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・「アオイホノオ」(2) 島本和彦(2009、小学館)

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1980年代初め、大作家芸術大学に入学した焔燃(ほのお・もゆる)が、さまざまな同世代の才能とめぐり合いながらマンガ家を目指していく……という話になる……と思う。

第2巻を読んで、もしかして作者は梶原一騎原作の「男の星座」のような「虚実皮膜感」を出そうとしているのかな、と思い始めた。
だって、たぶん「焔燃」の生活って、当時の作者とイコールじゃないわけでしょ。本当に映写機とか持っていたわけじゃないでしょ?(持っていたのかな?)

それにしても、「石森章太郎のマンガ家入門」に「絵の描き方がくわしく描いてない」って、「マンガ家入門」そのもののページを掲載して主人公が叫ぶとは思っていなかったよ!!

確かに、大筋として詳しいマンガの「絵」の描き方が載っていた入門書は当時少なかったとは思うんだけどさ、「続マンガ家入門」にも載っていなかったっけ? 絵の描き方。

それと、「めぞん一刻」新連載時に、本当にあんな電車の中吊り広告があったの? それも知らなかった。マンガ雑誌が必死に広告打つのって、下り坂になって以降だと思い込んでいたからなあ。

確かに、私も「めぞん一刻」ってギャグが少なくて驚いたんだよな。そして2巻くらいで読むのをやめた(笑)。

そういう、同時代の感じ方の違いも面白い。まあ、そこはオッサンの楽しみ方だけど。

焔燃の私生活に話を戻す。
私も島本作品を読みまくっているわけではないんだが、燃とトン子さんとの関係性って、「炎の転校生」の伊吹と女の先生(すいません名前忘れました)との関係を思い出すよね。
明らかに高嶺の花の年上の女性に恋してあがいてしまうという……この辺のことは実際になんかあったんですかね?

トン子さんの存在って、この物語の中ではわりと不自然じゃないですか? 普通、あんなに女性の先輩と常に一緒にいないでしょ? 学生時代。そうでもないんですかね?
80年当時ではどうだったのかな。この頃の男子大学生の、上下関係の意外な厳しさは本作でよくわかるんだけど、それはあくまでホモソーシャル的なものであって女子は関係なかったのか?

個人的に、女の先輩とつきあってるやつ、いつも疑問だったんだよな(笑)。いつ頃から敬語とろうとか、なんかそういうのあんの?
ま、どうでもいいか!!

1巻の感想

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