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2010年5月

【イベント】・「トンデモ本大賞2010」6/12(土)日本橋劇場

今年も開催されます!!

※チケット完売いたしました。当日券の販売はありません。

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【雑記】・「私にとって創作とは2」

下記のエントリ、タイトルは「創作とは?」とやや大上段に構えているのに、過去に自分が書いた駄文の紹介で終わってしまっている。

これは、最初構えて書き始めたのだが自分の書いたものの内容をすっかり忘れていて、再読したらけっこう気に入ってしまって一時的にどうでもよくなってしまったからだ。

そりゃ自分の書いたものなんだから、自分が面白くて当たり前なんだが、これがまぁ他の人にはウケないんだよね。
完全に忘れてしまってから自分の作品を読むということは他人のものを読むのと同じで、それで面白いと思うのだから私はまったく同じものを別の人が書いてそれを読んでも、面白いと思うはずなんですよ。
でも自分が書くとなぜかウケないんだよね。
で、仕切り直し。

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【雑記】・「自分にとって創作とは」

【感動自作小説】・「栗太郎とひょっとこ姫」第1回 作:新田五郎

いやあ~、2007年末に自分が書いた小説とも言えぬシロモノですが、内容をすっかり忘れていて今読むと、けっこう面白いですよ!!

なんでこんな昔の東映バイオレンス映画みたいになったのかは今となっては謎ですが(笑)。

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【ポエム】・「ああ、マライヤ・キャリーってジョジョ第三部に出てくるババアね」

ヨーグルトそうめん 出たぞ!
ヨーグルトそうめん 出たぞ!

安いぞ 安いぞ 100円!
安いぞ 安いぞ 100円!

「わたし、もう一個買っちゃお~かしら」

ヨーグルトそうめん、新発売!!

……という架空の昭和CM(しかも平日の午前中に異様に何回も何回も流れるヤツ)は
いいとしてですね

この地球は どうなっとるんですばい!
ともだコチン!!(パクリじゃありません)

はやらせようぜ
ともだコチン

ともだちの 股間をにぎって ともだコチン

ウコンの力も たいしたもんじゃ
おれに全力を出させるとはな……。

「くつの底にガムがひっついてる人は、今日はラッキーデー!!」
ホントだ、だってこのガム、おいしいもん!!

パクパク

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・「いちご100%」(11)~(19)(完結) 河下水希(2004~2005、集英社)

[amazon]
週刊少年ジャンプ連載。
途中までおっぽり出していたのを、最後まで読む。

……あー、うーん……こうなりましたか。

うーん……。
って感じ。

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・「SとM」(13)~(17) 村生ミオ(2009~2010、日本文芸社)

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週刊漫画ゴラク連載。
この頃には当初の話は一段落し、特別に表記はないが「第二部」に移行している。
おお、第二部の方が、より無理やりになったぶん面白いぞ!!
まあ、この面白さを得るためには単行本を12巻まで読まないといけないんだけどね。

ところで、読んだマンガの感想をいちいちこのブログに書いていたら、イベントで話すことがなくなっちゃうんじゃないかと思っているあなた、そんなことはないのでぜひ来てね!!

・「SとM」(1)~(12) 村生ミオ(2005~2008、日本文芸社)

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・「SとM」(1)~(12) 村生ミオ(2005~2008、日本文芸社)

[amazon]
週刊漫画ゴラク連載。
高校時代、「ま」っすぐ、「ま」じめな性格だから「M男」と呼ばれてきた戸田誠は、今では上司の妻をめとり、一児をもうけて平穏に暮らしているサラリーマンだ。
ある日、出席した高校の同窓会で、彼は「す」きもので「さ」せ子だから「S子」とあだ名のついていた同級生・天海早織とソックリの美しい娘、沙耶に出会う。
沙耶は誠を誘惑するが、その意図は「母を殺した」誠に復讐するためであった……というエロティック・サスペンス。

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・「大市民 番外編 Clasic Garage」 柳沢きみお(1994、双葉社)

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「大市民」の主人公・山形鐘一郎のオジ、片岡は古い車の販売と修理をやっている。そんな彼と、古い車を愛する人たちとの交流を一話完結で描く。

「へー、『大市民』に番外編なんてあるのか」と思って気軽に購入し、後でクラシック・カーうんちくのマンガだと気づいて「ゲッ」と思ってしまった。
私には古い車に対する愛着など、1ミリもないからである。

しかし、読んでいくとなかなか面白い。毎回テーマとなる車とその特性に、さまざまな人々をからませるのがうまいんですよね。「亡き父は自分を本当に愛していたのか」を確かめるために、かつて父が乗っていた車を探し続ける男の話「第4話 ロータス・エリート」なんて泣けてしまいましたよ。
子供にストレートに愛情を表現することが苦手な父親、というのがある時期まで確実にいたんだ、ということを思い出せてくれる。

さて、本作は片手間に描いたものかと思うとさにあらず、実は作者が最も気合いを入れて描き、単行本化するのを待ち望んだ作品であったという。
あとがきには、以下のように書いてある。

「もう100巻以上になる私の単行本の中で 一番単行本化になることを夢見、願い真剣に取り組んだ一冊なのです。今までの私の本の中で、一番大切なる一冊なのです。」

自分の、しかも大変に金のかかるクラシックカー趣味と、自分の仕事が融合したということは作者にとって感無量だったのだろう。

ちなみに、本編の山形鐘一郎は「四人の妻がいる」という設定になっているが、これはもしかしたら作者が車を四台保有していた頃の「たとえ」なのではないか? と思う。
細かいことを言えば山形は別個にクラシック・カーも持っているわけだが、作者が描いているときの気分は金のかかる四台の車が常に念頭にあったに違いない。

それにしても、この手の車はとにかく高いらしい。これだけ景気の悪い昨今、「クラシック・カーを売買する」ということはどんどんマンガのテーマにはなりにくくなっていく気がしてしまう……。

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【イベント】・「新田五郎のぶっとびマンガ大作戦・出張版第4回~『オヤジマンガ百花繚乱!!』」

【イベント】・「新田五郎のぶっとびマンガ大作戦・出張版第4回~『オヤジマンガ百花繚乱!!』」

諸般の事情で延期されていたイベントを、仕切り直しで開催!!

 不況でだれもが元気がない今日この頃。今回は、不倫、大言壮語、ご都合主義、オッパイ、拳銃、料理、愛人契約、ネオン街、偶然大金を拾う、偶然社長になるなど、オヤジたちの欲望を満たしてきたジャンルを「オヤジマンガ」と総称して見ていきます。ゲストに漫画感想サイト管理人であり「ダ・ヴィンチ」などにマンガレビューを執筆している芝田隆広氏をお迎えし、おっさん世代の脂ぎったエネルギーについて考察してみたいと思います!

出演:新田五郎
ゲスト:芝田隆広氏(ライター、漫画感想サイト「OHP」管理人)
「OHP」

OHP+

日時:平成22年6月19日(土)
Open13:50/Start14:10
#昼イベントです
場所:ムーブ町屋 ハイビジョンルーム

荒川区荒川7-50-9センターまちや
地下鉄千代田線・町屋駅0番出口より徒歩1分
京成線・町屋駅より 徒歩1分
都電町屋駅より 徒歩1分
料金:¥2,000(当日券のみ)

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【映画】・「矢島美容室 THE MOVIE~夢をつかまネバダ~」

監督:中島信也
脚本:遠藤察男

テレビのバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から生まれた音楽ユニット「矢島美容室」結成までを描いた作品。

アメリカのネバダに住むマーガレット(木梨憲武)は、夫の徳次郎とともに美容室を経営し、夫と二人の娘・ナオミ(DJ OZMA)とストロベリー(貴明)とともに幸せに暮らしていた。ところがある日、徳次郎が家出してしまう。
そのことから起こる騒動を、笑いと涙をまじえてミュージカルっぽく描く。

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【小説】・「神は沈黙せず」 山本弘(2003、角川書店)

[amazon]
「神は存在するのか? するとしたら、なぜ人間に矛盾した干渉をしてくるのか?」ということをテーマにした長編SF小説。

読むのが遅れて本当にすいません(だれにあやまっているのか?)、買ってからずいぶん時間が経ってしまったんですが、私としては「神テーマ」であることと、「超常現象におけるハイストレンジネス事例」を盛り込んでいるということで、ちょっと逃げていた感はあったんですね。

いや、いざ読んでみたら面白かったことは間違いないんですが。

なお、あらすじはどこか別のところで参照してね。
そして、以下は自分語りにすぎないのですが。

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【雑記】・「ミドルエイジ・クライシスまっただ中ということを説明しよう」

……と、往年の自己啓発雑誌「ビッグ・トゥモロウ」風に初めてみた……と思って、今でも出てるのかと思ったら、

・賢い人たちがやっている 苦労しないで「お金を増やすテクニック」 ・ちょっとしたアイデアから 大金を手にした人たちの「賢いやり方」 ・サラリーマンのための週末起業講座 ラクに月50万円稼ぐ方法

などなど、かなり即物的な内容になってきた。不況ですなあ……。

とにかく、自分はミドルエイジ・クライシスを迎えている。そういうことは正直に書こう!
正直に書いて、支持を集めよう。

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【雑記】・「自分の体験を自分の体験として取り戻す」

自分の立ち位置、確認シリーズ。
私は古いタイプのオタクなので、いわゆる「属性」概念が「遊び」以上にシリアスに流通してしまうことには懸念を覚える。
「属性」論者は、それが「属性にすぎないからこそ」、それで自由に遊べるのだと言うかもしれないが、私個人は、「属性」概念を発展させていくと、「自分自身の生きざま」との乖離が激しくなりすぎて、消化不良を起こしてしまうのではないかと考えている。

ま、そういう懸念そのものが、「物語」に多大に依拠していると言われればそれまでなのだが。

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【雑記】・ 「どうする!? どうなる? 都条例」に参加してきました

会場は満員。立ち見が出るほどでした。
人々の関心の高さをうかがわせます。

こちらにレポがあります。
2010-05-17 「どうする!?どうなる?都条例-非実在青少年とケータイ規制」参加レポ(赤い世界)

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・「大市民」(9)~(10)(完結) 柳沢きみお(1996~97、双葉社)

[amazon]
「人生は一度きり、だから楽しむんだ」をモットーとした小説家・山形鐘一郎の自由な生きざまや考え方をとりとめもなく描く作品。
ひとまず完結したが、微妙に名前を変えて確か現在も続いているはず。

8巻の感想で、「魔法がとけかけてきたか」と書いたが、そんなに大きくレベルダウンすることなく、そのまま最終回まで行った印象。トータルではじゅうぶん楽しめた(時事問題や芸能界批判などはぜんぶ読み飛ばしてしまったが)。

食に関するうんちくが、独特で面白い。とくにビール。9巻、10巻だったかその前だったか忘れたが、キリンラガービールの「生」が発売されたことに対する山形先生の当惑がものすごく面白かったし、「歯をみがいてから飲むビールはうまい」なんていうのはほとんど、パチンコやパチスロで言うところの「オカルト」だと思うのだが、それでもやっぱり面白い。

この「大市民」というマンガの形式は、たぶん当時はほとんどなかったもので、基本的に一話完結で、なおかつエッセイとドラマの中間になっていることも、特筆すべきだろう。
ヒトの話を聞くと、この後、世相に的はずれな批判をするばかりのタイヘンな作品になっていってしまうようだが、私に精神的余裕があればそこもいずれ確認したい。

8巻の感想

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【雑記】・「いろいろあって、心の平安が得られない」

前回の日記を書いた翌日だか翌々日だかに、さらなる悪いことがあった。

話したくない人間と、電話で話さなければならなかった。

どぶの水に浸かっているような気分になり、一日以上経った今でも気分が悪い。

話は変わる。

未来によって、過去が書き換えられていく。
最近、それを感じる。

たとえば、簡単なところで言えば、もし明治10年あたりに日本が列強に占領されていたら、坂本竜馬ってあそこまで人気が出たか?
やはり「まずまず、明治維新ってこうならざるを得なかっただろうなー」というコンセンサスが得られているからこそ、今でも竜馬って人気があるのだと思う。

また話は変わる。
愚痴を言う大人は、本当に醜い。カッコ悪い。
だから、最近はネット上に愚痴を書くのをやめていた。

でも、あまりにも気分が悪いのでこうして愚痴を書いている。

本当に生きているのが辛いなー。
まあ、たいていの人は私よりハートが強いので、乗り切れると思います。
がんばってください。

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【雑記】・「二度と心の平安が得られなくなった。」

この文章は、医療関係者全員に向けたものではないし、私がメチャクチャ言っているのは自覚しているのでそこをわかっていただきたい。
なお、どんどん話はそれて絶望方向へ行く予定である。

だれだったか、「年をとるほど医者に行くのがイヤになる。なぜなら、医者が自分より年下になるから。年下の人間にあれこれ指導されるのがイヤだから」とエッセイに書いていた。

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【イベント再始動】・「新田五郎のぶっとびマンガ大作戦・出張版第4回~『オヤジマンガ百花繚乱!!』」

【イベント】・「新田五郎のぶっとびマンガ大作戦・出張版第4回~『オヤジマンガ百花繚乱!!』」

諸般の事情で延期されていたイベントを、仕切り直しで開催!!

 不況でだれもが元気がない今日この頃。今回は、不倫、大言壮語、ご都合主義、オッパイ、拳銃、料理、愛人契約、ネオン街、偶然大金を拾う、偶然社長になるなど、オヤジたちの欲望を満たしてきたジャンルを「オヤジマンガ」と総称して見ていきます。ゲストに漫画感想サイト管理人であり「ダ・ヴィンチ」などにマンガレビューを執筆している芝田隆広氏をお迎えし、おっさん世代の脂ぎったエネルギーについて考察してみたいと思います!

出演:新田五郎
ゲスト:芝田隆広氏(ライター、漫画感想サイト「OHP」管理人)
「OHP」

OHP+

日時:平成22年6月19日(土)
Open13:50/Start14:10
#昼イベントです
場所:ムーブ町屋 ハイビジョンルーム

荒川区荒川7-50-9センターまちや
地下鉄千代田線・町屋駅0番出口より徒歩1分
京成線・町屋駅より 徒歩1分
都電町屋駅より 徒歩1分
料金:¥2,000(当日券のみ)

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【告知】5月17日夜6時半~9時(予定)「どうする!? どうなる? 都条例」 於:豊島公会堂(800人ホール)。

http://twitter.com/honeyhoney13
【告知】5月17日夜6時半~9時(予定)「どうする!? どうなる? 都条例」 於:豊島公会堂(800人ホール)。
翌日18日は都議会総務委員会です。少しでもお時間ある方は、どうぞいらしてください。
新しい情報や実証的なデータを示していく予定です。
#hijitsuzai 13分前 webから

5月17日(月)夜、豊島公会堂で予定している大規模集会、開始は6時半からということにしました。
翌、18日には都議会総務委員会が予定されています。ここに向けて確実に声を伝えたいと思っています。
みなさん、可能な限りいらしてください。数が必要です。
#hijitsuzai 12分前 webから

今回の集会では、できるだけ実証的な話をつなげて行きたいと思っています。
たとえば、<みんなホントに「条文を誤解」してるの?><書店やコンビニには、エロ本が氾濫してるの?>
<同人誌の表現って、「野放し」なの?><携帯には一切規制はないの?>
#hijitsuzai 11分前 webから

(続き)<「PTAは規制に賛成」って本当なの?><海外で「日本は児童ポルノ大国」って言われてるってホント?>
<パブリックコメントの中身はどううだった?><マスコミの報道は正しいの?><今度の改正案って、憲法違反にならないの?>
#hijitsuzai 10分前 webから

… 等の話をつないでいき、最後に、作家さんやマンガ家さんたちから発言してもらいたいと思っています。
出演者は決まりしだいお知らせします。これが6月議会に向けての大きな山になると思います。
5月17日夜6時半~9時(予定) 於:豊島公会堂(800人)。 #hijitsuzai

【関連】
非実在青少年とケータイ規制をテーマに公開シンポジウム開催(アニメ!アニメ!)

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・「大市民」(8) 柳沢きみお(1995、双葉社)

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「人生を楽しむ」をモットーとした小説家・山形鐘一郎の自由な生きざまや考え方をとりとめもなく描く、無理やり分類するならエッセイ・コミック。
ここまで楽しませてもらってきたが、さすがにこの8巻あたりで魔法がとけ始めてきた感がなきにしもあらず……。

「英語を習う意味がわからない」、「写真家は技術家であって芸術家ではない」というのは暴論を通り越してムチャクチャだろう。

文明批判も底が浅すぎる。
山形先生に限らず、「日本が再び貧しくなったら、義理や人情が復活するのでは」と唱えるエッセイストや評論家は少なくない。
実際そうかもしれない。しかし、そこに至るまでには大混乱と、犯罪と、豊かな時代には考えられないシステムの脱臼が重なるだろう。そんなことを唱えている自由業者や、子供、老人などの弱者から先に社会からはじき飛ばされてしまうだろう。
人々の義理・人情が再び芽吹くとしたら、きっとその後ですよ。

本作が描かれたのは1995年。まだ「バブル後の混乱」はあっても「格差社会」といった言葉や実感はなかった時代だ。
15年を経て、「日本は貧しくなれば義理人情が戻るのではないか」と思っている人が望んだとおりの世界になりつつありますよ。
さてどうなるのかねえ……。

1~7巻の感想

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・「いちご100%」(9)~(10) 河下水希(2004、集英社)

[amazon]
週刊少年ジャンプ連載。
3巻あたりまでを絶賛していた私だったが、このあたりでそろそろ魔法がとけ始めている感も……。
お話としては「女の子との精神的距離が縮まりそうで縮まらない」、「初体験できそうなところで邪魔が入る」の繰り返し。
細かいところでは、文化祭の出し物での部費争奪戦に勝っても負けても、それが物語に何も反映されないことにガッカリしてしまったし、新キャラはますます出ても出なくてもいいやつらばかりになっている。

私はやはり、この作者の作風はハーレムものには向かないと思う。真中と東城の不器用な関係に、神秘的美少女の西野が奇跡的にからんでくる、その関係性がやはりいちばん面白かった。キャラクターを1からつくりあげてそれらをからませるというスリルがあったのだが……。

8巻の感想

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・「いちご100%」(8) 河下水希(2003、集英社)

[amazon]
週刊少年ジャンプ連載。
誕生日プレゼント、合宿で迷って小さな小屋で二人きりになって裸で暖めあう、肝試し、と「その手のマンガ」のエピソードを順調にこなしているという感じ。
ここまで読んできて、「河下水希にハーレムものは向かないんじゃないか?」と思い始めてる。

7巻の感想

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・「いちご100%」(7) 河下水希(2003、集英社)

[amazon]
週刊少年ジャンプ連載。
出た! 私のいちばん嫌いなタイプのキャラ、外村美鈴(真中の悪友・外村の妹)。美少女で歯に衣着せぬ毒舌を言うタイプ。人が傷ついてもなんとも思わない。
あ、いちおう断わっておくけど「こういう女が嫌い」なんじゃなくて、「こういう人間が嫌い」なんです私は!

それに最も近いのが涼宮ハルヒで、私はハルヒを1ミリもかわいいと思えないという自分を知った瞬間、現役の萌えヲタから脱落したと思っています。
で、調べてみるとライトノベルの「涼宮ハルヒの憂鬱」が刊行されたのが、この7巻が出たのと同じ2003年。どっちが先かは「いちご」の連載号数がわからないので調べられないが、まあそういう時代の息吹が感じられるかも。

いやいや、これってあながちうがった意見ではなくて、そもそもこの「外村美鈴」っていう美少女が新キャラとして登場する理由がイマイチわからないんだよね。考えられるとしたら、お話が硬直化したときのトリックスター的役割なんだが……。
ただ男のそういう役割としてはすでに天地っていうキャラがいる。後は真中の映像作家としての部分を掘り下げるために出したか。でもそれだって、外村にできない役割でもないし……。

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・「いちご100%」(4)~(6) 河下水希(2003、集英社)

[amazon]
週刊少年ジャンプ連載。
基本設定に関しては、ずいぶん前に私が書いた1巻の感想を参考にしてください。

さて、ひさしぶりに続きを読んだけど、当時から思っていたがやはり北大路さつきは、西野つかさがいるなら別にいらないんだよなあ。すごく魅力的なキャラクターだけど。

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・「大市民」(1)~(7)(この後もまだ続くよ) 柳沢きみお(1992~1995、双葉社)

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小説家の山形鐘一郎が、日々うまいものを食ったり、ビールやワインを飲んだり、時に時事ネタや自分の人生哲学についてエッセイ風に言及してみたりする作品。その根底にあるのは「人生を楽しむ」という姿勢にある。

微妙にタイトルを変えながら続いている、人気シリーズである。

私はこの頃のこの作品は、わりと好きだ。おそらく山形の思想・行動原理は作者と限りなく同じだと思われるが、そこをあえて実録風にせず、フィクション性をまぶしてあるのが奥ゆかしいというか、「自分自身」を強く打ち出してキャラクター化した小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」と好対照をなしていると言える。

で、「わりと好き」ということを前提に、7巻まで読んだ時点で、ヤボを承知で本作に関して疑問を提示してみたい。

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【雑記】・「アメリカでアニソンイベントを開催した男」

アメリカでアニソンイベントを開催した男(デイリーポータルZ)
わーいキムラケイサクさんが載ってるぞー。
後で読もう。

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【雑記】・「自分の低エネルギーな80年代後半~90年代初頭回顧」

『ロスジェネ』第4号 大澤・杉田対談の1(我々少数派)

『ロスジェネ』第4号 大澤・杉田対談の1(の2)(我々少数派)

『ロスジェネ』第4号 大澤・杉田対談の1(の3)(我々少数派)

この文章の「1」の後半に、80年代後半から90年代初頭くらいまでの浅羽通明の影響力について書いてある。
全体通して興味深い文章だが、個人的には私が社会評論とか思想系の本に強い興味を持っていたのって90年代初頭までだから、その頃のことに個人的に思いをはせてしまうのだ。

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