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無題

ブログも頻繁に更新しないと忘れ去られてゆくし、どんどん孤独になる。

ところで、「水曜日のダウンタウン」を楽しみに観ていて思うのは、どうやって問題をクリアしているのか、していないのか知らないが、「ちょっとくせのある素人」を、タレントとして扱うでもなく出している点。
これが異様に面白いのだ。

逆に言えば、他の番組から失われた点だ。

「クセのある素人をちょっといじる」という行為は、おそらく許可を取ってないという点ではものすごく大雑把に言って、反グローバル、反リベラルである。
こんなもん、常識に照らしてダメには決まっている。だけれども面白い。

「お笑い」の世界では、それが「くだらない」、「だれも本気で観ていない」ということで免除されてきた。

そういうようなことが、免除されなくなった。

そういうことに、気づいていない人が多すぎて、イライラする。

なんでもかんでも、「リベラル」方向に話が進めば、なんでもかんでもがんじがらめになるに決まっているではないか。
でもそれにほとんどの人が気づいていないわけでしょ?

最近のリベラル運動でイライラするのは、レギュレーションをきちんと決めようとし過ぎることだ。
「優等生が、決まりをきちんと決めましょう」という会になっている。

かといって、こういうことに徹底的に反対すれば、自分が参加できない、別のルールでがんじがらめの世界ができてしまう。
そのジレンマ。

本当にイライラする。

おわり。


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