・「タッチ」(1)~(17)(途中まで) あだち充(1981~85、小学館)
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双子の兄弟、上杉達也と上杉和也、そしてその幼なじみの浅倉南。三人は幼い頃から仲良く育ってきたが、思春期にさしかかりお互いを異性として意識し始める。
何をやってもまじめな優等生の和也は野球でピッチャーとして頭角を現し、母校の野球部を甲子園へ連れて行けるのは彼しかいないと言われていた。
一方、兄の達也の方は、何一つまじめにやらずフラフラしていて周囲をあきれさせる。彼もピッチャーとしての潜在能力を持っているというのに……。
甲子園が目前となったとき、あることが起こって達也は野球で南を甲子園に連れて行く、と決心する。人と争うことが嫌いな達也は、南のために初めて本気で他人と勝負する。
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