としての80年代の流れをおさえておくことは、オタク史のうえでも重要なのだとうったえ続けてきた。
まあ「重要かどうか」ということを言い出したら90年代も00年代も同じように重要なのだが、やはり「草創期」としての80年代はとても大切なのである。
というわけで、本書は80年代という時代を体感したい人には、必読の書といえる。

で、ここから先は、本書とは直接関係ない話である。

続きを読む "【書籍】・「ぼくたちの80年代 美少女マンガ創世記」 おおこしたかのぶ(2014、徳間書店)"

|

【AV】・「SODの応援歌とか知らん!! なんだこれは!!」

個人的な話だが、私は滅多にAVを観ない。
それは中高生くらいからそうで、理由はいろいろある(エロマンガは読んでいた)のだが、ここでは省く。
ネット時代になり、セルDVDになってから、私にとってはAVは観やすい環境になった。通販で買えるし、中古も安く出回っている。もっとも、そう思っているのは少数で、なんかみんな違法なやり方でタダで観てんでしょ?
実にけしからん。タダでAV観ている人はもっと業界にお金を落とすようにしないとダメだ。

前置きはこのくらいにして、SODというメーカーのDVDを買った。7月発売のものだった。
これが再生してみてビックリ、まったく聞きたくもない「SOD応援歌」なるものが流れ出した。
しかも、他の再生機では知らないが、ウチのものではスキップできないんだよ。
4~5分、えんえんとこれが流される。
ただ、黙って観ている(聞いている)しかない。
ネットで調べたら、7月の全タイトルにこの「応援歌」を入れたという。
気が狂っているとしか思えない。

続きを読む "【AV】・「SODの応援歌とか知らん!! なんだこれは!!」"

|

【書籍】・「私も女優にしてください」 バクシーシ山下・編(1997、太田出版)

[amazon]
担当編集者が、AVの企画モデル二十数人にインタビュー、その後、AV監督・バクシーシ山下が編集者とその娘たちについて対談した本。
これは個人的には衝撃的な本。なにしろ、登場する99パーセントの女性が顔もおっぱいを出して全身像で映っている。アンケートで彼女たちの仕事への意気込みや趣味趣向が書かれてあるが、後はムチャクチャ言われ放題。女性たちの名前はすべて仮名だが、それにしたって、ネットの発達した現在、こんな本は出せないだろう。

続きを読む "【書籍】・「私も女優にしてください」 バクシーシ山下・編(1997、太田出版)"

|

・「セックス障害者たち」 バクシーシ山下(1995、太田出版)

[amazon]
AV監督、バクシーシ山下の、自身の作品についての解説と回想。95年に出た本だから、主に90年代の作品群について。

続きを読む "・「セックス障害者たち」 バクシーシ山下(1995、太田出版)"

|

【エロ?】・「テレキャノ感想の続きから、ちょっと関係ない話まで」

これの続きから、書いているうちにだんだん風呂敷が広がってしまった。

ネットウロウロしていて、この18禁映画(?)に関する、とある女性の感想を読んだ。
そこでは、「テレキャノ」のゲームのルール(生で発射、相手の女性に自分のセックスが一番と言わせる、精液を口の中に入れてもらう、などが得点になり、膣でイケないで自分で手コキしたら減点とか)は、本来のセックスの気持ちよさとはまったく関係ないのでは、と指摘されていた。
それはそのとおりなんだけれども。

続きを読む "【エロ?】・「テレキャノ感想の続きから、ちょっと関係ない話まで」"

|

【アニメ】・「健全ロボ ダイミダラー」

公式ページ

[amazon]
原作:なかま亜咲、監督:柳沢テツヤ

人類を攻撃してくるペンギン帝国に対抗できるのは、エロい気持ちになったときに特定の人間(因子保有者)から出る「Hi-ERo粒子」で動くロボット「ダイミダラー」しかなかった!
因子保有者の真玉橋 孝一(まだんばし こういち)は、楚南恭子にエロいことをしながらペンギン帝国のロボットと戦う。

続きを読む "【アニメ】・「健全ロボ ダイミダラー」"

|

より以前の記事一覧