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年4回、行われる「と学会」例会で会員が発表したトンデモな本、グッズ、映像、その他モロモロを集めた本。
巻末には2004年の日本トンデモ本大賞選考の模様も収録、大賞も発表されている。
自分が書かせてもらっているから言うわけではないが、ホント同傾向の本であればヘタな若手芸人のネタ本の100倍はネタが詰まっている。大勢で書いているとはいえ、この濃さは驚異的。
また、発表の並びも絶妙だ。コレは並べた編集者の人の腕でしょうねえ。
会長から始まって、今回の目玉的な中国のトンデモ本の記事を混ぜつつ、一見バラバラなネタにきちんと流れが出来ていて、最後は志水一夫先生でシメ、という実に美しい構成になっています。
と学会関係の書籍の感想をネットで見ると、批判点が大きく分けて2つあって、
ひとつは「もっと方向性を持ってオカルトや疑似科学批判をきっちりやってもらいたい」的な意見、
もうひとつは、「トンデモ本を楽しむのが団体の主旨なのだから、方向性のはっきりした批判はいかがなものか」といった意見。
要するに、相反する意見があるようです。
私個人の意見としては、「非・主流」を貫くというのはむずかしいものなのだな、ということですね。
それともうひとつ、「オカルトや疑似科学系のトンデモ本紹介が読みたいのに、ネタがそうでないのが多い」みたいなのもある。
コレは、疑似科学系とはちょっと離れたところでネタ探ししている私としては少し寂しい意見です。
しかしですね、オカルト、疑似科学系に絞ったら出てこなかった面白いことってたくさんあるし、ここも読者の意見が分かれるんだけれども、そういうものに対して冷酷なツッコミはできないですよ。
そこが、宗教・オカルトがらみのトンデモとそうでないものとの違いという気がします。
詐欺まがいではない、「下心なくリリースされたもの」に対して、冷たい揚げ足取りよりも愛のあるツッコミが必要だと、私は思っているし実際多くの場合、そうなっていると思う。
第6回(1997年) の日本トンデモ本大賞が、オカルト本ではなくポルノ小説の「発情期 ブルマ検査」であったことの意味は、私個人は意外に大きいのではないかと思っています。
もちろん、プラスの意味でね。
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