【グラドル】・「グラビア自画撮り部」の衝撃
どうして #グラドル自画撮り部 を立ち上げようと思ったか(倉持由香@ グラドル自画撮り部部長) [amazon]
ツイッターをぼんやりながめていたら、「グラドル自画撮り部」なるもののメンバーが、次々と自室での水着写真などをアップしていた。
リンク先を読んでわかるとおり、「雑誌に載らないなら自分でネットに載せちゃえ!!」といういきおいでやっているらしい。
自分はこれに衝撃を受けた。たとえがよくわからないと思うが、芸能関係で言えば「あやまんJAPAN」以来の衝撃だ。
確かに、現在「グラビア冬の時代」である。
主戦場であるマンガ雑誌はAKBグループに乗っ取られ、グラビア雑誌の売れ行きもかんばしくないという。
「それなら、自分で自分を宣伝しよう、しかも自分だけではなくて大勢でやろう!」
ということらしい。
本来、グラドルのブログというのは、水着そのものの写真が出ることは、あまりない。
あっても撮影の合間に写したとかそんなものが多く、大半の話題は、食事、ネイル、飼い犬の無限ループ。
だがコアなファンでもないかぎり、飼い犬のことなんかどうでもいいわけで、とにかく水着姿が観たいわけである。
しかし一方で、あまりにバンバン、ブログにグラドルが水着を載せてしまうと、「安い」と思われる危険性もある。
写真集やDVDが売れなくなる可能性もある。
こうしたジレンマをかかえた状態がずっと続いてきたわけだが、それを一人ではなく、「みんなで突破しよう!」としたのがこの「グラドル自画撮り部」であるように思われる。
驚いたのは、言いだしっぺの倉持由香は私も名前を知っている、そこそこ有名な子で、ブログで前から自撮りをしていたことも知っていたが、そのほか、ぜんぜん名前を知らない子もかなりかわいいのである。
「売れないから、ワンランク下げたことをやっている」という感じが、しない。
さらに驚いたのが、小松彩夏、佐山彩香、岸明日香などの、「別に自撮りでアピールしなくてもいいだろ」というランクのグラドルも参入しているということ。
小松彩夏は実写版セーラームーンに出ていた人ですよ。おぼえてます?
確かに、イマドキの子にとっては自撮りをネット上に流すなど朝飯前だから、「面白そうだからやろう」となってもおかしくない。また、ブログで突然「自室で水着で撮影しました」となると「さすがに安売りでは……」と思えるランクの子でも、「面白い遊びに参加しました」という流れなら自然になる。
まあ素人の子なら、水着姿や、場合によってはヌード画像をネット上で披露することなど昔からあったのだろうけど、グラドルのような「プロ」が集団で「参戦」するようなことはなかった。
今後、盛り上がったら盛り上がったでいろんな問題が出て来そうな感じもするのだが、ひさびさに(正確には2009年以来)、4~5年ぶりにグラビアをめぐる状況で「面白い」と思えることに出会えた。
(過去のテキスト)
【雑記】・「グラビアアイドルについて、適当に。」(2009/01/07)
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