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【イベント感想】・「聖☆カルチャーVショック! 阿佐ヶ谷教室」

昨日でした。
3月13日(水)、於:阿佐ヶ谷ロフトA

ビデオ粗製乱造時代に大量につくられたさまざまなお勉強のための「教育ビデオ」を鑑賞して行こうとするイベント。

前回、前々回のネイキッドロフトから会場を移し3回目になる今回、主役であるNABEさん、酒徳さんの持ってきたビデオもすごかったが(「シルバーエイジの性生活」をやっと観られたので感激)、
お客さんの持ち込みビデオのレベルの高さに驚嘆することしきり、であった。

私はこのイベントがすごく好きなのだ。だって、膨大な数リリースされ、みんながほとんど自分で買ったことすら意識しないのが教育ビデオである。
それを鑑賞しようというのは、本当に日本で唯一の試みなんじゃないだろうか? と思うから。紙メディアでも観たことないし(あったらスイマセン)。

映画関連のトラッシュビデオについてだったら、植地毅などの仕事があるが、いわゆるカルチャービデオは、本当にまとめて紹介されたり論じられたりすることがないから。

また、このイベントは「笑い」をおとしどころにしているために、要求されるセンスがものすごくハイレベルなものになっているのも好きな理由。
ほとんど「わびさび」の世界ギリギリまで接近している。

「ビデオテープ」は、メディアとしてはとっくの昔に過去のものになりつつある。
しかし、DVDとは違った敷居の高さ(=ビデオになる、なんかそれ自体が「事件」である)と、違った敷居の低さ(=ビデオにすればだれかが観てくれるという根拠なき確信、ネットのない時代に映像を観られるという意味での「手軽さ」)を持っていた。

DVDの方が手軽な部分もあるが、「ビデオ」に比べるとどこか熱気が薄いように感じるのは、インターネットが出てきたからだろう。
それ以前の「ビデオ」って、メディアとしての「信仰」みたいなものさえあった気がする。「ビデオ安売り王」で出していたビデオなんかはそうですよね。「雑誌として機能できないか」という夢があったよなあ。
それが実現したかどうかは別にして。

それを思い出させてくれるイベントでした。

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