【アニメ映画】・「サイボーグ009VSデビルマン」
時代的には「サイボーグ009」は「ミュートスサイボーグ編」の直後、「デビルマン」は「ジンメン編」の直後という設定で、双方が共通する巨悪に立ち向かう。
お祭り映画として、とんでもなく良い出来。主要人物全員の見せ場をまんべんなくつくり、なおかつストーリーもそれなりに工夫されたものになっている。
このような企画で、これ以上のクォリティを求めるのはちょっと無理なんじゃないかと思えるほどである。
事前の宣伝としては、なんとなくどうしても原作者本人のコメントが聞ける「デビルマン」の方がまさっているような気がした。石ノ森プロが探すべきは、「アメトーーク」にも出られるような、石ノ森作品をすばやく説明でき、なおかつタレント性のある人なのではないか、などと思った。
なお、同じ話が繰り返し描かれていると言える「デビルマン」と、そうではない「009」とはちょっと違うので、「009」については章を改めて解説したい。
| 固定リンク
「映画」カテゴリの記事
- 【映画】・「ブラックパンサー」ネタバレあり(2018.03.09)
- 【社会全般】・「童貞。をプロデュース問題」(2017.08.30)
- 【映画】・「パンツの穴」(1984年)(2017.01.30)
- 【アニメ映画】・「ルパン三世 ルパンVS複製人間」(2016.05.26)
「アニメ」カテゴリの記事
- 【アニメ】・「ミスター味っ子」(2017.06.24)
- 戦争はイデオロギーで起こるかもしれないが、庶民は必ずしもイデオロギーで生きているわけではない(2017.01.20)
- 【アニメ】・「一九七三年あたりのアニメ「ルパン三世」と、その後(2016.12.12)
- 【テレビアニメ】・「ルパン三世 第二シリーズ 第108話 1979年11月5日 『哀しみの斬鉄剣』」(2016.09.22)
- 【アニメ映画】・「ルパン三世 ルパンVS複製人間」(2016.05.26)
「アクション」カテゴリの記事
- 【映画】・「ブラックパンサー」ネタバレあり(2018.03.09)
- ・「豪画沙」(下) 永井豪(2017、講談社)(2018.02.23)
- 「マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズ」(全13巻)完結、平松伸二(2000~2004年)(2018.02.20)
- 【アニメ映画】・「サイボーグ009VSデビルマン」(2015.10.21)
- ・「特命係長 只野仁ファイナル」モテ過ぎる男編 柳沢きみお(2014、ぶんか社)(2015.09.05)
「石森章太郎」カテゴリの記事
- ・「きりとばらとほしと」 石ノ森章太郎(2016.02.27)
- ・「幻魔大戦 Ribirth」(1)~(2) 七月鏡一、早瀬マサト(2015、小学館)(2016.02.01)
- サイボーグ(2015.12.14)
- 【勝手に解説】・「サイボーグ009」流れ解説(マンガのみ、その2、なぜ神か? 完結編)(2015.10.26)
- 【勝手に解説】・「サイボーグ009」流れ解説(マンガのみ、その1)(2015.10.25)