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【映画】・「デス・レース」

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監督・製作・原案・脚本 : ポール・W・S・アンダーソン

近未来、全世界で放映される、刑務所内での何でもありの死のレースに参加させられるハメになった、元レーサーの男の戦い。

結論。50点。

とにかく説明不足で、心理描写としても「あれっ?」と思うところが多々。
レースシーンも、カット割りが早いのと変な、マシン自体がブレるような効果が多用されていて目がチカチカし、眠くなってくる(私は、あまりに動きの早すぎるCGを観ると眠くなってくる。どの程度CGかどうかはわからんが、確実に使っているだろう)。

いちばんの問題点は、刑務所の悪徳女社長が、デスレースのルールを勝手に変えすぎること。これによって、「いちおうさだめられたルール」内で、いかに主人公がせまりくる難題をやり過ごしていくか、という興味の大半はグダグダになってしまう。
ネタバレになってもいいと思うから書くが、ナビ役の女囚まで実は邪魔をしていたというのはあきらかに蛇足。

それと、ライバルの黒人選手(?)が、自分の仲間はばんばんぶっとばしているのに、途中からいいヤツキャラになっているのにも違和感。

別にこういう映画だから、テーマを深めろとかは言わないが、世界全体が未曾有の不景気でヒドイことになっているから刑務所が民間経営に、そして営利目的のために囚人たちを使った残酷ショーを……という基本設定が、単なるレースのお膳立てにすぎなくなってしまっている。

ほんのちょっとのセリフやシーンで世界観を感じさせられることを、していない。

ポール・W・S・アンダーソンは、「モータル・コンバット」や「バイオハザード」はわりときらいじゃない映画だし、製作として関わったという「DOA」は好きな方なんだが、「エイリアンVSプレデター」なんかはダメダメだった。

何度も注意深く書いておくが、何のテーマ性のないアクション映画があってもいいとは思う。が、本作は面白そうな要素をつぶして回っているような印象があった。だから点数を付けるとするなら、50点。

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