« 【映画】・「ディア・ドクター」と「空気人形」 | トップページ | ・「エスパー魔美」(1) 藤子・F・不二雄(2009、小学館) »

【雑記】・「『エスパー魔美』読んでて思い出した」

藤子・F・不二雄大全集の「エスパー魔美」を読んでいて思い出したこと。
実は、自分はアニメ版の「エスパー魔美」をほとんど観てない。

ちょうど大学に入って、「アニメとかそういうのはもう卒業しよう」と思っていた矢先に番組が始まった、というのがもっとも大きい理由だが、それ以外にも、
「魔美と高畑くんとのラブコメチックな関係性を、OPとかEDのアニメで明示しすぎる」
というのが、気恥かしくて観られなかったという理由もあった。

単なる個人的な理由ですけどね。

・その1
原作(少なくとも全集の2巻まで)では、魔美はもっと子供っぽくて高畑くんを相談相手としか考えてないし、高畑くんも魔美個人が大好き、ってわけでもないじゃない。
1巻収録の「魔女・魔美?」というエピソードで、高畑君はのぞき魔ではないかと疑われている魔美に、自分だけは信じているという意志表示をするんだけど、それが好きな子、好きだって意識していなくても異性として気になる子に対する感じじゃないんだよ。あくまでも親友に対する感じ。

ラブコメというのは基本的に、両者のつかず離れずの関係性がルーティンに繰り返されたりするものだけど、魔美と高畑くんの関係は、(少なくとも2巻までは)通常のラブコメの、もう一歩か二歩手前のところの関係なんだよね。

それが好きだったし、それが(本編ではなくて、主題歌とかOPアニメの感じとかで)グッと本来のラブコメに近くなると、なんだか無性に観ていて照れくさくなってしまったことを思い出した。

そしてまた、原作版の魔美と高畑くんのような関係性は、マンガやアニメでももう二度と描かれることはないのだろうなと思う。

・その2
もうひとつ、ラブコメで思い出すのが旧作の方の「ヤッターマン」。ラブコメの「つかず離れず」状態は、「お互いが素直になれない」、「いい感じになるとケンカになってしまう」みたいなことによって保たれるんだけれども、「ヤッターマン」のガンちゃんとアイちゃんって、最初っから相思相愛なんだよね。

この間、再放送を観ていて笑ってしまったのが、確か爆風かなんかで、ヤッターマン1号が吹き飛ばされて2号の上に乗っかってしまうんですよ。で、普通のラブコメの関係性だと「何すんのよ、エッチ!!」ってアイちゃんがガンちゃんを張り飛ばしたりするのが普通でしょう。

でも、そのシチュエーションのとき、1号が「アイちゃん……好きだ!!」って言うんですよ。そうすると2号が頬を赤らめて「……私も……」って言うの。

ガンちゃんアイちゃんは変身前に、夜の繁華街をうろついていてオモッチャマに苦言を呈されるというシーンも別のエピソードであるから、設定年齢は13歳くらい、ってことになってるけど実際は恒常的にセックスしてるカップルの関係性に近いんだよね。

どうでもいい話だけど。そういうのもシャレてるなと思って。

|

« 【映画】・「ディア・ドクター」と「空気人形」 | トップページ | ・「エスパー魔美」(1) 藤子・F・不二雄(2009、小学館) »

アニメ」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

評論とは」カテゴリの記事