・「夜に蠢く 欲望の迷宮編」 柳沢きみお(2009、グリーンアロー出版社)
実話誌に連載されているマンガの第4巻。
ふとしたきっかけで、それまでの生活をすべて捨て、妻子をも捨て、大出版社のニセ社長として生きることになった主人公の欲望を描く。
中年以降のきみお作品を鑑賞し始めて初心者の私。
考えたんだが、ミドル・クライシス以降の(それ以前の作品はよく知らないので)きみお作品は、ただひたすらに「日常」と「引き」だけで存在しているように思える。
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実話誌に連載されているマンガの第4巻。
ふとしたきっかけで、それまでの生活をすべて捨て、妻子をも捨て、大出版社のニセ社長として生きることになった主人公の欲望を描く。
中年以降のきみお作品を鑑賞し始めて初心者の私。
考えたんだが、ミドル・クライシス以降の(それ以前の作品はよく知らないので)きみお作品は、ただひたすらに「日常」と「引き」だけで存在しているように思える。
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大学を出て入社したてのサラリーマン、小屋川良一は、平凡な青年。
ある日、住んでいるアパートの前でものすごい美人がひき逃げされる。その美しさにみとれた小屋川は、救急隊員に思わず「知り合いだ」と偽ってしまう。
美女は記憶喪失になってしまっていた。それをいいことに、小屋川は自分を「弟だ」と言って病院と美女本人をだまし、アパートで二人暮らしをすることになる。
記憶が戻れば、いずれすべてがバレてしまう。しかし、美女の魅力にはあらがえずどうしても偽りの「姉弟」としての生活を続けたいと思ってしまう……。
まあ、そんな話です。
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たぶん週刊実話連載。以下続刊。
文房具の問屋に勤めるしがないサラリーマン、36歳は、赤ん坊が生まれたばかりだったが気分は高揚しない。
それよりも、今の常に追いつめられているような生活が一生続くことに耐え難さを感じている。
ある日、謎の男が現れる。ある大会社の社長が病死しそうだから、その代わりに社長になってくれないかというのだ。
社長が病死したら残された妻には何も残らない。このため、影武者を立てたいのだという。自分は、今の社長に瓜二つなのだ。
悩んだ末、大手出版社・紀尾出版の社長におさまった男の、贅沢だが偽りの生活が始まる……。
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週刊現代連載。表向きは大手広告代理店のさえない総務課社員・只野仁は、実は会長直属の「特命係長」として、社内外のトラブルを解決できるスゴイ男だったのだ!! という作品。
ドラマが面白いので、原作も読んでみた。ちなみに4巻まで出ているらしいが、コンビニコミックって入手しづらいんだよな。
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監督:植田尚
脚本:尾崎将也
柳沢きみおのマンガのテレビ化作品の、映画化。
大手広告代理店・電王堂の総務二課係長の只野仁は、ふだんは総務のダメ社員だが、実は会長の「特命」により会社に関係するトラブルを解決する特命係長である。
電王堂の大プロジェクトに起用されたグラビアアイドル・シルビア(秋山莉奈)が、何者かの脅迫を受ける。只野は会長からの指令で、シルビアの護衛と身辺調査をすることになる。
シルビアを脅迫しているのはだれなのか、目的は何か……。
私、今頃になってから言うのもなんだが、2003年以降に放送されているというテレビシリーズは「相棒」とともに、かなり重要作だと思っている。
が、残念ながら劇場版である本作は、テレビシリーズの映画化にありがちな「お祭り感」から脱することはできなかった。
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