« 【アニメ映画】・「WALL・E/ウォーリー」 | トップページ | 【音声】・「ふぬけ共和国ボイス」 »

・「コブラ」(18)(完結) 寺沢武一(1985、集英社)

やっと読み終わった「コブラ」(まあ、その後も続くけど)。

前の巻の続き。意外と言っては失礼だがなかなか面白い、ファンタジーというよりどっちかというとSF的なオチだった。で、そのままジャンプ誌上では完結(しているはず)。

「リターン コブラの巻」は、書きおろし。SF的趣向はほぼまったくなく、ひたすらにコブラのスーパーヒーロー性を讃える内容。アーマロイドレディも出てこないし。いつでも続きはできるよ、って感じで。

そして、巻末。ここまで手塚治虫以外は「イメージとしてのいい女」に感想を書いてもらっていたが、最終巻はだれになるのか……?

それは、

アシスタントの鹿田せい子さん!!(だれだ!? だれなんだ!?)

いや確かに、写真を観ると大人っぽい美人なんだけどね。どういう経緯での起用なのか……。
たぶん編集部でも評判の美人だったりなんかしたのだろう。

ちなみに、「鹿田せい子」で検索したらひとつは知り合いのHPでした。

友情・努力・勝利と私 '70年代ジャンプ・コミックス【巻末解説】の全貌を追え!

ホント、これら70年代のタレントによる解説、よくわからなかったよなぁ。
本人が書いているとはとても思えないものが多かったし。
それが、いつの間にか読者からのファンレターに変わり、
今ではそれもなくなった。

70~80年代ジャンプ、確かに神がかってすごい雑誌だったけど、
どこかにダサさ、泥臭さも残していて、この「巻末解説」はその泥臭さのひとつのように感じる。
まあ、機械的に単行本つくるよりもひと手間多くかかってるわけだけども。

あと、毎回のタイトルに「~の巻」って付けるのも、もう70年代からすでにダサいセンスだった。
今後は、そういう70~80年代ジャンプの、「泥臭いセンス」にも目を向けていくべきなのだろうな。

「コブラ」の話に戻すと、
そういうのとは裏腹に、寺沢武一のセンスの良さはすごすぎる。
というか、こういう作品と、鼻水とかキンタマとかが主体のギャグマンガ(もちろんそれがいいんだけど)が同居していたということ、そのものが奇跡だったんだね。

|

« 【アニメ映画】・「WALL・E/ウォーリー」 | トップページ | 【音声】・「ふぬけ共和国ボイス」 »

マンガ単行本」カテゴリの記事

SF」カテゴリの記事