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【雑記】・「アイスバケツチャレンジについて考える」

私はどちらかというと賛成派である。
ただし、金持ち、セレブがやる、という条件付でだ。
貧乏人まで無理してやる必要はない。

「アイスバケツチャレンジ」に関して、「セレブのお遊び」、「人脈アピール」などの批判を散見した。しかし、そもそも「募金」というのは誤解を恐れずに言えば「お遊び」の一種である。自分の生活を犠牲にしてまでやったら、それはもうチャリティーではないと思う。
「人脈アピール」というのも、的をはずした批判で、セレブというのはもともと人脈でつながっているからセレブなのだから、これは「野球選手が、野球がうまいと自慢している」と怒るのと一緒であるように思う。
たとえ、本当に人脈を自慢したい、いじましいセレブがいたとしても、大金をくれるのなら我慢してやろうではないか。

それと、もうひとつの批判として「募金の意味がズレてきて、単なるウケ狙いになってきている」というものがある。
これも疑問だ。
たとえば「タイガーマスク運動」は、本人はだれだか知らないが、とりあえず「タイガーマスクとしての自分」はアピールできるわけで、24時間テレビの募金に並ぶ人だって、芸能人に会いたいとか、イベントに参加したいという気持ちが皆無の人はいないだろう。
自分に益のないことは、当然だがしたがらないのが普通の人であって、そこに何らかのイベント性があるからこそ、動く。そのイベント性を否定し、「純粋な他人のための募金」を夢想するというのは、あまりにクソマジメすぎるというものだろう。

今回の募金に限らず、募金全体に対する批判として、「付け焼刃的な募金集めよりも、システムそのものの改変をすべき」というものがある。これも正論すぎるくらい正論で、さまざまな場面でそう言われるが、今回の「アイスバケツチャレンジ」の募金対象となっている病気は、選挙で状況を変えるには少なすぎる人数らしい。
「本当の少数意見は、選挙制度で変えられない」のは民主主義システムそのものが抱える矛盾であり、それを変えようというのも志は高いかもしれないが、あまりに壮大すぎる。

私自身が病気だったら、募金による目の前の「お金」を現実味のあるものとして受け取っているだろう。

最後に、「セレブのみがやるべき」と条件を付けたのは、こういう連鎖的な運動は最終的にグダグダになる宿命を負っているからで、ある程度、自身の「名声」を重視しているセレブたちに責任を持たせた方がいい、という私の考えからである。

ネットウロウロしていたら「秋元康がアイスバケツチャレンジに便乗したあたりからおかしくなった」という意見を読んだが、「便乗」という言い方にひっかかり検索した。秋元康は、見城徹からの指名を受けており、氷水をかぶり、募金をしたのだから「アイスバケツチャレンジ」の用件をすべて満たしており、それ自体は「便乗」でもなんでもない。
「秋元がやってるから便乗」という物言いは、あまりに軽薄すぎるというものだろう。

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