・「九頭竜」(上)(下) 石ノ森章太郎(2009、小池書院)
1974年頃、ビッグコミック連載。
富山の薬売り・九頭竜は、殺された母親の謎を追いながら旅をする。彼の仕事は売薬だが、厄を買う……買厄も扱う。すなわち、行く先々でトラブルとなっている者を依頼によって殺す、殺し屋としての顔をも持っている。
物語は九頭竜の「買厄人」としての顔を1話完結で、殺された母親の謎解明のための唯一の手がかり「九頭竜の彫り物」をめぐる話を、連続した物語として見せていく。
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1974年頃、ビッグコミック連載。
富山の薬売り・九頭竜は、殺された母親の謎を追いながら旅をする。彼の仕事は売薬だが、厄を買う……買厄も扱う。すなわち、行く先々でトラブルとなっている者を依頼によって殺す、殺し屋としての顔をも持っている。
物語は九頭竜の「買厄人」としての顔を1話完結で、殺された母親の謎解明のための唯一の手がかり「九頭竜の彫り物」をめぐる話を、連続した物語として見せていく。
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ヤングチャンピオン連載分と、ビジネスジャンプ連載の「世にも奇妙な漫・画太郎」などを合わせた短編集。
あいかわらず「バイオレンスな世にも奇妙な物語」的なプロットとコピペ芸が冴える。
被抑圧者が復讐する話が多くて、読後もスッキリしますね。
いつの間にか、デビュー20年ってマジか!?
尊敬します。
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少年キング連載。
少年・円竜也とその姉・紀代子はおじの研究所で、同じ顔、同じ身体を持つ男たち「ギルガメッシュ」に出会う。彼らはシュメール人(を統治していた宇宙人と人間との混血?)のミイラからつくりだされたクローン人間であった。
現代人の常識をまったく知らないギルガメッシュたちは、その卓越した能力で次々と新技術を開発、遊び半分で犯罪を繰り返す。
しかし、彼らには強大な敵がいた……。
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1971年頃に、週刊少年チャンピオン連載。
けっこう有名な過去作品を読むシリーズ。
はるかな古代、生まれつきの肌の白さからうとまれてきた原始人のリュウが、母を求めて旅をするが実は……という話。
アニメ化もされ、私の世代的にそれを観ていてもおかしくないのだが再放送のめぐり合わせが悪かったのかまったく記憶にない。
さらに、原始人モノに子供の頃からとくに興味がなかった(キングコング、ターザンなども同じ)ので、後で観ようとも思わなかったのだった。
さて、ストーリーはけっこう面白い。
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1960~61年頃、まんが王、小学生画報などに掲載。
地球を侵略しようとするZ星人が、自分たちの赤ん坊を地球にやって地球人に育てさせ、成長してから侵略の手先にする。
その中の一人桃太郎は、「フラッシュZ」として地球人の味方になって戦うことを決心するのだった。
どうにもこうにも子供向けであること、それと今ひとつSFマインドに欠けるので、苦労してまで読むことはオススメしない。
ラストが意外に悲惨だったのでびっくり。「009 地下帝国ヨミ編」よりも数段ザンコクであるという意味では、記憶に残る。
第1巻には、以下の作品が掲載。
・「フラッシュZ(タイムパトロール)」
1961年、別冊まんが王に掲載されたらしい。お正月特別号だったらしく、「お正月特別号に石森の読みきりが載っている!」以上の価値はないと思う。
・「おれとおれ」
1968年、少年ジャンプ掲載。パラレルワールドものだが「はいそうですか」としか言いようがない。
ただし、石森がパラレルワールドや異次元といった概念に深い感心を寄せていたことはわかる。
雰囲気SF。
第2巻には以下の作品が掲載。
・「Sπ(エス パイ) 」
1967年、中一時代に掲載されたらしい。
秘密兵器を駆使するスパイ戦。当時のスパイものに乗っかったのだろう。これも中一が読むにしては少々子供っぽい。
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野性時代連載。大塚英志原作、藤原カムイ作画のマンガ。
60年代後半から70年代半ば、そして最後には1997年まで、実在の人物とは似て非なるキャラクターたちを交錯させた作品。
連続射殺事件を起こした男・N、売れない漫談家・T、学生運動のセクトに所属しているヨーコ、警察官僚の息子で父親に反発ばかりしているゲイの薫らが、Tのシナリオに基づいて三億円強奪を計画する……。
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中短編集。この頃の単行本は、まず初出が載っていないのでネットで調べた。
「初出が載っていない」というのは、単につくってる人がズボラとかそういうんじゃなくて、ある時期までマンガって10年、20年前でもそれは「現在」だったからだと思う。ずっと走り続けて、常に先端を走って、その過程で「単行本」が産み落とされていくようなイメージだったんじゃないだろうか。
・「大侵略」
1969年、少年マガジン掲載。
突然、核を保有する大国に、「タスマニア王国」という小国の人々が無条件降伏を要求してくる。要求に従わなければ、「逆爆発装置」で保有している核爆弾を爆発させるというのだ。そして実際に爆発させてしまう。「逆爆発」の装置は本当にあったのだ。
彼らの目的はいったい何か? なぜそのようなことができるのか?
ネタバレになるのでぜんぶは書かないが、要は「世界全体を平和にするためのテロリズム」の話である。
お話は多少破綻していて、石森を語るときにそんなに話題になる作品でもないとは思うのだが、「想像上の超過激テロ」という意味では「スカルマン」に似ている。
で、ネットで調べたら同じ少年マガジンに、その次の年に「スカルマン」が描かれたのだそうだ。
・「永遠の女王ヒミコ」
1975年、プリンセス掲載。
雰囲気SF。
・「迷子」
1962年、SFマガジン掲載。
私立探偵がタイムマシンに乗り込んで、未来の人類の行く末を目の当たりにする。
探偵が出会った未来人の少女が現代で迷子になり、未来で探偵が迷子になり、そして人類そのものが宇宙からみれば「迷子」なのではないか……という展開をキザととるかかっこいいととるか。もちろん私は「かっこいい」の方です。
名作「龍神沼」が1961年。これには「大人な主人公に、恋愛の対象と見なされない少女」が登場するが、本作ではそれをSF的な方法で解決しているところが面白い。
タッチもSFマガジンという掲載誌に合わせて変えている。この辺の器用さも注目にあたいするだろう。すばらしいですね。
・「恐怖体験」
1970年、SFマガジン掲載。
雰囲気SF。
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