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2017年2月

・「うつヌケ」 田中圭一(2017、KADOKAWA)

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文芸カドカワ、およびnoteに連載。
ふだん、あまりマンガを読まない妹も買って読んだとわざわざメールが来たから、売れているのかもしれない。
「うつ」について描いたマンガはあるが「うつを抜けた」人たちにインタビューしたというのがポイントだろう。「ツレうつ」とかもいい本だと思ってますけれども。

インタビューされた人たちの「自己流」の「治す方法」が、まあ「非・正統医療」にまで至らず、ギリギリのところで止めてあるのもポイントかな。
著者は、医者の言葉で悪化した、と言っているが、最終的には現代医療を肯定している。こういう良い意味での「ちょっと玉虫色な感じ」というのは、マンガに適しているかもしれない。

ただ、出てくる人全員「すごく仕事ができる人」なんだよね。そこが、ちょっと引っかかったけど。そりゃ好きなこと仕事にしてて、そこで肯定されれば気持ちいいよね~っていう。
「ニートだけど治りました」みたいな人が、一人欲しかった。

でも、面白い本だとは思います。

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