ハードボイルド

・「マスコミ無頼 TVスキャンダル作戦」 堂本龍策、緒方恭二(1979、日本文華社)

悪徳プロデューサーの神代五郎は、ディスコの女の子をレイプしたとされテレビ局をクビに。しかしすぐさまプロモーション会社を設立、かせいだ視聴率のぶん報酬をいただくという仕事を開始した。
視聴率のためならどんなことでもやってのける、神代五郎のテレビやくざ人生を描く。

テレビやマスコミを題材とした同時期の劇画としては、谷あくと原作、峰岸とおる作画の「マスコミ非情派」とか本作と同じ堂本、緒方コンビの「マスコミ戦士(ゲリラ)」があるが、これらが反体制的な側面を持っていたのに対し、本作はどうにもこうにも主人公が本気の悪人なので、どのエピソードもあまり後味がよくない。

なお、いちばん面白そうだった「PART2 超能力操作」の三分の一くらいのページが印刷されていない真っ白なページで、内容がさっぱりわかりませんでしたとさ。

|

・「薔薇のレクイエム」 橋本一郎、松森正(1981、サン出版)

国際警察で活躍した超・敏腕の美女が活躍するアクション劇画。
正直、内容が頭にあまり入って来なかった……。すいません。
絵は松森正なので、相当うまいです。

|

・「湯けむりスナイパー」全16巻 原作:ひじかた憂峰、作画:松森正(1999~2004、実業之日本社)

[amazon]
漫画サンデー連載。殺し屋を引退し、秘境の温泉宿・椿屋で働くことになった源さんの視点から描き出される人間模様。
その後も「湯けむりスナイパー2 花鳥風月編」として続いている(らしい。自分はまだ未読)。

2009年にテレビドラマ化され、DVD[amazon]も出ている。

しかし注目すべき(?)は、私が「ふぬけ共和国・マンガ」において、1999年の個人的マンガベストテンでまだ2巻しか出ていなかった本作を「ある意味過剰なマンガ」という文脈であげていること。

続きを読む "・「湯けむりスナイパー」全16巻 原作:ひじかた憂峰、作画:松森正(1999~2004、実業之日本社)"

|