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・「オバケのQ太郎」(2) 藤子・F・不二雄大全集(2009、小学館)

Obaq02
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「でもさびしくないの。」
「わしは王さまだ。それくらいがまんできなくてどうする。」

「ネプチャ王子」より。

全集の第2巻。
オバQが異国の王様に「死んだ息子ソックリ!」と言われて騒動が起こる「ネプチャ王子」、その続編「ナイババと四人の盗賊」、私が子供の頃読んで大好きだった、お金をいくらでも使っていいことになる「むだづかいしよう」、作者の8ミリ好きがわかる「8ミリ超大作」、結婚しておおっぴらにラーメンが食べられなくなった小池さんにラーメンを食べさせようとする「あこがれのラーメン」、人情でホロリとさせる「うそつきはだれだ」、平家の落ち武者が現代社会に現れる「ゆうれい村」などが印象的。

まとめて読むと、いかに毎回の趣向をこらしていたかがわかる。
前から思っていたが、おそらく石森章太郎が描いているであろうサブキャラの魅力も、旧オバQでは大いに貢献している。

1巻の感想

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