・「ふぐマン」(1) 徳弘正也(2009、集英社)
スーパージャンプ連載。
緊張しすぎて美人と話ができない(つまりつきあうこともできない)ことに悩む科学者・竹田虎ノ助は、友人の遺伝生物学者によって、「虎の遺伝子」を取り込むことを考える。
そうすれば、虎のように勇猛な性格になれるのではないかと考えたのだ。
しかし、間違って「虎の遺伝子」ではなく「虎ふぐの遺伝子」を注入されてしまう。
タイガーマンになるつもりが、「ふぐマン」になってしまった!
このために、虎ノ助は美人と話ができるようになる代わりに、射精するとふぐの毒が出るようになってしまう。
つまり、女性とセックスすると相手が死んでしまう可能性が出てきてしまったのだ!!
正直、雑誌新連載のときの電車の中吊り広告を観てもどんなマンガだかまったく想像がつかなかったのだが、読んでみると非常に面白い。
おそらく、男女の仲をさまたげる要素として「ふぐの毒」という着想が浮かんだのではないかと思う。
このマンガ、人気出なかったら日本のマンガ界はもう終わりだ!!
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