80年代

【雑記】・「洗脳の甘美な誘惑」

マイケル・ジャクソンが亡くなるちょっと前くらいから、たまたま聞いていたラジオでマイケル再評価的な話があって、その後残念ながらマイケルが亡くなり「THIS IS IT」が公開されたあたりから、一気にマイケル再評価的な気運が高まって行っていると思う。

実は私は「スリラー」のPVも通して見たことがないくらい、マイケルになじみがなかった人間なのだが、ヒットしているというので野次馬根性で「THIS IS IT」は見に行った。とてもよかった。
そして、漠然とマイケルと自分の、リアルタイムの接点について考えたときに、ひとつだけ思い浮かんだ作品があった。
それが、ディズニーランドで1987~1996年まで公開されていたという立体映画「キャプテンEO」である。

Michael Jackson - Captain Eo part 1 of 2

(マイケルの踊りだけ堪能したい方は後半から。)
Michael Jackson - Captain Eo part 2 of 2

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【書籍】・「青いムーブメント まったく新しい80年代史」 外山恒一(2008、彩流社)

Aoi
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九州を活動拠点とする「革命家」を称する、外山恒一の著作。
……一般的には、「都知事選に出て悪の総帥みたいな政見放送をやったスキンヘッドの青年」というイメージであろう。
本書は結論から言うと、かなり面白かった。

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【小説】・80年代頃までの「グイン・サーガ」について思ったことを

最新第122巻が刊行中の「グイン・サーガ」、待望のテレビアニメ化が決定(GIGAZAINE)

別に項目立てもしていない思いつきの当ブログ内コーナー「80年代にひたりたい!」。今回は栗本薫のヒロイック・ファンタジー小説「グイン・サーガ」がアニメ化するというので、80年代の「グイン・サーガ」について思いついたことを書いてみたい。

このシリーズの第1巻「豹頭の仮面」が刊行されたのが、1979年9月30日だという。第31巻「ヤーンの日」が89年12月刊行。
私個人は第23巻の「風のゆくえ」までは読んだ。これが85年12月刊行。

当時私は「何もすることがない」ことを理由にグインを読んでいたというひどいヤツだった。そして「まあこれくらいでやめとこう。つまらなくはないが、これは自分の望んだ物語ではない」と感じたのが「風のゆくえ」くらいまでだったのである。

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・「バナナシスターズ」 ひろもりしのぶ(1985、白夜書房)

Banana
みやすのんきがひろもりしのぶ名義でロリコンマンガ誌などに描いた作品をまとめたもの。電子出版されてるようですね。
80年代にひたりたい! と思って読んだらドンピシャの内容。

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・「ムーメイドP」 安田秀一(1986、久保書店)

Moonmaid
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ロリコン美少女マンガ短編集。
ひさしぶりに80年代にひたりたくなり、読む。

美少女が出てきて、ストーリーらしいストーリーはなく、かといってねちっこいH描写が出てくるわけではない。それが多くの80年代ロリコン美少女マンガで、本作はそのひとつ。

たぶん、今の若い人が読んでもまったくピンと来ないだろう。
実は一見地続きであるかのようなオタク受けするアニメ、ゲーム、マンガの諸要素が、80年代には(本当にそうかどうかは別にして)あたかもとつぜん出現したかのように思われていたことを、本書を読んで思い出した。
そして、それらが後続世代(とくに「萌え」を自覚した世代)に、ほとんど何のリスペクトも得ていないという現象は、私は問題だと思っているのである。

まあ、どうせそう思っているのは日本に10人くらいだろう。寂しい。

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【雑記】・おたくVS新人類

もんどり打つ『おたく史観』と『新人類史観』の相克としての『80年代論』論」
なかなか面白いです(リンク先の下の方)。

私、宮沢章夫の80年代論の本はまだ読んでないんですが、言ってることは間違ってないと思います。

(以下は、リンク先の文章とは直接関係ない、私の「連想」です)

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【アニメ】・「強殖装甲ガイバー」(1986年版)

1986年

監督:渡辺浩
脚本:伊武紋太

ごく普通の少年が、謎の組織「クロノス」から逃亡した「獣化兵」の「モルモット」により持ち去られた「ガイバー」のユニットによって、超人的な力を身に着けてしまう。そして、そのために友人や周囲の人間が次々と殺されてゆく……。
少年は、戦いを決意する。

「ガイバー」、何度もアニメ化され、なおかつそのたびに最初からやり直している印象があるのでこんがらがって手を出さないでいたが、ウィキペディアで製作順序を確認してから視聴。

アニメとしての出来はまあまあ。「戦いはこれからだ!」みたいな感じで終わっているのも仕方のないところだろう。
以下はたわごとなので、忙しい人は回避を推奨する。

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【アニメ】・「戦国魔神ゴーショーグン」(2)〜(6)(完結)

1981年
原案・構成:首藤剛志

謎のエネルギー「ビムラー」をめぐって、瞬間移動装置を搭載した移動要塞・グッドサンダーと悪の組織ドクーガの攻防を描く。

いやー面白い!! ラストまで興奮しながら観ましたよ。
では、まあ後出しジャンケンになってしまう部分もあるけど、「2007年からみたゴーショーグン」について考えてみたい。

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・「毎度おさわがせします」 畑嶺明、川尻よしひろ(1986、祥伝社)

Maido

中山美穂が下着姿になったり、伝法な口をききながら男の子ととっくみあいのケンカをしたりするドラマのマンガ化。

とにかく、この頃の川尻よしひろの描く女の子のかわいくなさはフォローのしようのないものであり、思わず「80年代は、これが当たり前じゃないんです!」と頼まれもしないことを叫びたくなる。
お話も散漫。増刷しているし、ある時期に古書店に捨て値で並んでいるのをよく見かけたが、どうしてそんなに売れたのかまったくわからない。「時代」のマジックだとしか言いようがない。

このドラマ(およびマンガ)の遠いご先祖は「アメリカン・グラフィティ」とかなんかそういうのだと思うが、なんかこういうのって、90年代に入ってからすっかりなくなったねェ。
たぶん性情報は実践的になり、本作のようにオブラートにくるむ意味はなくなったのだろう。だから今似たような作品があるとしたらもうちょっと直接的か、あるいは正反対に(わざわざこういうところから情報を摂取する必要もないので)ファンタジー色が強かったりするのかもしれない。
また、AV、成年コミックの充実もあるんだろうね。

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・「マンガ 夏・体験物語」(上)(下) 畑嶺明、わたなべ章(1986、祥伝社)

Natsutaiken

網浜直子とか志村香とかのアイドルたちが、学校の寮に住んでいてだれがだれを好きだとか初体験したいとかって言って、教師役の吉幾三などとギャーギャー取っ組み合いをしたり下着姿を視聴者に見せつけたりするドラマ(だったと思う)のマンガ化。

アイドルの子たちを、それなりに忠実に再現しようと思うあまり個々のキャラクターの区別がほとんど付かなかったり、ストーリーが散漫だったりして困る。
たまにトビラで、まつもと泉チックなのがあって泣ける(そのまつもと泉が、当時ポップでオシャレだと思われていたイラストとかにインスパイアされていろいろ描いてたんだろうけど)。

男の子側のキャラ付けもほとんどない。たとえば、海外の学園ドラマにあるような、不良、スポーツマン、オタク、お嬢様、変わり者等々といったキャラクター分けがほとんどないのである。
これは何かの注目に値するかもしれないし、このドラマに限ったことかもしれないがよくわからん。

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