【映画】・「アフタースクール」
監督:内田けんじ
臨月の女性を放置して失踪したサラリーマン。彼の中学時代の同級生で今でもつきあいのある中学教師は、探偵から失踪した男のいどころをつきとめることに協力させられる。
男の失踪の目的は。探偵はだれのために彼を探しているのか?
いやこれは参った。これは傑作。
(以下、ネタバレ全開で。これから観ようと思う人は、絶対に読まないように。)
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監督:内田けんじ
臨月の女性を放置して失踪したサラリーマン。彼の中学時代の同級生で今でもつきあいのある中学教師は、探偵から失踪した男のいどころをつきとめることに協力させられる。
男の失踪の目的は。探偵はだれのために彼を探しているのか?
いやこれは参った。これは傑作。
(以下、ネタバレ全開で。これから観ようと思う人は、絶対に読まないように。)
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女と酒に目が無いお気楽議員が、大富豪の女性にそそのかされてアフガニスタンからのソ連撤退のため、裏ワザを使ってアフガンへの武器供与をもくろむ。実話をもとにした物語。
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人間……それは野に咲く彼岸花。
ということで、あの無料配布マンガ週刊誌「コミック・ガンボ」に連載されていた、芸能噂系四コマが単行本になりました!!
ガンボは、途中まではわざわざもらいに行ってたんですが、私の通勤時間やルートと離れちゃって、だんだん疎遠になったと思ったら休刊になっちゃった。
だから、まとめて読めるのは嬉しい。
で、本作をひと言で言うならば、「初めてナンシー関っぽくない、芸能ゴシップを楽しむフォーマットが生まれた」というところかな……?
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ショックドキュメンタリーシリーズ!!
「お茶碗をさかさにした部分にごはんを盛っては、いけない!!」
ババーン
お茶碗をさかさにした部分にごはんを盛っても、ちょっとしか盛れないんですよ。だからしちゃいけないんです。
異議アリ!!!!!
さっそうと手を上げたのは、クラス委員の上昇志向くんです。
「盛っちゃいけない、ってワケじゃないでしょう。それくらい小食の人もいるかもしれないし。あなたみたいな人が、悪い意味での『空気』をつくり出すんですよ!!」
そこに屈強な警備員二人が登場。ガッシと上昇志向君の両腕を掴んで、独居房に連れ戻そうとします。
「待ってくれ! おれはルパンじゃなァ~い!!」
でも、だれも信じてはくれませんでした。
彼の天動説を信じたおかげで、この国の天文学は100年は遅れたといいます。
その罪は重い。
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監督・脚本・主演:シルベスタ・スタローン
タイの田舎で、蛇を取っては売って暮らしているジョン・ランボー。そこに、ボランティア団体の女性が現れる。軍事政権下で陰惨な状況が続いているミャンマーに、医療品を届けたいというのだ。
最初は「そんなことをしても何も変わらない」と思うランボーだが、しぶしぶ彼らを送り届けることに。
しかし、サラたちは軍に拉致されてしまう。傭兵たちと彼らを救出するために目的地に向かうランボーだったが……。
これはねえ……今のところ、私の中では今年のベストワン。と言わざるを得ない。
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「ごくせんは不良を讃えるな」 和田秀樹さんがコラムで異論
最初、大和田秀樹かと思ったらそんなわけなくて、和田秀樹っていう精神科医がいる、ってことね。
で、この記事を読んだ感想は「いいなァ~精神科医って何でも言えて」ってことぐらいだよ。
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「人間はそんなに複雑なことを考えない」と書いた矢先に矛盾することを書くけど、
あまりに単純なところに何でもかんでもおとしこむのも、どうもね。
だんだんうんざりしてきた。
たとえばホラーっていうの? スプラッタっていうの? まあ戦争映画でもいいけど。
そういう残虐描写が、果たして良識派への強烈なアンチテーゼになりうるのかというと、
ホントのことを言ったら、
微妙でしょう。
ミヤザキ事件以前ならいざ知らず。
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今回は、いつものポエムではなく雨の音を聞きながら、書斎で巨乳の美人秘書にお茶を入れてもらいながら(お茶うけは、油そばです)
自作のポエムの方法についての解説です。
これ読んで、パクって賞取った人がいたら、たけざおの先端にカッターナイフを取り付けた手製の武器で殺(や)りにゆきます。
なんてね!!!!!
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ギャグマンガの単行本を読んでいて思うこと。
「つまらんオマケページは、ない方がマシ!!」
とくに担当編集者の出たがり性を満足させるような企画は、いっさいいりません。
もう死ぬほどガックリ来るよ。
アシスタントが1ページずつマンガを描くとか、知り合いの作家のお祝いイラストなんかはいいと思うんだけどね。
文字の記事は、いらないわー。
読むのが面倒だし、いざ読んでもたいして面白くないことが多いから。
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ほとんど「小池一夫一人マガジン」みたいな感じの雑誌が休刊。
個人的には、旧作を雑誌形式で読めるというのが嬉しかった。「牙走り」っていう名作を知ることができたのもこの雑誌だし。
また、「御用牙」のかみそり半蔵のその後を追った「レイザー」や、丹下左膳の青春期(?)を描いた「キャットディフェンス」など、面白いマンガも多かった。
それと、時代劇マンガの旗手・もりもと崇が確か「鳴渡雷神於新全伝」を連載したりしていたはず。
「手塚治虫マガジン」とかも個人的には好きだったけど終わっちゃったし、こういう「大御所メインのマンガ雑誌」ってまたやってほしいんですけどねえ。
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監督;宮繁之
脚本:大川俊道
「ルパン三世」40周年記念のOVA。
(以下のあらすじは記憶だけで書くので、間違ってたらスイマセン。)
にせもののルパンばかりが現れる日本。どれもが容姿はルパンそっくりだが、本物のルパンにはほど遠いケチな野郎ばかり。中には万引きで捕まるルパンすら現れる始末。
そんな中、ラーメン屋でバイトしている青年・ヤスオは、偶然ルパン風の緑のジャケットとワルサーP38を手に入れ、自身も「ルパン三世」としての人生を歩み出す。
厳重な警備体制によって守られている謎の宝石「アイスキューブ」を盗み出すことを考えたヤスオに、「面白いことをやるのがルパンだ。本物かニセモノかは関係ない」と、次元と五右衛門が味方する。そして不二子までもが……。
もちろん、ニセモノのルパンがあふれかえる中、本物のルパンが現れることを確信した銭形も帰国。
そして、「おれを越えることができるのか?」と、ヤスオの前に本物のルパンが立ちふさがる。
以下、ネタバレあり。
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監督:ケヴィン・リマ
ディズニー映画。冒頭はアニメーション。おとぎの国みたいなアンダレーシアで森の動物たちと幸せに暮らすジゼル姫。
彼女は、エドワード王子(いわゆる典型的な王子様)にひと目ぼれ。すぐに結婚したいと思う。
しかし、王子様の継母にして魔女・ナレッサの魔法により、現代のニューヨークへと飛ばされてしまう。ここからは実写映画となる。
そこで弁護士のロバートと出会ったジゼルは、自分の信じる「永遠の愛」と、離婚歴がありリアリストであるロバートの考える「愛」との違いにとまどうのだが……。
ずーっと前に、「感想を書く」と言ってほっぽっておいたので、今書きます。もうとっくに公開は終わってると思うけど。
以下、ネタバレ全開で。
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以下のイベントを観に行っていました。
公式ページ。
日程 5月17日(土)
会場:新宿ロフトプラスワン
伊勢田監督とは、「すべてを一人で、なおかつ独自すぎる工程で行ってアニメをつくったり」、「大学の後輩を出演させて、特撮ドラマを十数本も撮ってしまう」という人物です。
くわしくはニコニコ動画などを観てください。
今までは、比較的小規模のスペースで作品を上映していたのが、今回ロフトプラスワンというそれまでより大きなところでの(たぶん)初イベントとなったわけです。
とにかくスタッフの配慮が行き届いていて、自主制作映像のネックである「音声が聞き取りにくい」ということはわざわざ全作品の編集部分に字幕を付けることでクリヤし、
さらにはロフトプラスワンの桟敷席の部分にもスクリーンを設置。会場の入って右側の方の席の人でも観やすいようにするなど、「映像制作集団のやるイベント」のこだわりを感じるものになっていましたね。
伊勢田作品自体は、オタク・アミーゴスでも過去何本も取り上げられた経緯があり、
自分としては伊勢田作品の「紹介の仕方」、「取り上げ方」についていろいろと思いをはせていたんですが、
たとえば最近伊勢田アニメを知って衝撃を受けたという竹熊さん(今回のゲストでもあった)とオタアミの伊勢田評価の微妙な違いなどについて考えながらミクシィを観ていたら、
そんな高度なレベルじゃない書き込み(それ以前の話)がありました。
まあ要するに「お客として観に行ったけどぜんぜん面白くなかった」ってキレている人がいたんですね。
それについて、以下に思うところを書いてみたいと思います。
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なぜ視聴者参加番組は減ったのか。(空気を読まない中杜カズサ)
おっしゃることはいちいちもっともだとは思うんです。
で、つけくわえるとすれば、「素人」が中途半端にテレビ的なお約束を覚えてしまったからじゃないか、とは思っています。
とくにクイズ番組やバラエティなどでは。
「元気が出るテレビ」のDVDを観て思ったのは、「素人の素人らしさ」だったりしましたからね。
ただ、「素人参加番組が盛んだった頃の仕込み」と、現在のそういう人たちの違いにまでなるとわかりませんけどね。
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思ったところを補足、追記。
まず、誤解を受けるかなと思って強調しておきますが、私は呉智英はものすごく優れたレビュアーだと思っています。
それと、言葉が足りなかったので補足しますが、
マンガ評論は必ずしも芸術的、あるいは高踏的な作品ばかりを取り上げていたのではありません。
というか、逆に「IKKIやビームに載っているマンガしか読まない」というマンガ評論家なんていない、という方が正しいでしょう。
この点は、「こじゃれた、何かを語っているようで語ってない、蓮見重彦フォロワー」を、町山智浩氏がほぼ絶対的な仮想敵として「あちら/こちら」あるいは「やつら/我々」という対立構造として認識し、その図式が成立し得る、日本の映画評論界などとは違うところです。
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矢野健太郎のたわごとblog
矢野健太郎先生がブログを開設。
矢野先生には、「HP上の作品リストをぜったい完成させる!!」と言いつつぜんぜん進んでいないので、非常に申し訳ないと思っております……(いつかぜったい完成させます!!)。
先生は、ガンダム関係の仕事をされているもよう。
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今日は私の誕生日!
パパが、お寿司をごちそうしてくれるんだって!
でも、出されたのは、
しおむすびの上にタラコが乗った謎の食べ物……。
っていうかおむすび……。
私はそれを食べた。
そうすると景色が変わって、
自分の家ではなく、
いつの間にか自分はトラックがジャリを積んでいるところにいた。
そこでは、なべおさみが洗面器に泥水をすくって飲んでいた。
「なにやってるんですか?」
「観りゃわかるだろ。家計簿つけてんの」
そこに、ものすごく長い髪をひきずって、
漢字の「自」という文字がやってきた。
「自」は、王子様とキスをすると、
もとの姿に戻れるのだという。
そういうわけで、火野正平が「自」のケツを、
フライパンで思いっきりたたいた。
すると、テレビの中のみのもんたが、
頭から血を噴き出して倒れた。
でも、番組はそのまま進行していた。
それを観てぼくは、
「テレビの世界なんて、代わりはいくらでもいるんだなあ」
と、思った。
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青少年SFファン活動小史(Library of Mr.N)
60年代のSFファンの活動史。オタク史を考えるときは、70年代半ばを基点とすることが多いのだが(その点には異論はない)、60年代にすでに大雑把に言えば似たような動きがあったことは念頭においておいてソンはないだろう。非常に貴重な記録である。
「第二世代」、「第三世代」などのくくりがあることなども興味深い。
いつだったか「ふぬけ共和国」でリンクしていたんだが、いつの間にかリンク切れになっていたのでこちらに貼りなおすことにする。
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書評を読んでそれについて感想を書くと面倒なことになるので読むまいと思っていたが、けっきょくいくつか読んでしまった。
で、やっぱり気になったことをいくつか。
以下は、該当著作の内容ではなく、それを読んだ人の感想について、私がリンクもせずに思ったことを書くということです。
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倉科遼問題。
それは、だれもあまり問題にしてないが恐ろしい問題である。
過去にも何回か問題にしてきたが、どうせブログの過去ログなんてみんな読みやしないだろうから、繰り返し書くことにする。
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バラエティが腐らせたテレビ スポンサーはそっぽを向く芸能評論家の肥留間正明氏に聞く
テレビはいつも「ダメ」な存在であるらしい。「テレビはダメになった」と、だれかに言ってもらいたい人が、常に一定量存在しているのだ。
上記のインタビューを要約してみる(カッコ内は、私の疑問)。
・テレビがバラエティをダメにした。吉本興業の席巻により、大阪の安い番組づくりを模倣したものが増えている
(本当にそうなのか? わからん。)
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またネットウロウロばなし。
BLについて書かれたムックで、森川嘉一郎が、要約すると、
「アニメ絵のエロゲーは、『男性のための』エロス表現ではなく、『オタクのための』エロス表現である。それは、やおいが『女性のためのエロス表現』ではなく、『腐女子のためのエロス表現』であることと対応するのでは」
ということを書いているらしい。
全体の文章を読んでないので本当はこういう一部分だけで感想を書いてはいけないんだけど、ひまだから書きます。
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映画「マトリックス」ではないが、私も含めた一般人は、数百メートル地下に埋め込まれて電飾をチカチカさせている巨大コンピュータにだまされているのである。
その巨大コンピュータの最大の発明が「インターネット的」な「中心のない世界観」である。巨大コンピュータが自身の目くらましのために、そういう概念をバラまいているのである。
しかも、まったくのデタラメではないから問題は複雑だ。
まあ、そんなことはどうでもいい。忘れろ。忘れるんだ。
というわけで、今日のテーマは「オタクの韜晦」である。
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Tシャツ・ラブ・サミット vol.11
科学技術館
5/03(土) 05/04(日)
(3日)11:30-18:30 (4日)11:00-17:30
入場 300円(2日間フリーパス)
「面白漫画倶楽部」でも絶賛活躍中の「エレクチオンナウ!」が金曜スペシャルとしてUMATシャツを売っているはずです。
それと、リンク先観たら、若手芸人いっぱい出るね!!
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