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【テレビ】・「テレビ・オブ・ザ・イヤー2007」ほか

「クイック・ジャパン」Vol.76では放送作家が決める、お笑い・バラエティ寄りの「テレビ・オブ・ザ・イヤー」という企画をやっていた。もう三回もやってんだね。ぜんぜん知らなかった。

なんで読んだかというと、2、3のブログでボロクソにけなされていたからかえって読みたくなっちゃって(笑)。

で、いくつか面白いところはあると思うんですよ。でもこれ……むずかしいですよね。覆面座談会にした方がもっともっと面白くなったと思うけど、覆面だとみんな読まないかもなあ。

ずーっと前、「このミステリーはすごい!」でも覆面座談会をやってたけど、確か数年でなくなっちゃったんだ。なんでだっけかな。忘れたけど。覆面の方が過激な意見が出るんだけど、そのぶん無責任になるんで反感も買うしね。むずかしいところです。

大賞がないのは確かにさびしいことはさびしい。「○○芸人」のシリーズが定着したのが去年なら、「アメトーーク!」にあげたいところではある。マン・オブ・ザ・イヤー2007は千原ジュニアだった。
私はジュニアかケンコバかと思ってたけど、ケンコバはケンコバでインタビューが同じ雑誌に載ってるからなあ。最初にケンコバインタビューが決まっていたなら、別の人に振り分けるという大人の事情も考えうるが、まあそんなことは考えていてもしょうがない。

余談。もし「アメトーーク!」に何らかの賞を与えるとしたら、その理由ははっきりしていて、ここ近年のネタブームをうまい具合に吸収して大量の芸人を活かした、ということがあげられる。

いやもちろん土田とか有吉とか出川とか、ネタブームにほとんど関与していない人もよく出てくるけど、正直、初期の普通の対談番組だった頃の「アメトーク」って、そんなにたいした番組じゃなかった。そこにダイナミズム、番組全体の「流れ」を生んだのは「○○芸人」からだった。

そしてその「○○芸人」という企画が、あまり他の番組でクローズアップされない芸人を目立たせることに成功していることは確かだが、その下地には数年前までのネタブームと、それによって若手~中堅芸人の横のつながりが視聴者に認知されたところが大きい。

んだから「アメトーーク!」って芸人の横のつながりが形成している番組だということはできると思う。

で、たぶんお金たいしてかかってないだろうけどトーク番組としてきっちり面白い(本質は「集団コント」として面白いということなんだろうけど)。

・「爆笑問題」インタビュー
同じ号に爆笑問題のインタビューも載っている。
太田が「テレビには教科書がない」、「「テレビのプロなんてどこにもいない」、「テレビはデタラメな広場であり続ける」って言っているけど、私がこのエントリで言いたいのもそういうことでした。はい。ホントです。

(いちおう書いておきますけどナイナイがどうとかっていう話ではなくて、「テレビにはテレビタレントを育成するシステムがない」と書いたくだりと合致している、ということです。)

それとインタビューとは直接関係ないが、「伊集院はリリー・フランキーの『東京タワー』をぜったい読まないって言ってる」って話が面白かった。
まあ単に「ミーハーが読む小説」の代表であげただけなのかもしれないけど、リリー・フランキーが「東京タワー」を書く前、「ココリコミラクルタイプ」に出るよりも前、「リリー・フランキーは典型的な小悪党ヅラだ」ってラジオで伊集院がわざわざ言っていて、なんでそんなに憎んでるのか、いや憎んでるっていうより同胞意識がまったくないことに「へええ」って思った記憶があるから。

リリー・フランキーは伊集院と同時期か入れ替わりに「BOMB」でコラムの連載を持っていて、けっこう面白かったんだよね。
だから、もしかしてすごいライバル意識を持ってんじゃねえの? って勘繰ってるんだけど。

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