« 【雑記】・「オタク的近況、あるいは単なるじじい話」 | トップページ | ・「マーダーライセンス牙」全22巻 平松伸二(1989~1994、集英社) »

【評論とは】・「おれは思想的(?)に観る男」

ずーっと昔、つげ義春の描いた忍者マンガで、くの一忍者が敵の殿様を暗殺しようとするが捕まってしまい、改心してその殿様の妻となる。
その後、よき妻として暮らし、一子をもうける。殿様は過去の事件のことなどすっかり忘れ、いい家族が持てたと安心しきっている。
だが、すでに事件から10年近く経っているのに、くの一は暗殺の使命を忘れることはなく、密かに忍者として教育した息子と二人で殿様を打倒し、去って行く。

……というような話が、おぼろげながら、あった。

私も似たようなもので、もともと「マンガ」を理解するために、ほとんど観て来なかった映画を観ることにして、相互に影響のあるアニメや特撮などを、三十歳を過ぎてから観てきた。

その間に、「マンガ表現論」のプチブームなどもあったが、もともとの私はマンガを「思想的に」どういうものであったかを分析することを(楽しみに鑑賞する以外に)最大の目的としてきた。
映像モノは、実はそんなに得意じゃないのだった。

いわゆる「社会反映論」者で、そういうことをあーでもない、こーでもないと、漠然と楽しみに生きている。

それは、今ここでカミングアウトしておいた方がいいんじゃないかと思った。

|

« 【雑記】・「オタク的近況、あるいは単なるじじい話」 | トップページ | ・「マーダーライセンス牙」全22巻 平松伸二(1989~1994、集英社) »

オタク」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

評論とは」カテゴリの記事