・「海月姫」(1)~(8) 東村アキコ(2008~2011、講談社)
[amazon]
「kiss」連載。
女性のオタクばかりが住むアパート「天水館」。このメンバーは全員「尼~ず」を自称し、異性やオシャレな人々とは付き合わないことをモットーとし、ニートなオタクライフを楽しんでいた。
ヒロイン・月海(つきみ)もそのメンバーであり、いちばん後輩らしい。彼女はクラゲオタクであり、少々対人恐怖、男性恐怖症のケもあるようである。
月海はある日、蔵之介という女装男子と出会う。彼は政治家の次男であり、妙に天水館を気に入って、男性嫌いのメンバーには「自分は女性である」と偽り頻繁に出入りするようになる。
その後、天水館が再開発によって取り壊されることが決定。月海たちは驚きとまどうが、それを推進しているのは蔵之介の父親であった。
蔵之介は、月海に「クラゲのように美しいドレス」をつくることができる才能があることを知り、それを売りだすことによって天水館存続のための資金を稼ごうとするのだが……。
思いきり紹介のタイミングを逃している気がするが、それがおれ流。
とりあえず、「オタクマンガとして」という切り口から感想を書いてみたい。
| 固定リンク