・「デビルマン対ゲッターロボ」 永井豪(2010、秋田書店)
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恐竜帝国とデーモンが攻めてきたところを、ゲッターチームと不動明が迎え撃つ。
表紙のデビルマンの肌の色が、緑だ。「マジンガーZ対デビルマン」などの、かつての劇場用アニメを意識しているのか? と考えてはみたんだけれど、画像検索してもデビルマンの肌の色って、マニアならぬ身にはよくわからないんですよね。
でも肌色に近いものもあるから、やっぱり劇場アニメ版的なスペシャルな感じを出したかったのかも。
内容は、このまま本当にアニメ化してもいいんじゃないかっていう楽しさでした。
ここでまた、カルト人気の高いマンガ版「ゲッターロボ」に、いったいどの程度、石川賢ではなく永井豪がからんでいるのか? という問題が浮上してくるのですが(「やっぱり「ゲッター」なら石川賢だよな、的な意見が多いかもしれない)、私はここ十年くらいの永井豪の魅力は「能天気さ」だと思っているので、この作品は大いに気に入りました。
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