マンガ

【備忘録】・「東大でなんかしゃべったよ」

小林氏の講義のゲストみたいな感じで、鶴岡さんといっしょにしゃべってきました。
1月25日(金)と1月29日(火)。
非常に雑談的な感じでしたが、面白いかどうかというと確実に面白かったと思います!
っていうか、自分でそう思い込むことにします!

そして、浜辺で泣いてます!

着てはもらえぬセーターを、
寒さこらえてパンペラピュー!!!!!

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【備忘録】・「荒川区民カレッジ まんがの世界を探る」(もう終わってます)

荒川区民カレッジ まんがの世界を探る
(注:もう終わってます)
漫画がこれまで根付いてきた背景や漫画の面白さ等を解説します。

【日 時】 2007年11月3日・24日、12月15日・22日の土曜日(全4回)
      午後7時~9時(開場は午後6時30分)
【対 象】 荒川区内在住・在勤・在学の方、60人(申し込み順)
【内 容】 ストーリー漫画の誕生、手塚治虫・梶原一騎の足跡等
【講 師】 漫画研究家・吉田正高氏
【持ち物】 筆記用具
【入場料】 無料
【会場・申込み・問合せ】
 荒川区立生涯学習センター

↑上記の最終回である12月22日(土)に、総括的な話を吉田正高氏(「二次元美少女論」著者)とさせてもらいました。
こうやって記録しておかないと、だれも記憶してくれないと思うので書いておきます(笑)。

私自身は、昨今の世界観を表す重要なマンガとして「GUNSLINGER GIRL」と「最強伝説黒沢」を持っていきました。

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・「超常現象ファイル 未確認飛行物体 UFO編」 あすかあきお(2007、学研)

コンビニ売りマンガ単行本。
たぶん「ショック・サイエンス」とかあの辺のやつのタイトルを変えての再刊だと思うが、初出データは掲載されていなかった。

あすかあきおはアメリカのUFO情報開示は新兵器開発のためのカムフラージュだと思っていて、その辺の主張が描かれている。
グレイの正体が突飛すぎて、多少面白かった。
1個のウソをつくためにどんどんウソを継ぎ足していくような感じで。
まあ、本人は「サイエンスエンターティナー」を名乗っているから、本気度はわからず。

しかし、新兵器説はあきらかに「冷戦」が説得力になっていたので、マンガの間の解説文はそこら辺が少し考慮されている。
逆に言えばアメリカの新兵器説というのは、しばらくの間は説得力を持ち得ないだろう。具体的には、イラクとの関係をどうにかするまでは。

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・「超常現象ファイル 未確認動物 UMA編」 あすかあきお(2007、学研)

コンビニ売りマンガ単行本。
たぶん「ショック・サイエンス」とかあの辺のやつのタイトルを変えての再刊だと思うが、初出データは掲載されていなかった。

内容はネッシー、シーサーペント、チュパカブラ、モケーレ・ムベンベ、人魚ミイラ。
まあ発想としては面白くなくはないが……。たぶん意図的にトンデモ論を展開しているという趣旨は、理解できるけど。
「MMR」もそうだが、こういう「謎を追って旅してどうこう」という超常現象ものにはあまり興味がもてないんだよな……。
どうせ最後はものすごい独断か曖昧模糊とした結論になるに決まってるし。
自分が「川口浩探検隊」や、90年代に入ってからの矢追さんの番組にハマらなかった理由もそこにある。

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・「愛欲の瀬降」 三角寛、真木村昆(1970、曙出版)

Aiyoku

このエントリの関連で紹介する。
三角寛の「サンカ小説」の劇画化。まんだらけで1500円もした。表紙には「成人向」とあるが、現代から見てそれほどヤバいシーンはない。「文学博士 三角寛」という表記には今となっては問題があると思うがどうなんでしょうか。

続きを読む "・「愛欲の瀬降」 三角寛、真木村昆(1970、曙出版)"

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【イベント】しつこいですが告知です「面白漫画倶楽部」

Omoshiro
9月16日(土)
「面白漫画倶楽部」
12:00開場12:30開演(昼間です)
・場所:新宿ロフトプラスワン
・チャージ1000円+ワンドリンク以上

■内容:世の中に存在する面白い漫画・表現の独特の漫画を、商業誌/同人誌、オタク/サブカルを問わずに紹介するイベントです。
Yukachan_1
#ある意味伝説の自主制作マンガ作家・木持隆司氏(木持アート出版)のゲスト参加が決定しました! イベントでは木持アート出版の世界について語り、また作者ご本人からお話をうかがいたいと思います。

あと昔の変わったマンガとか、台湾の面白いマンガとか、とにかく盛りだくさんの内容です!!

■出演:江戸栖方(萌え萌え同人誌ナイト☆主催)、かに三匹、KRONOS、成田優介JJポリマー)、新田五郎(ふぬけ共和国)、バッドガイナベ、ヒライ&スーパーログ(エレクチオン ナウ!)(表記アイウエオ順)

【参考】
「スーパーレディ レナちゃん」(予告編)木持隆司(2001、木持アート出版)感想

「タイムパトロール ユカちゃん」(前、後編) 木持隆司(1999、2000、木持アート出版)感想

木持アート出版の素晴らしき世界見下げ果てた日々の企て

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【イベント】・「面白漫画倶楽部」木持アート出版出演決定!

Omoshiro
9月16日(土)
「面白漫画倶楽部」
12:00開場12:30開演(昼間です)
・場所:新宿ロフトプラスワン
・チャージ1000円+ワンドリンク以上

■内容:世の中に存在する面白い漫画・表現の独特の漫画を、商業誌/同人誌、オタク/サブカルを問わずに紹介するイベントです。
Yukachan_1
#ある意味伝説の自主制作マンガ作家・木持隆司氏(木持アート出版)のゲスト参加が決定しました! イベントでは木持アート出版の世界について語り、また作者ご本人からお話をうかがいたいと思います。

■出演:江戸栖方(萌え萌え同人誌ナイト☆主催)、かに三匹、KRONOS、新田五郎(ふぬけ共和国)、バッドガイナベ、ヒライ&スーパーログ(エレクチオン ナウ!)(表記アイウエオ順)

【参考】
「スーパーレディ レナちゃん」(予告編)木持隆司(2001、木持アート出版)感想

「タイムパトロール ユカちゃん」(前、後編) 木持隆司(1999、2000、木持アート出版)感想

木持アート出版の素晴らしき世界見下げ果てた日々の企て

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【イベント】コミティア77追加

8月27日(日)コミティア77
東京ビッグサイト東6ホール、WAIWAIスタジオ、ぬ18a

埼京震学舎さんの夏コミ新刊「大宗教学第27号」を、気楽院さんに来ていただければ委託販売する予定です!
連絡が遅れてしまってたいへんパニクっております私。

著者割引で購入した「と学会年鑑GREEN」[amazon]を、けっこう値引いて販売します。買い忘れていた人はウチで買うと何百円か得だよ。

Buttobimanga10_1
「ぶっとびマンガ大作戦Vol.10」、「ぶっとびマンガ大作戦Vol.4 復刻版」を頒布します。

・「ぶっとびマンガ大作戦Vol.10」
昨年刊行されたVol.9に引き続き、

小杉あやさん
しばたさん@OHP
スズキトモユさん
ヒライさん(赤兜)
V林田さん
渡辺僚一さん
といったそうそうたる方々の原稿を収録。

内容は、いつものように変わったマンガの紹介です。
たぶん300円。

Buttobimanga04
・「ぶっとびマンガ大作戦Vol.4 復刻版」
2000年5月にコピー誌として出したもののオフセ化。オフセットとしては今年5月発行です。
内容は、いつものように変わったマンガの紹介ですが、「性闘技マンガ特集」というセックスバトルのマンガ特集が載ってます。
300円。
「愛のトンデモ本」[amazon]で近いことを書かせてもらいましたが、この同人誌ではまた違った内容になってます。
「5年前からこんな本出してたのか」とあきれたい人は、ぜひどうぞ。

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【イベント】「面白漫画倶楽部」

Omoshiro_1
9月16日(土)
「面白漫画倶楽部」
12:00開場12:30開演(昼間です)
・場所:新宿ロフトプラスワン
・チャージ1000円+ワンドリンク以上
内容:世の中に存在する面白い漫画・表現の独特の漫画を、商業誌/同人誌、オタク/サブカルを問わずに紹介するイベントです。

出演:新田五郎(ふぬけ共和国)、ヒライ&スーパーログ(エレクチオンナウ)、江戸栖方(萌え萌え同人誌ナイト☆主催)、バッドガイナベ、かに三匹

#なんか名前がいちばん最初に来ちゃってますけど、私はゲストです。え〜と、かにさんとナベさんが主催ってことでいいんですかね?

mixiコミュ

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【イベント】コミティア77

Buttobimanga10_1
8月27日(日)コミティア77
東京ビッグサイト東6ホール、WAIWAIスタジオ、ぬ18a
「ぶっとびマンガ大作戦Vol.10」、「ぶっとびマンガ大作戦Vol.4 復刻版」を頒布します。

・「ぶっとびマンガ大作戦Vol.10」
昨年刊行されたVol.9に引き続き、

小杉あやさん
しばたさん@OHP
スズキトモユさん
ヒライさん(赤兜)
V林田さん
渡辺僚一さん
といったそうそうたる方々の原稿を収録。

内容は、いつものように変わったマンガの紹介です。
たぶん300円。

Buttobimanga04
・「ぶっとびマンガ大作戦Vol.4 復刻版」
2000年5月にコピー誌として出したもののオフセ化。オフセットとしては今年5月発行です。
内容は、いつものように変わったマンガの紹介ですが、「性闘技マンガ特集」というセックスバトルのマンガ特集が載ってます。
300円。
「愛のトンデモ本」[amazon]で近いことを書かせてもらいましたが、この同人誌ではまた違った内容になってます。
「5年前からこんな本出してたのか」とあきれたい人は、ぜひどうぞ。

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・「ウォーB組」4月号(2006、マガジンマガジン)

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グラビア&成年コミック誌。

公式ページ

巻頭グラビアはほしのあき[amazon]

野田ゆうじ「ぼくとすずなのいた夏」は最終回。
なんじゃこりゃあああああ!!! ぜんぜんわけわからんぞ。

もう1回、2巻の終わり当たりから読み直してみないとわからない。
うーん……。
なんか絶句。
まあ、このマンガを掲載した雑誌の心意気(?)は買うが……。

第1巻の感想

第2巻の感想

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少年誌における思い出のスケベ漫画データベース

少年誌における思い出のスケベ漫画データベース
以前は私が大好きだった「少年スケベマンガ」っていうサイトがずいぶん前に消えちゃって以来、ひさしぶりに見つけたこのテの作品のデータベース。
ざっと見たところ、本当にデータベースに徹していて個人の思い入れとかはよくも悪くも書いてないですね。
でもこういうのないと、日本は滅びるからね。

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【映画】愛と誠 完結篇

1976年、三協映画
監督・脚本:南部英夫、脚本:山根成之、長尾啓司、原作:梶原一騎、ながやす巧
出演:早乙女愛、加納竜、柴俊夫

愛と誠が通う花園実業高校が、理事長の息子・砂土谷峻率いるヤングマフィア「緋桜団」に占拠されてしまう。
誠は峻は戦うことになるが……。

映画の出来としては中の下くらいだが、30年経った現在では到底考えられないストーリー展開に耽溺。
この頃の学園ものは、「学園もの」であって「学園もの」ではない。いつでもキャラクターたちがスタスタと校門をくぐり抜けて出ていってしまうような感触がある。
「学校」という空間に囲い込まれた中でいかに生きるか、ということを本気で命題にしていた作品が、70年代当時あったかどうかも疑わしい(「中学生日記」ってこの頃からあったかな?)。

80年代に入ってからの「金八先生」あたりから、ようやく同世代の子役を使うようになってややリアリティが増すが、それまではきっと「学校」に何の執着もない人たちが撮っていて、当時はあまりにもありえない設定や展開にあきれていたけど、今見るとかえってすがすがしい。

主人公が自分を「いらない人間」と規定し、どこまでも捨て身の行動を繰り返していくさまは、「いらない人間」の根拠が不明なだけに不気味で、なおかつ鮮烈な印象を与える。

早乙女愛は梶原一騎のキャラクターとしては、「あしたのジョー」の白木葉子などのバリエーションだが、「いいとこのお嬢さん」を聖女にまつりあげるさまは、今考えるとかわいらしく感じられるところもある。

ラピュタ阿佐ヶ谷でレイトショー、金曜日まで。

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【書籍】・「封印作品の謎2」安藤健二(2006、太田出版)

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[amazon]


いつの間にか見られなくなってしまっているアニメ、マンガ、特撮。その理由を探るルポの第2弾。

今回取り上げられているのは、「キャンディ・キャンディ」、「ジャングル黒べえ」、「オバケのQ太郎」、「サンダーマスク」の4点。

もうね、読んでいくうちに泣けてくるんですよ。前作以上に、封印された理由の「どうにもならなさ」が浮き彫りになってきてしまって。
この中で、まずまず今後、何とかなる可能性があるのは「ジャングル黒べえ」だけじゃないですかね?

後はやっぱり、構造的、複合的な理由で封印されている。
マンガやアニメが巨大産業になっていったことが一因であるとか、コンテンツビジネスの整備化であるとか、そういうことが関わっているし、それに人々の感情的な部分がからんでくると、これはもうどうにもならないでしょう。

「封印」ということで真っ先に思い浮かぶ「差別問題」に関しては、今回は「黒べえ」が唯一関わっていると言えるのかな。
「ちびくろサンボ」の封印問題とも対比されて語られているけど、80年代のもろもろの差別糾弾、噂には知っていたし、それに対する抗議の声も知っていたけど、自分が当事者だったらどこまでつっぱれるかというのはわからないじゃないですか。
その辺も含めて泣けてくる。

「黒べえ」の項の最後に、サンコンさんに黒べえのアニメを見てもらって「差別だと思うか?」と筆者が聞くんですよ。
「ぜんぜん差別だと思わない。」ってサンコンさんが言う。
「日本に来たばかりのときは、日本人は黒人が嫌いなのかと思って黒人グッズなどに批判的だったけれど、日本人と接していくうちに考えが変わって、そう思わなくなった(大意)」的なことを言う。

サンコンさんの意見がアフリカの黒人全員の意見だとも思えないし、本書の演出としてのあざとさも感じるんだけど、ここでやはり泣けてしまうよなあ。
それだけのものが、私の知るかぎりアニメの「黒べえ」にはありましたしね。

もっと泣けるのが「オバQ」封印の経緯。
実は、本書を読んでも真相はサッパリわからない。だけど、わからないだけにたぶんどうにもならないんだろうな、ということだけはわかる。
そのせつなさに、泣けてくる。

さて、封印作品は、「封印されている」というだけでタブー視されたり、逆にまつり上げられたりするんで、私個人の、今回取り上げられた作品の「価値」をオレ基準で書いてみたい。

・「キャンディ・キャンディ」
本書の作者は、何となく本作には「古さ」しか感じていないようだが、私は「キャンディ」直撃世代。
小学生の頃、風邪をひいた妹に「何でもいいからマンガ買ってきて」と頼まれて、面倒くさいから「キャンディ」の2巻(笑)を買ってきて読ませたら「面白い! なんで1巻じゃないの!」って言われて、私もけっこう夢中になって読んだ。
少女マンガの、いい意味でのオールドスクールな魅力が総合的に詰まっている作品。
「オールドスクール」と言っても、いがらしゆみこの作風はたとえば「バレエもの」とか「かわいそうな少女もの」などの、「古い少女マンガ」とはまたちょっと違う魅力があった。

少女マンガの発展史としては、70年代から80年代にかけての、エンターテインメント路線の中間的な位置にある人なんじゃないかと思う。

本作が封印されることの懸念は、年月が経てば経つほど決定的に古くなってしまうタイプの作品だということ。
10年くらい経って封印が解かれても、歴史的な意義しかなくなってしまうだろう。

・「ジャングル黒べえ」(アニメ)
コレは再放送をけっこう見ていたから覚えている。
出崎統だったと知って納得。物語が進展し、黒べえが魔法を使うところがクライマックスとなって大騒動になる、という毎回のパターンは同じ出崎監督が関わったという「ド根性ガエル」にテイストが非常に似ていた。

後半からはライバルの、ちょっとインテリっぽいピリミー族がやってきて毎回ヘンテコな動物を呼びだして黒べえと対決する。

黒べえのおとうさんがやってくる回があって、ジャンボジェット機を鳥だと思ってロープでつかまえて、逃げようと思ったジェット機が空でグルグル回っていたシーンがあったと記憶する。

要するに、人間のプリミティヴなパワーでの文明批判をギャグでやっているという意味では映画の「クロコダイル・ダンディー」みたいな話。

出崎ファンなら、一見の価値アリだと思う。

・「オバケのQ太郎」
本書ではマンガ版「新オバQ」の方が面白いという評価だが、マンガ版「旧オバQ」はやはり藤子不二雄のヒット作であるということや、それ以前や同時代の他作家の似たパターン(普通の少年と不可思議な存在との交流)と比較することには意義がある。
「丸出だめ夫」とかね。
また、(他の作家のギャグマンガに比べて)スタイリッシュでありながら、高度成長期の日本が背景になっているところも見逃せない。
たとえば、旧オバQから「空き地の土管」の描写が見られ、それは70年代に入ってからの「ドラえもん」にも見られる。 このことは、藤子不二雄の感覚が70年代に入ってからも60年代頃の日常生活を意識していた証左ではないだろうか(かなり後になっても、作品の普遍性を保つためにわざとのび太の生活を時代に合わせて大きく変えることはない、みたいなことを藤子不二雄が言っていた記憶はあるが)。

反面、「ドラえもん」のもたらすガジェットは旧オバQ時代にはそぐわない。
オバQのまぬけさや化けられないという設定は、この時代の「不自由だけど楽しい」という感覚に裏打ちされていたような気がしてならない。

・「サンダーマスク」
90年代以降、伝説化してしまったと知って驚いた。
5歳くらいのときに毎週見ていたが、内容をまったく覚えていない。
だけど楽しく見てましたねー。手塚治虫のマンガ版も、ほとんど手塚を読んだことのない私でも買って読んだくらいだから、この作品には郷愁を感じます。

【参考】
「封印作品の謎」感想

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【映画】不良姐御伝 猪の鹿お蝶

1973年、東映京都
監督・脚本:鈴木則文、脚本:掛札昌裕、原作:凡天太郎
出演:池玲子、成瀬正孝、名和宏、河津清三郎、クリスチナ・リンドバーグ

明治時代、幼い頃に刑事であった父親を目の前で殺された女・猪の鹿お蝶は、親のかたきが「猪」、「鹿」、「蝶」と関係があることだけを手がかりに、博徒の世界で生きている。
彼女の復讐物語に、反体制派の青年、イギリス美女のスパイ、日本をアヘン戦争状態にしようとする悪徳議員が入り乱れるアクションもの。

これは面白い。佳品。「猪の鹿お蝶」のイメージは、まるっきり他の映画の女博徒や「修羅雪姫」なんかとかぶるが、
池玲子だから片肌脱いでも両乳出して戦うんですよ。

風呂を襲撃されてからの、長ドス持ってえんえん数分間の全裸での立ち回りが迫力!
一見の価値アリ。

原作は、名前だけは聞いたことがある刺青師のヒトですね。
原作もぜひ読んでみたいものだが……。

ラピュタ阿佐ヶ谷でレイトショー、金曜日まで。

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【Webマンガ】DJストーム第一話完結

DJストーム第一話完結!

ここの続き。「ゲームセンターあらし」風のDJマンガ。

なんと、作中でストームがかけたDJMIXが期間限定で、MP3で聞けます。
おっさんの私は、「もしかしてこれがいわゆる『マルチメディア』ってやつ……?」などと90年代的な興奮をしてしまいました。
まだぜんぶ聞いてないけど、伊集院光のラジオで一時期、読者のハガキの中で「子供の頃、ライターやチャッカマンをいじっていたらボヤ騒ぎになってしまった」という話題が出てくるときにかかっていたBGMが、
PRODIGYの「FIRESTARTER」だということがわかりました。

確かディレクターがテクノ大好きで、そのための選曲だったんですね。
恥ずかしいことに、ハードロックだと思い込んでましたよ。
あと伊集院のラジオのジングルが妙にテクノっぽいのも、このディレクター氏がつくっているからなんだろう……というのは伊集院ファンには自明なんでしょうね。

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【映画】ゴキブリ刑事

1973年、石原プロ=東宝
監督:小谷承靖、脚本:剣持亘、原作:新岡勲
出演:渡哲也、地井武男、加賀まりこ、大門正明

暴力団を「ゴキブリ」と呼び、その犯罪の追及には容赦がないバイオレンス刑事・鳴神の活躍を描く。
明確に1971年の「ダーティハリー」の影響下にある作品。
プロット自体が似てるんだよな。

しかし意外に展開は複雑で、警察内部に黒幕がいるっぽい描写があったが、最後まで見たけどよくわからなかった……。

ブルドーザーを何台も使ったアクションシーンは、意外と言っては何だが派手で、いい意味で裏切られた。
「西部警察」の第一話なんかは、この辺のアイディアと関係があるのかもしれない。

「ミスター・タレサン」(私が勝手に命名)渡哲也のカッコよさは格別。
冒頭、朝起きた鳴神(渡哲也)が、水にインスタントコーヒーをブッ込んでがぶ飲みするところなんかはもう、シビれるね。
さらに、今のオヤジキャラからは想像もつかない、骨太だがどこかにインテリ的な線の細さを残している地井武男がいい。
また、かつて鳴神にやくざの夫を殺され、恨みが愛情に変わった加賀まりこのキャラクターも、これまた70年代節が横溢していてたまらない。

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平手の美樹ちゃん(平田の美樹ちゃん)

美樹とのこんにちわ。平田裕香の日記

>>昨年末から始まった『牧村美樹』の役作り。
>>デビルマンの原作を読んで驚きました。
>>彼女のキャラクターに、
>>原作の内容に。

マンガ「デビルマン」からのスピンアウト作品である、芝居「デビルマン  〜不動を待ちながら〜」も無事全日程が終わり、牧村美樹役の平田裕香嬢が自分のブログで原作マンガの感想を書いておられます。

……そりゃ驚くよなあ(笑)。

オタク的クソどうでもいいこととしては、私の知るかぎり、「少年マガジンコミックス」の形式で読むことがむずかしくなっている本作、いったいどのヴァージョンで読んだのかなどが気になりますが、
(あくまで印象として)おそらく、美樹役が回ってこなければ平田裕香は生涯、「デビルマン」を読むことがなかったと思われるので、たとえば「ジンメン編」とか読んでどう感じたのだろうとか思ったりした。

もっとも、芝居の方ではかなり意図的に美樹の性格を変えているフシもあるので、そのキャラ付けのギャップにも悩んだだろうとは思います。

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【演劇】デビルマン〜不動を待ちながら〜

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公式ページ

HOTROAD★TRAIN Vol.3
作: じんのひろあき、脚色・演出: 宇治川まさなり、企画: 山田とゐち、制作: OFFICE HOTROAD
於:アイピット目白

マンガ作品「デビルマン」の終盤、牧村邸にパニックに陥った人間たちが突入する直前の一夜。

牧村美樹の両親は連行され、美樹とその友人、そして不動明から「美樹を守ってくれ」と頼まれた男女数名が、籠城を余儀なくされる。

デビルマン・不動明がやってくることに唯一の望みを託して……。
その一晩の人間模様を描いた作品。

いやあ、すごく良かったですよ。
基本的に、悪魔と間違われているという状態で取り囲まれた人々が、自分が生きるために人を殺せるのか? とか、人を殺してまで自分は生きていたいのか? とか悩んだりモメたりするという内容なんだけど、
予想していたような安易なヒューマニズムにも、安易なアンチヒューマニズム(最近多いんだ、このテのが)にも走らない実に誠実な作品でした。

舞台は牧村邸での一室のみで、暗転とかはあるけど基本的に場面転換はなし。その中で1時間50分という時間を十数人の登場人物がどのように持たせ、そして原作どおりなら全員(牧村美樹までもが)死んでしまうラストになだれこむのか? を、見事に見せてくれましたね。

気合いが入っているというのか、何かこう骨を感じましたよ。

牧村美樹(平田裕香)以外はほとんど全員ダブルキャストなんですが(私が見たのは「チームデーモン」で、もうひとつが「チームサタン」)、
これならもう一方も見ていいと思いました。
たぶん役者によってかなり違うテイストになるタイプの脚本や演出ですねこれは。

惜しむらくは、「デビルマン」という題材を扱ったわりにはビックリするくらい会場が狭くて。
この内容なら、「デビルマン」という作品のヴァリューもあるのだから、3倍の会場でも入ったかもしれません。

まあ、実は平田裕香嬢見たさにチケットを取った私としては、まさか実物の彼女を3メートルくらいの距離で見られるとは思ってもいませんでしたが(笑)。

現在の政情不安などもコミにして「どう生きるか?」を考えたときに、「前向きになるしかない」ということを、安易に流れずに実にまっとうにつきつめた、ひさびさにいい作品を見せてもらったと思いましたね。

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・「ウォーB組」3月号(2006、マガジンマガジン)

グラビア&成年コミック誌。
巻頭グラビアは小林恵美[amazon]。あと相澤仁美、加藤美佳など。

野田ゆうじ「ぼくとすずなのいた夏」は、「第43話 試練」。
ケンイチの姉による平手打ち攻撃で操られた政財界の人々によって、日本は破産。
政府は経済緊急措置を決定。

一方、放火により家を失ったケンイチはすずなを探して街をあてどもなくさまよう。

また、神による審判を避けるための研究を続けていた老人(名前忘れた)は、神から「聖痕」を授けられ、自らが最期の審判をくだす存在となってしまう。

また、すずなはケンジという新しいご主人様に飼われることになる。

「ぼくとすずなのいた夏」は、もうそろそろ謎の種明かしをしてもいい頃だろう。
わかるようでわからん。面白いけどね。

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【Webマンガ】クラブDJストーム

Webマンガ:クラブDJストーム
「ゲームセンターあらし」風クラブDJマンガ。
まだ途中だけど、これは熱いぜ。

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「桃魂ユーマ」(2)

・「桃魂ユーマ」  (2)井上元伸(2006、秋田書店)[amazon]
2/20頃発売だそうです。 メモ。

1巻の感想

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アンドロイド娘。

・「週刊プレイボーイ」(2004年6/22号)掲載。
清水栄一×下口智裕
未見。

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天然美少女メカ ロボ子ちゃん!

「天然美少女メカ ロボ子ちゃん!」 清水栄一×下口智裕
・「週刊プレイボーイ」2/15号、vol.7(2005、集英社)
・「週刊プレイボーイ」9/6号、vol.36(2005、集英社)

あと何本かあるはず。
「原作/石森章太郎」と途中からクレジットがつくようになった。
メモ。

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