【雑記】・「素人参加番組がなつかしい。」
なぜ視聴者参加番組は減ったのか。(空気を読まない中杜カズサ)
おっしゃることはいちいちもっともだとは思うんです。
で、つけくわえるとすれば、「素人」が中途半端にテレビ的なお約束を覚えてしまったからじゃないか、とは思っています。
とくにクイズ番組やバラエティなどでは。
「元気が出るテレビ」のDVDを観て思ったのは、「素人の素人らしさ」だったりしましたからね。
ただ、「素人参加番組が盛んだった頃の仕込み」と、現在のそういう人たちの違いにまでなるとわかりませんけどね。
いまだに、午後6時代の、ニュース番組の間に入るドキュメンタリー、あれは盛んですから、
視聴者参加番組が減ったというよりも、ああいうドキュメンタリー番組の方に移ってきているという面もあるんじゃないでしょうか。
それと、「素人をいじったり育てたりする達人」と言えば、欽ちゃんですよ。
現状のネットでの80年代からの流れを語る中で、欽ちゃんが抜け落ちるのは仕方ないんですけどね……。たけし、タモリ、さんまと比べて、欽ちゃんは明確に第一線からリタイヤしましたから。
だけれども、素人いじりのキング・オブ・キングスといえば欽ちゃんですよ!!
そして、それも素人が素人らしくなくなってから、神通力が薄れてしまった印象があります。
今の欽ちゃんがお年寄りを相手にすることが多いのは、お年寄りにはまだ「昔の素人」に対する方法論が通用するからでしょうね。
あと思うのが、今まで「素人で面白いヤツ」の役割を、一発芸の得意な若手芸人などが担ってしまっている部分もあると思います。同じレベルの笑いを起こすのなら、業界のしきたりがわかっている人間の方がだんぜん使いやすいでしょうからね。
で、それ以上に「素人で面白いヤツ」を探そうとすると、「あらびき団」がせいぜいギリギリで、それより先は根本敬とか地下イベントの領域になってしまう。
そういえば「はるな愛」が、もともとタレントだ、って知ったときは私の中で小さな魔法がとけました(笑)。
「妙にあややのあてぶりがうまいバーのママ」じゃなかったのね。それなら「ごきげんよう」にも出るよなあ。
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