【雑記】・「今のマンガはつまらないか」
このテキストをアップしてから、自分が以前「最近のマンガはつまらない」と書いたことと、矛盾していると感じる人がいるかもしれないと思うのでフォロー的に書いておく。
結論から言うと、あのエントリ消しちゃったんだよね。あまりに異論・反論が多くて。
でも「音楽とマンガの違い」を書くのも、自分で自分が卑怯な気もした。「時代」をエンタメが何らかのかたちで反映するのなら、どのジャンルでも似たような潮流になっていなくてはおかしいからだ。
私は、最近あまり新譜を聞いていないがそれは基本的に、前述のとおり自分のトシのせいだと思っている。
でも、マンガはやっぱりあまり面白くないと思っている。
まあまあ、話を聞きなさい。
個人的な理由として、「音楽」とか「歌詞」っていうのは状況を描写するだけで結論がなくてもいいと思っている。
快楽なら快楽を、そのまま描けばいい。
しかし、「物語」には何らかの結論が出されなければいけないと思っている。広く取れば音楽も物語だけど、別に歌詞に起承転結は絶対必要なわけじゃないでしょ。
で、最近出される「物語」の結論が多くの場合、気に食わないということに「最近のマンガがつまらないと思う」という自分の感覚は、帰結する。
あくまで自分の感覚だから、他人に共感はもとめない。
しかも、「マンガ」というジャンルには特殊事情があって、長編作品を主流とするため、物語の「結論」が出るまで時間がかかりすぎる、というのがある。
さらに、「長編になること」に基本フォーマットがない。あっても、時代時代ですぐに変わってしまう。
結果的に長時間つき合わされることになる。それが面倒。
自分が現在、リアルタイムで映画を観ているのは、どんなにつまらない映画でも2時間我慢すれば終わるからである。
それと、これは前にも書いたかもしれないけど量が多すぎる。量が多すぎて、本当に自分が求める作品を選ぶことができない。読む前から膨満感がある。
この辺は、ここ数年のテレビアニメも同じ。数が多すぎたり、リアルタイム視聴するには無理なものが多すぎて(テレビ神奈川やケーブルテレビを観ることができない)観る前からその気がなくなる。
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