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・「餓狼伝」(20)~(23) 夢枕獏、板垣恵介(2007~2009、講談社)

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イブニング連載。
北辰館の全日本空手道オープントーナメントは、顔面打撃、関節技、投げ技、寝技を解禁、着衣の有無まで無制限という総合格闘技に近いルールとなり、広く門戸を開放。他流派の空手はもちろん、古流武術やプロレスまでが参戦することとなった……というのがここのところの流れだった。

私の場合、「読めば確実に面白いものはかえって読まない」という妙なクセがあるため長らく感想を書かないでいたが、まあ読んだら実際、本当に面白いんだよ。

難を言えば、マンガ版オリジナルの若手レスラー、鞍馬彦一の役割がちょっとグダグダだったかなと。あと伝統派空手のおじさん(神山徹)は、「試合後も空手をやめない」っていう描写が欲しかったかな。

それと、松尾象山のエキシビジョンマッチは、ちょっとマンガとしてノープランでしたね。まあいざ自分で考えてみようと思うとむずかしいけどね。

19巻の感想

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