・「いちご100%」(4)~(6) 河下水希(2003、集英社)
もともと、真中と東城、西野の三角関係が完璧すぎて、そこに第三の女の子の入り込む余地はなかった。だけど連載が長期化するに当たってのハーレム化は避けられず、西野が後退して北大路を投入した、ってことなのかなあと勝手に考えてみた。
5巻から登場する真中の幼なじみ・南戸唯に至ってはさらに、別にハーレムものを充実させる以上の存在ではないと思ってしまうし……。ということで、自分の「いちご100%熱」はだいぶ下がってしまっていたことを再認識した。
しかしそれでも、4巻の終わり、合宿の回で、東城綾がナンパな若者にからまれて、強く拒絶したら「性格ブス」って言われて、怒るどころか真中との関係のギクシャクさに思いが行って自虐のどん底に行ってしまうシーンは、泣けるなあ。
人見知りには超泣けるシーンだと思う。
【参考】
HPによく書いていた頃の感想! かなり昔だ!!
・1巻の感想
↓自画自賛するが、これはなかなかいい感想だ。
・2巻の感想
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