【映画】・「私的2012年映画ベストテン」
1位「アベンジャーズ」
2位「宇宙人ポール」
3位「バトルシップ」
4位「ダークナイト ライジング」
5位「アウトレイジビヨンド」
6位「ロボジー」
7位「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」
8位「ウルトラマンサーガ」
9位「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」
10位「おおかみこどもの雨と雪」
11位「のぼうの城」
今年も個人的には全体的に不作だったかな……。
でも「アベンジャーズ」が観れたからいいかな、って感じで。
ひらめいたのは、日本で「大人のヒーローもの、アクションもの」をやるなら、「後退戦」、「撤退戦」の方が圧倒的にリアリティがあるということ。
その話をここで書きたくて、11位の「のぼうの城」まで書きました。
「フォーゼ」、「MOVIE大戦」とかはお祭りでいいんです。あとギャバンとかもね。
そういう映画は、どんな時代にもぜったいに絶やしてはいけない。
そこは強調しときます。
でも自分で観ていて、リアリティを感じ、なおかつ勇気をもらえるのは「撤退戦」とか「もともと勝負にならない状況でのプライド」を描いたような映画なんですよ。
「アウトレイジ」って、1作目からヤクザ社会のモラル低下の話ですよね。
「親殺しはヤクザでぜったいのタブーなのに、やるからリアリティがない」って感想があったけど、それはぜんぜんそうじゃない。作品世界内に「かつてあったらしい仁義」が、不景気によってグズグズになってしまっている状態で、欲望むき出しの人間が殺し合うという映画でしょ。
で、「ビヨンド」では、大友(たけし)はいいかげん身を引きたがっている。戦っても勝つ目がない、だけど戦うというところにリアリティがある。
構造は「仁義なき戦い」と同じっちゃあ同じですが、たけしが身を引きたがっているところを、かつぎ出されてしまって、手ゴマにされてしまって、じゃあどう動くのか、っていうところが違う。
「のぼうの城」も、時代性をねらったのかどうかわかりませんが、撤退戦(正確には違いますが)の話。それを謎めいた、ユーモラスな主君と、それについていく武将たちを通して、悲壮感なく描いている。
「ウルトラマンサーガ」の序盤も、勝ち目がないけど、子供たちを守るために女の子たちが戦っている。オトナがいっさい出て来ないのも、その世界内としてはリアルに感じます。
特攻精神みたいな感じじゃなく、どっかにユーモアとプライドを残しつつ、そういった「不利な戦い」を描けるかどうか、が今後、いろんなことの焦点になっていくのでは、と。
以下、昨年の個人的にヒドすぎる映画群です。
・「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」
なんにも面白くない。無。シアターN渋谷で、みうらじゅんのコメンタリー入りで上映したそうだが、そういうこと自体に腹が立つ。つまらんものはつまらん。
・「モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦」
「ひょうきん族か!!」と思うほどヒドい映画だったが、まあ観た方が悪いねこれは。
・「伏 鉄砲娘の捕物帳」
なんだかぜんぜん意味がわからない。謎。もう忘れたい。
殿堂入り
「トーナメント」
逆に劇場で観てよかった。「ガチか八百長か」をすべて無視して、「四角いジャングル」的なフェイクドキュメンタリーの、かるがると「下を」くぐってリリースされた、インチキ格闘技映画。
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