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【言葉のあや】・「おれも沸点は低い方だ、だが流している」

この項の続き。

このエントリでは、私が実際にトークライブなどで「そりゃ違うんじゃないか?」と、2秒くらい思ったことを羅列します。
だが、それは「だからけしからん」というのではなく、流れて行くコトバ、しかも本題ではないモノ言いってのは、そんなものだ、ということです。
忘れろ忘れろ。

・(オタク系イベントやマイナーお笑いライブにおいて)
「休みの日によくこんなところに来ますね(笑)。他に行くところないんですか?」
ロフトプラスワン系のオタク・サブカルイベントのマクラなんて、たいていこんな感じ。
お客への信頼感からこそ、出て来る言葉で、これがまず基本形。
まさか、この段階で腹を立てる者はいないだろう。

・(オタク系のイベントの紹介文にて)「アシスタントは、キミたちが一生かかっても知り合えない、女性タレントのだれだれさんだ。」
某オタク評論家のイベントのチラシより。「オタクはみんな仲間」と言いつつ、こうやってちょいちょい「おれとおまえらの立場の差」を認識させるのがあの人のやり方だったなぁ。ちなみに、会ったことありません。

・(ある、オタクにも支持者が多いミュージシャンのライブにて)「なんだおい、今日めがねかけた男ばっかりだな。おまえら、早く童貞捨てろよ!!」
この人は雑誌のコラムで、「ライブで女性客が少ないとあからさまにテンションが下がる」と公言しており、自分は大人げなくも聞き流すことができず、二度とこの人のライブには行っていない(笑)。だが、こんな放言してもついてくるファンがいるんだから、それはそれでいい。

・(ある、オタク系クラブイベントに参加したことのあるDJが、ファッションに気を遣わない男性客に対して)
「そういう人たちがダサい間に、一緒にクラブに来てる女の子たちはどんどんおしゃれでカッコいいやつに取られて抱かれてしまうのだから、男たちはもう少しファッションに気を遣うべき」
まあ、正論は正論なんだが、もともとこのクラブイベントは「クラブに行きにくい人のために、もう少し敷居の低いものを」として企画されたものらしいので、そこでまた「持つ者と持たざる者」を分けてしまうような発言はどうかと思った。っていうかこういうこと言われちゃうと、「敷居が低そうだから行ってみよう」と思った自分がバカに思えて来るよね。

・(メイドカフェ、メイドバーなどについて、あるお客さんが)
「メイドバーの女の子って、カッコいい男性客が来るとそいつとばっかり話して、他のイケてない客はその光景に抗議するでもなく黙って酒飲んでる。あれなんとかした方がいいんじゃないか?」
これも、「メイドバーなるものにはぜったい近づかないようにしよう」と思わせたコメントだった。「わざわざ足を運んでおいて疎外された気分になる」という点においては、パシリムイベントの「おまえらにはわかるのか」発言に近いと思う。
でも、こういうのって日常茶飯事のような気がするよ。
要は、他人が押しつけて来る優越感ゲーム、劣等感ゲームに巻き込まれないようにすることが寛容で、状況自体は似たようなことがいつでも起こりえる、ってこと。

・(あるサブカル系ライターがトークライブにて)
「フリーだとアパートの部屋もスムーズに借りられない。××屋の店員が、すんなりアパート借りられて、なんでおれがダメなんだ、と思う」
これぞ言葉のあや、だろう。テレビで言ったりしたらまずいが、あまりにもオタクとジャンル違いの職種なのでこう言われて傷つく××屋の人も少なかろう(職種はややこしくなるので、伏せます)。

ジェンダー関連の発言で思い出すのは、確か小泉純一郎が総理の頃、ハンセン病患者の裁判のときに、
「男だったらやらなければ、と思い決断した」
とテレビで発言したら、フェミ系の女性評論家が電話出演で「男だから、ってどういう意味ですか? 女性だったら決断しない、ってことですか?」と噛みついたことが思い出される。

この女性評論家は、「銭形平次」の歌詞にもきちんと抗議をしたのでしょうね?

何度も書いているが、楽しい楽しいオタクのつどいで、「男はどう、女はどう」って線引きするのは、私もよくないとは思いますよ。シラケるもん。

でも、それを糾弾するのは別のフェーズではないかという気がする。

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