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【雑記】・「定点雑記20111215」

気が付いたら、前回の更新から10日以上、経っていた。
ビックリしたのは、「絆」の件。

2011年を表す漢字は「絆」に決定 - 第2位以降も震災の色濃く

・その1
ツイッターで「絆」で検索したら、批判の嵐だったんですよ。
まあ、ツイッターというもの自体が、心のゴミ捨て場みたいな、そんなもんなんだろうとは思うけどね。

だけど、国全体としては国民の、いろんなものに対する不信感はかなり決定的なものじゃないかと思ったね。
それともう一つは、やはりツイッター特有の現象だと思いたいけど、ネガティヴな心理の方が可視化されてるということ。
さらに、みんなどこかに仮想敵を求めてるよね。

それが、すごい不穏な感じで、イヤだ。

あと、「絆」に話を戻すと、あんなもの、なんの権威もないわけじゃん。
「流行語大賞」もそうだけど。
どうせいろんなしがらみがあって当然だし、怒るだけエネルギーの無駄だと思いますけどね。

「絆」にしようと「災」にしようと、文字の意味は同じでしょ。
今年は大震災を抜きには考えられない年なんだから。
それを、ポジティヴに「絆」の方にしよう、という意図がはたらいたんなら、それでいいじゃないかと思う。

・その2
あと、「マンガの背景問題」ね。
全容は読んでないけど、江口先生がしくったのはマンガ家の名指しで批判しちゃったからでしょ。
それは確実にあるとは思うけど。
後のことは、それぞれのプロが自分の信念でやればいい、ってだけなんですよ。

あんまり縦社会で窮屈なのもどうかとは思うけど、ネットって押井守の「コピーのコピー」発言に対する反発にしろ、同じ世界にいたらとても言わないだろうな、っていう批判が下の世代から飛び交うのが、なんか悲しいんですよ。
もしも、実際押井監督が知り合いの距離で、批判に反発を感じたとしても、「まあしょうがない人だな」っつって苦笑して終わってたと思うんですよ。

それでトミノさんが何かメチャクチャなことを言っても「さすがトミノさん」みたいンなって。
メチャクチャ度だったらトミノ監督の方が上でしょ?

江口先生だって、そんじょそこらの人じゃないんですよ。でももう若い世代は忘れちゃってるんだよな。それが哀しい。ひたすらに。

私が、そういうネット上の放言でいちばん違和感を感じたのは、「いいとも」のプロデューサーだった横沢さんのエッセイだけでしたよ。
確かジャニーズの子が、舞台で箸を左手に持っていた、って批判していたアレ。

横沢さんっつったら、「お笑いイコール寄席芸」っていうイメージを、徹底的に破壊した張本人でしょう。
私の半可通な知識で恐縮ですが、欧米直輸入的な笑いを求めた「ゲバゲバ90分」とも、「関東の寄席芸っぽさ」を多分に残した「やじうま寄席」や「大正テレビ寄席」とも違った感じで「ザ・マンザイ」や「ひょうきん族」や「笑ってる場合ですよ!」があったわけで。

それが、トシ取ってから伝統がどうのって、変節がひどすぎると思ったんです。
もっとも、ここ二十年くらいの横沢さんの気持ちの変遷は知りませんでしたけど。何かあったのかもしれないけどね。

江口・押井は、横沢さんと比べて、発言そのものが過去とそう大幅にブレているわけじゃないんで。

上の人に基本的なリスペクトがない、という点ではオタク界はまんま、大学の文系サークルのノリだなあ、と思いました。
繰り返すけど、名指ししなけりゃあんな騒ぎにならなかったとも思うけどね。

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