80年代

【雑記】・「もうひとつの80年代追記 幻魔大戦」

【雑記】・「もうひとつの80年代」において、高橋良輔、吾妻ひでお、江口寿史、少年KINGなどについて、私の中で「もっとずっと評価されている別の歴史」がまぼろしとしてあるのだ、ということを書いた。
しかし、もうひとつ忘れていた。それが平井和正と石森(石ノ森)章太郎の「幻魔大戦」である。

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【雑記】・「もうひとつの80年代」

私の中学時代は、1980~1982年。モロに80年代前半とかぶってしまっているのである。
今まで、いろんな80年代論が出てきたが、たとえば別冊宝島「80年代の正体!」において、「はっきり言って、スカだった!」というキャッチコピーがあったが、そんなことが言えるのは、80年代にすでに大人になっていた証拠だろう。
このコピーについてもう少し解説しておくと、

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【雑記】・「80年代少年ラブコメブームの謎」

最初のオタクムーヴメントは、だいたい77~78年頃から始まる。
これは調べれば調べるほど、そう確信できる。
もちろん、前兆のようなものはあるが(「トリトン」ブームとか)、「スター・ウォーズ」、「うる星やつら」、「未来少年コナン」、「翔んだカップル(少年ラブコメの元祖的作品)」などはみんなこの時期に始まっている。翌年にはガンダムである。
で、それだけでは「単なる特殊なシュミの拡散」という話だけで終わってしまう。
実は(?)この「78年頃」を契機として、ひとつのブームが80年代初頭に花開く。
それが「少年ラブコメブーム」である。

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【アイドルソング】・「赤いスイートピーは地雷女の話か?」

ツイッターを眺めていたら、「松田聖子の『赤いスイートピーの歌詞は、男を振り回す地雷女を描いている」という書き込みがあり、「んんっ?」となった。
百歩譲って「そうとも読めるよね」という話なら、まあ……一種の「解釈遊び」なので引きさがってもいいが、もしも「本当に地雷女を描いている」と主張したいのなら、それは間違っている。

それは80年代アイドル歌謡の定番を無視した発言だ。

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【ドラマ】・「男女7人夏物語」

1986年に放送された人気恋愛ドラマ。いわゆる「トレンディドラマ」のさきがけとなった作品とも言われている。

泥酔した夜を過ごした今井良介(明石家さんま)は、朝、自分のベッドに見知らぬ女・神埼桃子(大竹しのぶ)が眠っていることを知って驚く。
二人は前の晩、酔って意気投合していたと後から聞かされるが、記憶がない。二人は顔を見合わせるなり言い合いになる。

その後、桃子は、妻のいる男性との恋にのめりこむ友人・沢田香里(賀来千香子)に新しい男を紹介しろ、と仲良し四人組のメンバーである千明(池上季実子)や美和子(小川みどり)に言われ、たまたまライターとして取材した大沢貞九郎(鶴太郎)を紹介する。
貞九郎は、偶然、良介の友人だった。これにプレイボーイの野上(奥田瑛二)を加え、女性四人、男性三人でのグループ交際のような関係が始まった。
そのメンバー内での恋模様を描いたドラマ。

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・「男坂」 1~3巻 車田正美(1984~1985、集英社)、4巻(2014、集英社)

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ケンカを通して、世の中に必要とされる人間になろうとする少年・菊川仁義と、彼を慕う不良少年たち、さらには国際的な不良少年組織との戦いを描く。
時期的には「風魔の小次郎」の後で、「聖闘士聖矢」の前であり、作者の強い思い入れとは裏腹に、当初の構想を昇華しきれずに打ち切りになってしまった作品である(そして、30年後に続編が描かれ第4巻が刊行された)。
本作は「壮大な構想にも関わらず打ち切りとなった」ということばかりがクローズアップされ、「ネタ」扱いされてきたが、今回の「続編」刊行を機会に、その魅力と80年代当時の敗因について考えてみたい。
(2014年10月20日 (月) )

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【書籍】・「ぼくたちの80年代 美少女マンガ創世記」 おおこしたかのぶ(2014、徳間書店)

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主に80年代に活躍、次代を担ったマンガ家に、当時や現在についてインタビューした本。
登場するのは、「少年誌のエロ路線」を描いていたえびはら武司、遠山光など、当時勃興した「ロリコン・美少女マンガ誌」に描いた、河本ひろし、山本直樹など、そのちょっと前の世代であるダーティー松本、サブカル・アングラ系では山野一など、非常に多岐に渡っている。
もともとエロ雑誌の中の活字ページの連載だったらしく、エロ目当てで雑誌を買った者にとっては、息ぬき的な、どちらかというと軽い内容になっている。それでも、「広義のエロマンガ」が破竹の勢いだった80年代、そしてひとつのターニングポイントになった「連続幼女誘拐殺人事件」を経てどう変わったかが各作家に質問されており、時代の空気が真空パックされた内容になっている。

私は、私の青春時代だったというだけで80年代を愛でているが、同時に「オタク黎明期」としての80年代の流れをおさえておくことは、オタク史のうえでも重要なのだとうったえ続けてきた。
まあ「重要かどうか」ということを言い出したら90年代も00年代も同じように重要なのだが、やはり「草創期」としての80年代はとても大切なのである。
というわけで、本書は80年代という時代を体感したい人には、必読の書といえる。

で、ここから先は、本書とは直接関係ない話である。

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【雑記】・「プロレス観戦的視点、あるいは80年代的視点とは」

ある本を読んでいて、「プロレス鑑賞的視点を持っていれば、オウム信者はオウムに入らなかったのではないか」というくだりがあった。
一瞬納得しかけたが、まてよ!? と思う。

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・「タッチ」(1)~(17)(途中まで) あだち充(1981~85、小学館)

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双子の兄弟、上杉達也と上杉和也、そしてその幼なじみの浅倉南。三人は幼い頃から仲良く育ってきたが、思春期にさしかかりお互いを異性として意識し始める。
何をやってもまじめな優等生の和也は野球でピッチャーとして頭角を現し、母校の野球部を甲子園へ連れて行けるのは彼しかいないと言われていた。
一方、兄の達也の方は、何一つまじめにやらずフラフラしていて周囲をあきれさせる。彼もピッチャーとしての潜在能力を持っているというのに……。
甲子園が目前となったとき、あることが起こって達也は野球で南を甲子園に連れて行く、と決心する。人と争うことが嫌いな達也は、南のために初めて本気で他人と勝負する。

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・「アリオン」全5巻 安彦良和(1980~1984、徳間書店)

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「リュウ」連載。
少年アリオンは、母デメテルと平和に暮らしていたが、ある日訪ねてきた男・ハデスにさらわれ、王であるゼウス暗殺の刺客として育てられる。
だがその暗殺に失敗し、いろいろあって父・ポセイドンの軍に加わる。
そこでもとりかえしのつかないことをしてしまい、自身の「呪われた血」に絶望しかけたとき、謎の男・黒の獅子王が現れる。

もう30年以上前の作品だと考えるとしみじみするが、半可通ながら解説してみよう。

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