【同人誌】・「と学会史」(2017、と学会)
「と学会誌」ではなく「と学会史」である。つまり25周年記念に、と学会の歴史をまとめた同人誌。
ちなみに、私は会員だったが三年くらい前に、家庭の事情で退会している。
会の内部にいたまま、と学会の書籍などに言及すると、会の「公式見解」と誤解される可能性があった。
だが、今は退会して、ずいぶん立っているからいいだろう。
本書で創立メンバーの一人、というか「トンデモ本」の提唱者の一人と言ってもいい(正確には違うらしいがそこは本書を読んで確かめてください)藤倉珊氏の文章が非常に興味深い。
「トンデモ本」や「と学会」の由来や黎明期について、それまで語ってこなかったこともかなり詳細に記述している。
これを読むと「トンデモ本」とひと言に言っても、主要メンバーの見解がそれぞれに異なっていることがわかる。
また、1995年、という「トンデモ本の世界」発行の年の前後の状況がどうだったか、どのような時代の要請で最初に「トンデモ本の世界」がベストセラーになったかも詳述してある。
広い意味でのサブカル史とも関わってくるところなので、アンチな人にも読んでほしいのだが、たぶん読まないだろうなあ。
個人的に、ここ10年くらいで、それまで当たり前だったことが簡単に忘れ去られることに驚いている。というか若い人が昔のことを知らないのは当たり前なのだ。だから常に、近い過去については語り直しが必要なのではないかと考えている。
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