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2008年2月

【映画】・「魁!! 男塾」

公式ページ

監督・脚本:坂口拓

あらすじ:ものすごく厳しくて恐い学校「男塾」でみんながケンカする。
「驚邏大三凶殺」(原作より一人足りない)がクライマックス。
基本的には、よくできた方なんじゃないかと思う。
脚本もよく練れていた。

問題は、原作なんだよ。それと時代性。

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【ポエム】・「無題」

ム~
エ~
ポ~!

ムエポ!

ムエポ の検索結果 約 124 件中 1 - 10 件目

ムエポって言葉、今考えついたのに、
すでに使っているやつがいやがった!!!!!

だめだ……。電池が切れる……。

やる気がなくなって……。

・死ぬまでに言ってみたい言葉シリーズ

「言いたいことは、それだけか!」

「(相手の話をさえぎって、その人物の目を見ながら)○○さんが、お帰りだ!!」

「きさまだけに、いいカッコはさせんぞ」

「○○の××こそ△△の真髄! ○○にとって、□□など××にすぎんということだ!!」

好きな子に、「この洗濯板!」と言っても、本気で怒られない。「もう~!」みたいになるだけで。

「授業中じゃないか! 静かにしたまえ!!」

お・わ・り

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【雑記】・「家族を持つ、ということは正しい。だが、そこに至るまでの差異化ゲームは、心底くだらない。」

「クレヨンしんちゃん」の映画版のおとしどころの多くは「家族」である(そういえば近作の数本を、見逃してるな……私)。
「家族はいいものだ」というのが最終的な結論になっている。これはエンターテインメントとしては、正しいあり方だ。

エンターテインメントとして正しい、ということは、それが「常識の範囲内」だということである。

しかし、現実世界ではそんなに簡単にいかないのが現状なのだ。

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【イベント】・「時代劇の間違った見方 弐」

知り合いがイベントをやります。
もう告知まで時間がないということなので、載っけておきます。
あ、私は出ません。
まあ私が出るから観に行こうとか観るのをやめようとかっていう人はゼロだと思いますけど、いちおう。

2008年3月23日(日)
KCFプレゼンツ
「時代劇の間違った見方 弐」
時代劇に正しい見方などあるのか?
でも、明らかにこんな見方は間違っている!
世の中にはつっこまずにはいられない時代劇が数多く存在する。
そんな時代劇にみんなで指をさしながら力いっぱいつっこもう!
1年近くの時を経て、カムバック。
「時代劇の間違った見方 弐」いざ見参!

【出演】平木直利、EMU
【Guest】近藤ゆたか、他
OPEN18:00/START18:30 ¥1000(飲食別)
会場:Asagaya / Loft A

東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
FAX:03-5929-3446

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【お笑い】・「バッファローの内輪感」

■[お笑い]内輪の問題:ふぬけ共和国blog(一汁一菜絵日記帳)
あー、なるほど!
こちらのモヤモヤ感を汲み取って説明していただき、とてもありがたかったです。

やっぱり関東と関西では芸人さんやお客さんの受け取り方が違うんでしょうね。
雰囲気だけでも理解できた気がします。

わざわざ説明していただき、ありがとうございます。

・関連
内輪の問題(ふぬけ共和国blog)

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【イベント感想】・「SFホラー映画 つっこみフェスタ!! Vol.1」

於:阿佐ヶ谷ロフトA。昨日でした。
司会は江戸栖方さん。MCは成田優介さん。他、ゲスト多数。

本気で観ようと思ったらむちゃくちゃダルい昔のSF映画の、美味しいところだけをつまんで観て、みんなでツッコミを入れようというイベント。
「つまんで」といっても、江戸さんのイベントにしてはかなり一つひとつの作品をじっくり見せるスタイルでした。

覚えているのは、「青年が自分をゴリラと思い込むだけ」という「ゴリラの花嫁」、
着ぐるみ宇宙人がヨロヨロと暴れまわるうちにお話が横すべりしていき、クライマックスは宇宙人とはまったく関係なくなってしまう「ギャラクシー・インベーダーズ」(「俺だって侵略者だぜ!!」)、
子供向けサンタ映画(たぶん)、「サンタ対火星人」、
そして有名な「ロボットモンスター」。他いろいろ。

「ロボットモンスター」は、話だけよく聞いていたけど初めて観たな。
とにかく「観客の小遣い搾取映画」としては最初に上映された「ゴリラの花嫁」があまりにもヒドすぎて、
最後の「ロボットモンスター」に至っては「最低のモンスター造形」なんて言葉を耳学問で聴いていても、モンスターが出てくるだけで「もうけ!」と思ってしまうという不思議な空間がそこにはあった。

私にはもともと本当の、本気で、ガチという意味で特撮を愛でる気質が希薄だと思っていたが、ますます「これは無理だ、ついていけない」と思ったことであった(笑)。

ところで、「つまらない映画につっこみを入れる」スタイルというのは、自分にとっては思春期から身にしみついた鑑賞スタイルである。
いろいろと議論のあるところだろうが、自分はこうした鑑賞スタイルから一生抜け出られないだろう。

もっとも、今は世代がだいぶ変わっているので、「つまらないものにつっこみを入れて笑う行為」そのものにつっこみや解説が必要な時代に来ているが、
基本ラインとして自分はこういう視点からは抜けられないし、また抜けようとも思っていないのであった。

月曜日の夜というのは精神的・体力的にはキツかったが、面白いイベントでありました。

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【雑記】・「同情と金と、プライドをくれ」

以前、私がネット上で謙遜の意味で書いたことを額面どおりに受け取っている人がいることを知って、そうとうダークな気持ちになったのだけれど、
よく考えてみれば、マイナスだと思ってくれていてもいいんだ。

逆に、変にかいかぶられても困るから。

ということで、今までだまっていた衝撃の事実を書きます。

金がぜんぜん、ありません!!!!!

若い頃なら「がんばれやー」(by髭男爵)で済むんだけど、
私くらいの年齢で金がない、ということは、
生涯賃金がすでに決定しているということです。

本当にこういうことは書きたくなかったが、相当まずい状況になっているので書いておきます。

商売もぜんぜんうまく行っていません。
いわゆるシャッター商店街で、後は滅んでいくだけでしょう。

それと「私のいる商店街では道で会っても挨拶しない」と、私は笑い話としてよく言ったりしますが、
これは相当深刻な問題だと思っています。
「人情がなくなってきている」とか、そういう情緒的な問題ではなく、
商店街が地盤沈下していくという本質的な問題が、そこにある気がします。

カラオケボックスだのドトールだのスターバックスだの、
そういう従業員が頻繁に入れ替わる店がたくさん入っているわけじゃないんですから。

最近、いつ死のうか毎日考えています。

「じゃ、死ね!」などと言う人間は、「そうですね、すいません、えへへ」と曖昧なことを言ってはおきますが、
その事実はぜったい忘れません。

いつかどこかで、そいつの生き死にを私が決定できる状況がおとずれたら、
ぜったい「死」の方になんかします。

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【絵本】・「ザ・たっちの 日本すかし話」 作:ザ・たっち、絵:リタ・ジェイ(2008、小学館)

Thetouch_2
[amazon]
双子の漫才コンビ「ザ・たっち」が、「いろんな昔話のキャラクターがもし双子だったら」というテーマで原作を書き、それにリタ・ジェイ(「JJポリマー」の成田優介氏)が絵を描いてできたパロディ絵本。

絵本だというので、どこか教訓話的なものかと思ったら、最初の「浦島太郎」からの投げっぱなし的展開に驚く。
ザ・たっちのショートコントを連想させる内容。

それと、イラストを担当されているリタ・ジェイさんと知り合いだから言うわけではないが、絵がすごくキレイです。切り絵のような感じで、ところどころにお笑い芸人っぽいアソビが入っている。カラー、モノクロ交えて100枚以上ものリタ・ジェイさんの絵を観られることにも充分に価値があります。

ザ・たっちの名前なら、ネタ本でも企画として成り立つとは思うが、書籍としてのレベルが高いこと、時間が経っても風化しないたぐいのパロディであることなどから、いい仕事をしているな~と思った。

好企画ですね。

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【雑記】・「評論とは」

岡田斗司夫の新オタク日記(2003年3月10日)
(以下引用)
司会者が「アニメ文化発展のために、評論を」と宣言文に入れさせようとしたので、思わず大反発してしまった。
 ふざけるな。
 アニメ評論に賞をあげるのは、「アニメ評論」を育成・発展させるために決まっている。
 アニメを発展させたいのなら、アニメを募集して、アニメに賞を与えれば良い。
 というと、この司会者が真顔で反論してくる。「だって、アニメあってのアニメ評論でしょう?」
 違う、間違っている。
 映画あっての映画館という関係はなりたつ。それは、ソフトウエアとハードウエアの関係だからだ。
 しかし、アニメとアニメ評論は、両方ともソフトウエアであって、それぞれが独自に作品性を持ってしまう。
 まんがをアニメ化しても、まんがあってのアニメとは言わない。
(引用終わり)

自分で考えさせられて、唸らされて、でも「あの文章、どこにあったっけ?」と思い出せないことがあるので、はてなダイアリーの方からリンクをサルベージしてここにもう一度載せておく。

本当に、このくだりは何度読んでも興味深い。
確かに、評論は作品や作者に対して最大限の敬意を払う。口に出して「応援しているから、評論を書いている」という人もいると思う。

しかし、自分を「ただの応援屋」だと言われて「はい、そうですね」と素直に言える人も、そうはいないのではないか。
そういう意味では(そういう意味でなくても、だけれど)、評論家もクリエイターである。

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【ポエム】・「新ジャンル!! 時代誤解ポエム」

(その1 バブルポエム)
そびえたつ摩天楼
塗れたアスファルトに映る

人々は皆
ポケットから札束をはみ出させ
夜の街へと繰り出す

コンクリート・ジャングルに
恋は生まれないと言った
コンピュータ占いは
はずれたね

さあ!行こうタクシーに乗って
さあ!行こう他人の金でタクシーに乗って

ノー・コンセプトのテーマパークへ

だれも知らないあのキャラクターが
あなたを待っている

(その2 70年代ポエム)
キミの真ん中分けの長い髪
永井荷風におがませたい

ギターを背負って旅立ったあいつは
そんなことを言ってたな

昨日新宿昭和館で
最後に全員死ぬ映画
三度くらい観たね

三回観ても 最後には
やっぱり全員 死んでいた

「運命って、変えられないのかな……」
そう言った君の横顔
「きれいだ」って言いたいけれど
トンボメガネで顔は見えなかった

なんかの工事現場で
掘り返された土が見えてた

汚い子供が ずっと泣いてた

(その3 未来ポエム)
西暦3000年
「もう矢印のついた服にはあきあきだ!!」
僕は叫んだ
テレビ電話に向かって
「でも、それが制服だから……」
モニターの中のロボット教師が
困ったように言ったよ

今日もロケットが発射するのを観に行く
他人の金でタクシーに乗って
立体映画はもう飽きた
立体駐車場は便利だった

ナンパしたらアンドロイドだった
「アンドロイドでごめんなさい」
心底あやまられてしまった
そんなプログラムしたやつの、余計な心遣いにイラッと来る

軌道エレベーターのエレベーターガールは
デパートのエレベーターガールより気位が高い
そう「未来SPA!」に載っていました
未来週刊宝石では
今日も未来女優の未来ヘアヌードが誌面をにぎわす

未来ピロシキを買おうと思い並んでいたら
腕のデジタル時計のアラームが鳴った!!

と思ったら誤動作だった

孤独は未来も
変わらない……

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【雑記】・「何が言いたいかというと、もうちょっと補足。」

下のエントリについて、もうちょっと補足しましょうか。

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【雑記】・内輪の問題

ふぬけ共和国blog: 【お笑い】・「東京から見たバッファローは……」(昨日の風はどんなのだっけ?)
「全部違う」と書かれてしまったー。やらかしてしまったでしょうか?

(引用開始)
まず大阪の人間において、「東京に対しての大阪のマイナー意識」というのは、実はほとんど無い。
(引用終わり)

(引用開始)
だから僕はマイナーではなく、リトルメジャーというのが、本質だと思います。
(引用終わり)

(引用開始)
バッファロー吾郎一座に限らず、いま大阪で「内輪」ネタをやっている人たちは「内輪受け」ではなく、「内輪向け」になっているという所を、誤解されると僕は前提が間違い過ぎているように思います。
(引用終わり)

この辺は本当、勉強になりますよ。大阪の状況とか空気感は、教えてもらわないとわからないんで。


(引用開始)
いまの大阪の内向きのベクトルというのは、90年代前半から大阪のお笑い好きにある「アンチとんねるず」の流れなのは間違いないですよ、
(引用終わり)

うーんと、「アンチとんねるず」というのと、「内輪」の問題というのはちょっと切り離して考えたいんですよね。

(引用開始)
新田さんは見ていないかもしれないけど、ネタとは関係ない所で売れた的なニュアンスを書かれるのも、僕は違うなと思うし、大きな誤解の元になりかねない話のように思えます。
(引用終わり)

ナイナイが漫才でいくつか賞をもらっているというのも知っているし、そういう信用があってこそのもろもろの抜擢だとは思うんですよ。それはそうだとは思います。
ただ、東京では普通にテレビっ子を自認していた私も、ナイナイのネタを観ることはなかった。
私が観たことがない、ということは、東京および全国ネット的にナイナイを認識した人の決して少なくない人数は、ネタを観たことがなかったと思います。

あくまでも認識の問題であって、ナイナイの実績とはまた別の話です。

たとえば、とんねるずの単体のコントを、「みなさんのおかげです」の視聴者の中で、観たことがないという人もけっこういたかもしれない。そういうような話です。
タモリのアングラ芸を、現在の「いいとも」の視聴者が観ていないかもしれないというようなね。

他にも「ガレッジセール」や「雨上がり決死隊」も、ネタの面白さでここまで来たという感じは、あくまで印象としては、無いということです。
その真逆が、タカトシなんですよ自分の中では。バラエティでもフリートークでも、彼らは漫才をやっているような雰囲気を持っているので。

(引用開始)
とりあえず僕は元の記事で、新田さんが何を言いたいのかも、あんまり良く伝わっていないんですが、
(引用終わり)

ナイナイが大阪の他の芸人にいろいろと批判された理由というのが、漫才などのネタ込みのことなのか、それともそうではなくてタレントとして「急に売れやがって」ということなのか、そこは私の知識不足ですので、素直に知りたい。

ただ、あくまでも私個人の認識としては、ナイナイが売れたっていうのは、関東の視聴者としては、「あ、ネタとタレント性って関係ないんだな」というふうに思わせた最初のコンビなんじゃないかということです。
違うかもしれませんけど。

うーん、ナイナイのことはほんとわかんないんで、「それは違うよ」という部分があるなら素直に認めますよ。

それと、とんねるずの「内輪受け」について。

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・「空想科学X」(1) saxyun(2007、メディアワークス)

[amazon]
Kusokagaku
ハカセと助手の女の子とのやりとりを中心にした4コママンガ。
女の子をツッコミ役に設定して、本来リードする立場の側を子供っぽくするというのは「ニニンがシノブ伝」とかを思い出す。このマンガのハカセがそんな感じ。

でも、音速丸以上に徹底してるかも。このマンガの「ハカセ」というのは、本当にただの記号に過ぎないから。

面白かったです。

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【雑記】・「呉智英補足」

ここについての補足。

けっきょく、自分は何が言いたいかというと、呉智英の問題提議が少なからぬ影響となって、現在のなにがしかの意見が形成されているのに、たぶんそれとは知らずに「今の世の中の意見はこうなのに今さらうんぬん」みたいな批判があるのが哀しい、っていうことなんですよね。

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【お笑い】・「東京から見たバッファローは……」

2ちゃんのR-1のスレを見てると…(一汁一菜絵日記帳)

バッファロー吾郎はアングラか?(昨日の風はどんなのだっけ?)

「大阪時代はナイナイよりも人気があって女の子にキャーキャー言われてた」ってのは、当時を知らない私にとっては驚きで、非常に勉強になりました。

で、バッファロー吾郎、あるいはその軍団は「ナイナイ=超メジャー」という認識におけるマイナー気質、ということなんでしょうね。
あくまで「東京で大ブレイクしたナイナイ」を基準にして、「東京、中央」を基準にすると、まあバッファロー吾郎というのはやっぱりマイナーな感じはしますよ。

それと「内輪受け」という話が出てますが、とんねるずのやってたことも一時期壮大な内輪受けだった時期があって、しかし「中央発信だから」というだけの理由で無理矢理納得させてしまっていたように思います。
だから、たぶん関西で似たようなことをやってた芸人というのはとんねるずに対しても忸怩たるものがあるんだろうなあ、とは思いました。

「自分を慕って来た者に対する責任」という点は、松ちゃんやバッファローはどうだかわからないけど、(たけし軍団各自のタレント性は別にして)たけしは弟子を育てられない、また興味もない人だったんだろうなあというのはしみじみ思いますけどね。

ナイナイの話に戻ると、
前にも書きましたが私にとっては「ネタをやっているところを観たことないのにとつぜん人気者になっていた」というパターンの最初のコンビです。
それで、やっぱりテレビタレントとしてはそれで正解というのがあって、
でもその正解を大量生産する方法論というのが、テレビにない。

だから、今でもネタ見せ→だんだんタレントとして売れていく、というシステムが続いてるという印象がある。

とんねるずの売れ方というのは、ずっと観て来ているので私個人は理解できる部分があるんですが、
ナイナイは大阪時代を知らないのでよくわからないんですよね。

でも、他の芸人さんたちにとって、ナイナイが何かの基準点になっていたことは理解できました。

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【雑記】・「呉智英の言っていることの意味」

ここに関連して。
ぶっちゃけた話、呉智英についてはあまり書きたくないんですよ。

まず、自分はこの人をマンガ評論家としてものすごく尊敬している。

尊敬はしているが、信奉しているわけではない。人間だからそんなのは親でも友人でもそういう状況は起こる。でも、そういうことをわざわざ書きたくはないよね。
それと、自分も非力ながらこんなところにマンガ関連のテキストを書いていますので、どこで突然出会うかわからないですよ。本当。
だって、以前結婚パーティに出たときに、夏目房之介が来てましたよ! だからわからないでしょう。気まずいよ。

あんまり、客観的な批評めいたことは書きたくない。
しかし、ネットをみるとあまりにもワカッテナイ文章に出くわしたので、呉智英氏の書いてきたことの意義について書いてみようと思う。

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【映画】・「ホットファズ(Hot Fuzz)」

監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペグ
主演:サイモン・ペグ
2007年、イギリス/フランス映画

公式ページ

優秀でカタブツで、ささいな不正も許せない熱血警官ニコラス・エンジェルは、がんばりすぎたために田舎に飛ばされてしまう。
警察は、中央でもやる気がなかったが地方ではもっとやる気がなかった。飛ばされた先でも熱血警官ぶりを発揮するニコラスはいたるところで地元警官や住民と衝突。そんなとき、殺人としか思えない交通事故が起こって……。

イギリスっぽいブラック・ユーモアにアメリカの刑事アクションの爽快感をプラスした傑作。

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【イベント】・「面白漫画倶楽部5」開催せまる!!

「面白漫画倶楽部5」
俺たちは漫画が大好きだ!日曜の昼間から酒を飲みつつ漫画作品作者への愛を語るイベント『面白漫画倶楽部』の第5回目は【ギャンブル】特集!
今回も「面白漫画紹介100本ノック!」をはじめ、珍作・奇作・傑作・怪作・変作・怪奇・エロ・ぶっ飛び漫画、漫画家研究発表、海外漫画続々紹介予定!

【場所】LOFT/PLUS ONE 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
【MC】バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)、かに三匹(かに温泉)
【Guest】鶴岡法斎(漫画原作者)、新田五郎(ふぬけ共和国)、ヒライ&スーパーログ(エレクチオンナウ)、江戸栖方(オタク・ルネッサンス主催)、KRONOS(SFC Crash and Burn)、成田優介(JJポリマー)、平木直利(KCF)、三平×2( ペイパービュウ・アニメ会・西口プロレス)

#今回は初ゲストとして「韓国まんがまつり」の平木氏、「アニメ会」の三平×2氏が登場!!

【日時】2008年2月23日(土)OPEN12:00/START12:30
【料金】1000円(飲食別)※当日のみ

面白漫画倶楽部ブログ

mixiコミュニティー

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【雑記】・「映像ソフトなどに関する署名について」

日本では公開もされてないしDVDも出ていない映画「HotFuzz」に関して署名運動も起こっている。

で、それに関する違和感を示したのが自分はなぜ「署名」に違和感を感じるのか?(躁うつ病高齢ニートの映画・TV・床屋政談日誌)というエントリ。
(引用開始)
映画を売買して商売にするのは業者さんたちの仕事であり、消費者が「署名」してこれを売ってください、なんてのは少し変ですよ。商売人はシンプル。売れるなら売れる。売れないなら売らない。仮に本当は売れるのに不勉強で逸失利益を積み重ねていたとしても、それを消費者が正してあげる必要はない。例えば「あ、そう、じゃあ俺はもうアンタたちが配給する映画は観ないよ」というポーズで示せばよい(それが「市場」ってことでしょう? 違うの?)
(引用終わり)

このテキストは、町山氏のアジリに対する違和感含むものだと思う。

で、私個人の意見を表明しておくと、

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【映画】・「リアル鬼ごっこ」

監督・脚本:柴田一成
こっちに書いた。

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【萌え談義・その5】・「萌えとその歴史性」

ササキバラ・ゴウのサイト(2008.2.12)より。
(以下引用)
>>ただ、最近よく目につくボーイズ・ラブの評論などを読むと、歴史感覚の希薄なものが多くて、そんなことでいいのか?と、おせっかいにも思ってしまいます。これは数年前の「萌え」ブームの時と同じことで、目の前にある自分の興味の対象を、もっともらしく語ることに熱を上げるばかりで、その歴史的背景を見ることは、むしろ嫌がる傾向が強い。このへんは、男も女も同じ傾向を感じます。
(引用終わり)

ボーイズラブについてはまったくと言っていいほど門外漢なので、その評論に関して歴史的にどう記述されているのかわからないんですが、

こと「萌え」に関しては、「萌えを語る人は歴史的背景を見ることを嫌がる」というより、
「オタクを歴史的に積み重ねる『史観』として見たがらない人が、『萌え』にシンパシーを感じることが多い」ということが言えると思います。
ありゃ、けっきょくは同じことかな。

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【イベント感想】・「聖☆カルチャーVショック! 阿佐ヶ谷教室」

昨日でした。
3月13日(水)、於:阿佐ヶ谷ロフトA

ビデオ粗製乱造時代に大量につくられたさまざまなお勉強のための「教育ビデオ」を鑑賞して行こうとするイベント。

前回、前々回のネイキッドロフトから会場を移し3回目になる今回、主役であるNABEさん、酒徳さんの持ってきたビデオもすごかったが(「シルバーエイジの性生活」をやっと観られたので感激)、
お客さんの持ち込みビデオのレベルの高さに驚嘆することしきり、であった。

私はこのイベントがすごく好きなのだ。だって、膨大な数リリースされ、みんながほとんど自分で買ったことすら意識しないのが教育ビデオである。
それを鑑賞しようというのは、本当に日本で唯一の試みなんじゃないだろうか? と思うから。紙メディアでも観たことないし(あったらスイマセン)。

映画関連のトラッシュビデオについてだったら、植地毅などの仕事があるが、いわゆるカルチャービデオは、本当にまとめて紹介されたり論じられたりすることがないから。

また、このイベントは「笑い」をおとしどころにしているために、要求されるセンスがものすごくハイレベルなものになっているのも好きな理由。
ほとんど「わびさび」の世界ギリギリまで接近している。

「ビデオテープ」は、メディアとしてはとっくの昔に過去のものになりつつある。
しかし、DVDとは違った敷居の高さ(=ビデオになる、なんかそれ自体が「事件」である)と、違った敷居の低さ(=ビデオにすればだれかが観てくれるという根拠なき確信、ネットのない時代に映像を観られるという意味での「手軽さ」)を持っていた。

DVDの方が手軽な部分もあるが、「ビデオ」に比べるとどこか熱気が薄いように感じるのは、インターネットが出てきたからだろう。
それ以前の「ビデオ」って、メディアとしての「信仰」みたいなものさえあった気がする。「ビデオ安売り王」で出していたビデオなんかはそうですよね。「雑誌として機能できないか」という夢があったよなあ。
それが実現したかどうかは別にして。

それを思い出させてくれるイベントでした。

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【雑記】・「呉智英氏と佐々木譲氏の論争」

いちおうここだけリンクしておくけど、経緯などは勝手に探して

>>『警官の血』には他にもおかしなところがあるが、それは別の機会に。

上記のような書き方からして、呉智英が佐々木譲を決定的に黙らせる術を持っていると思い込んでいる人がいるけど、そういうことはたぶんないと思う。

そもそも、最近の小説には興味がない、と言っているのに突然最近の小説読んで文句言ったりするから、佐々木譲にとつぜん噛みつかれたりするんですよ(むろん、最初に批判したのは呉智英の方なんだけど)。

ゴルゴ13論争の件を引き合いに出している人がいたけど、「ゴルゴ13論争」の時代には、「ゴルゴがいるから物語が回る、水戸黄門が印籠を出すから物語が終わる」という「物語のお約束」をまったく理解できていない読者レベルだから通用した話。
小説でどれだけ当時風の表現をするのが妥当かという論議なんて、今さら個人的には聞きたくないですね。

もうこの論争はこれで終わりでしょう。続けても得るものはあまりない。
そうそう、そう言えば呉智英は、車田正美のマンガか何かで「このどサンピン!!」と言っていたことに非常に違和感を持っていたらしいけど、それと同じ論調だよね。

だけどそういうことをどんどんどんどん具体的にしていったら、けっきょく議論自体がグダグダになる以外、ないんですよ。だって創作なんだから、けっきょくどうとでもとれるもん。
たとえば架空世界のファンタジーバトルマンガで「このサンピン!!」という言葉が出てくることも十分ありえるわけですよね。それを「そういうふうに翻訳して異世界の言葉を置き換えたという設定なんです」って言われたら、それで終わりだから。

呉智英の本意は、以前司馬遼太郎の作品を批判したのと同じで、「前近代の人間が近代的な考え方をしすぎるところがおかしい」という「考え方のおかしさ」を、用語のトリビアでもって指摘していくということだから、今後佐々木譲とネチネチ応酬したってしょうがないですよ。

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【雑記】・「一世代前の偽悪的な正義感」

「ネットでバッシング煽るバカ」 倖田騒動を勝谷が猛烈批判
確かに過剰なバッシングはよくないですよ。だけど、勝谷氏の「沢尻は徹底的に叩くが幸田は擁護する」という姿勢には(とくに裏がないなら)「一世代前の正義感」を感じてしまいますね。

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【雑記】・「古典に対するコンプレックス」

自分は、書物においていわゆる「古典」……本当の古典と言うといつぐらいのものになるのかわからないが、まあスタンダード化している書物を読むのを、あきらめた人間である。

学生時代に挑もうと思ったが、すべて挫折した。

時間がかかりすぎる。そもそも、岩波新書一冊でも一年間、大学の授業ができるくらいの難易度があるものがある(学生時代に読んだ内田善彦なんて、何が書いてあるのかサッパリわからなかった)。

その、自分の力不足によるもどかしさ、ルサンチマンは、深い。

エンゲルスの「家族・私有財産・国家の起源」も、読もうと思って挫折した。とにかく、そこに書かれていることが後に、本当のことだと証明されているのかどうかが気になって読み進められない(当然、文章も読みにくい)。
えーと何だっけ、エンゲルスでなくても、社会学の古典などは「人類は原始時代にこういう生活をしていて、そこからいろいろ発展してきてこういう文化が生まれた」ということが書いてあるが、それを読んだだけでは本当のことがわからない。

検索したら「家族・私有財産・国家の起源」に関しては、何冊か解説本が出てますな。

D.H.ロレンスの「現代人は愛しうるか」も読んだが、何がなんだかサッパリわからなかった。

ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」も読んだが、これは「精読」と題して解説文が付いているからかろうじて理解した気になれた感じだった。

あとはうにゃうにゃ、もやもや、ぐだぐだ。

私の古典への旅は終わった。

だから、自分の精神的な旅というのは、正統的な学問というか教養大系を経ずに、どうやって生きやすい考え方を学んでいくかという旅である。

これはもう、どうしようもない。私の能力が足りないんだから。
しかしまた、原典に当たれなければ真実が掴めないのなら、有能な人間だけが人生の真実が掴めるということになってしまうではないか。

だからこそ、自分は道端で売られているマンガとか、ファミレスに売られているオモチャとか、知らないおじさんが歌っているカラオケの曲から「真実(そのものはないにしても)のかけら」を探す。

だってしょうがないんだよ。私の(正統的な能力が)足りないんだから。

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【ポエム】・「ショックドキュメンタリーシリーズ2」

「皿に盛られているぼたもちでも、必ず一度は地面に落としてから食べるのさ。塩味が付くからね。」

そう語るのは、小走りパフォーマーの田山弁三さん(48)。そう言いながら、取材班の見守る前で、本当に差し入れに持っていった温泉饅頭を地面にたたきつけ、拾い上げて食べる。

「マンガに出てくるモグラはサングラスをかけている。これがなぜだかわかるか?」
取材班の質問には決してまともに答えようとしない田山さん。これは我々に課せられた禅問答のようなものなのだろうか?

「うるせー。ふざけんな」
おっと、取材班最強の武闘派と言われた関口宏(仮名)が、田山さんに殴りかかった!!!!!

「ぷーパーペーパーぽーぱーぺー、ぱーぽーぺーぽーぽー」

「だれだ! 変な歌を歌うのは」

「あ! あなたは!」

「サングラスモグラ!!」

サングラスモグラの歌

ドはドーナツのド
レはレーナツのレ
ミはミーナツのミ
ファはファーナツのファ

ソは 蒼井優

シも蒼井優

ラはラーナツのラ

さあ 歌いましょう

ドレミファソラシド
ドシラソファミレ

ドミミ
ミソソ
レファァ
ラシシ

ドミノ
タオシ
シッパイ
ジサツ




ファ






ほ~れ~んそ~

(完)

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【お笑い】・「ブームはいつ終わるか?」

お笑いブームの潮目(タケルンバ卿日記)
昨日の風はどんなのだっけ?経由。

まず「ブーム」ってことの認識の違いを前提としなければいけませんが、
私は現状のお笑いブームは「すでに、今までのテレビの『ブーム』の期間を超えている」と考えています。

あくまで予想で、はずれたらごめんと言うしかないんだけど、もしもブームが終焉するとしたら、非常に緩やかなものになるんじゃないかと予想しています。

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【お笑い】ナイナイ再評価

ナイナイのオールナイトニッポンに有野課長 : カーテンのせい(昨日の風はどんなのだっけ)
私は、「有野課長」というキャラクターはまったく知らないのでおいておいて。
単に「ナイナイ」についての、東京に住んる自分の、個人的思い出話をするだけなんですけど。

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【ポエム】・「ショックドキュメンタリーシリーズ」

ショックドキュメンタリーシリーズ
「ショック!! 犬だと思ったらネコだった!!」

ちゃらら~ん

我々取材班は、「極端に知識がない」、「おっちょこちょい」、「あまえん坊」という弱点を持つ男たち。

犬を追いかけているうちに、それがネコであることに気づいた!!

ジャジャーン

別に、「ネコみたいな珍しい犬」というわけではない。

我々が、

めがねを、

かけ忘れていたのだ!!

バビーン

それと、コンビニのおでんを熱心に覗き込んでいたら、後ろから「ちょっとどいて!」とかなり強い口調で言われました。

うわー、お風呂のフタ閉め忘れていたから部屋が暑いよー!!

おわり

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【雑記】・無題

下のエントリの、さらに続き。

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・「魔女の騎士」 二ノ瀬泰徳(2007、秋田書店)

Mazyonokisi
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チャンピオンREDに掲載された作品を、まとめたものらしい。
騎士志望者だが生来の気の弱さからか、その願いのかなわないダメ少年・コーディ。彼は、ある日魔女・ピーンセン・オーにとっつかまり、女装させられ、「魔女の騎士(ヘクセン・リッター)」として働くことになる。

強いが孤独な魔女と、彼女を守りたい一心で戦おうとするけなげな女装少年・コーディが活躍するエロチックなハイ・ファンタジー。

デッサンの拙さと、執拗なまでの描き込み(とくにドレスと触手!)に圧倒されまくる本作。「情念を伝えるためには、絵はうますぎない方がいい」という法則が、本作を読んで思い浮かんだほどだ。

ネット上では、作者の正直すぎるインタビューが話題になっているようだけど(「現実の女性が嫌い」、「女性にどうしても感情移入できない、性的な意味で」、「中学生の頃から触手と拷問のイラストを100枚描きためていた」などの発言の数々による)、私はこの人、本気で尊敬しますよ。

もっとも、80年代にもこういう人はいた。そして、80年代なら成年コミックですぐにデビューしていただろう。
しかし、よくも悪くも作者は平成時代を生きて、チャンピオンREDに17回持込みをしたという! 
だからこそ、情念がいい感じで醸成されて本作が生まれたのだと思う。すぐにデビューしていたら、消えるのも早かったかもしれないからね。
また、シリーズ連載でもなかったらしい本作を単行本化した編集部も偉い。この単行本そのものがプロモーションとなるだろうからだ。

なお、少年マンガチックなカタルシスも用意しているところや、描かれるガジェットのデザインのすばらしさがあってこその、女装であり触手であるということもつけ加えておきたい。

個人的興味は、「中学時代から描きためた拷問や触手のイラスト」に女装少年が入っていたかどうかだが、たぶん入ってなかったんじゃないかと勝手に想像するがどうだろうか?
まあ、わかんないけどね。真行寺たつやとかはショタも好きだしなあ。

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・「キミキス」(1) 東雲太郎(2007、白泉社)

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これもV林田くんのオススメ(2008年01月09日(水)参照)だったので読む。
いや、林田氏の趣味が私とかなり違うんで、参考にさせてもらってるんですよ。たまにこうやって新しい血を自分の中に入れていかないと。

で、本作はヤングアニマル連載だったかな? 「年上の幼なじみ」という設定だけではなく、「本当は主人公が好きなのに、『モテるように指導してあげる』と言って接近してくる」というのが、なかなか面白かった。
かつての少年ラブコメがどうしようもなく不自然だったのに対し、物語としてわりと面白く読める。

絵柄や展開も、けっこうエロいです。

あ、しばたさんの感想を読んでもらった方が早いか……。

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・「実録 ヅラをかぶった芸能人」(2008、宙出版)

コンビニコミック。
前半で、「某番組でヅラ疑惑のあるタレントばかりを並べて席に座らせたのは浅草キッドの陰謀」という、いい意味で脱力するような「陰謀論」が展開されていい感じ。

後半の、植毛やヘアチェックについての話も、けっこう面白かった。

あ、前田俊夫が描いてます。

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・「実録 霊能界の掟」(2008、宙出版)

コンビニコミック。
うーん、もうちょっと知らない情報が欲しかった……。
霊能者の胡散臭さを、まったく知らない人向け。

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・「フランケン・ふらん」(1) 木々津克久(2007、秋田書店)

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たぶんチャンピオンRED連載。生命工学の天才・斑木博士の「最高傑作」である少女・ふらんがいろんな人に頼まれて、手術というか人体実験というか、生体改造しまくるブラック・コメディ。

「人体とか死体をおもちゃにしまくる系ギャグ」ですね。日本人には生来的にこのテのブラックギャグはなじみが薄いように思いますが、嫌味になる寸前で屈託ない「人体おもちゃブラックギャグ」を展開してます。

……というか、もちろん日本人にも死体を損壊してはならないタブーは存在するし、美容整形に対するタブーは韓国よりも強いと思いますが、やっぱりこのテのギャグに強いのは欧米だと思うんですね。
おそらくキリスト教のなんかのタブーと関係しているんでしょう。「ゾンビ映画」が、ほとんど文化として根付いちゃってるのもそこに関連しているのかもしれません。

日本はそういうのがないぶん、「肉体をモノとしてもて遊ぶこと」の風刺の意味も、いわゆる宮崎勤事件を境にほとんど消失してしまっていると言っていいと思います。
もちろん「コミックフラミンゴ」とかもありましたけどね、基本的には「人体をおもちゃに」というのは、「風刺」として機能しにくいんです。

そのぶん、本作には屈託というものがキレイさっぱり、ないですね。逆に言えば、風刺臭さもないということです。この場合、いい方向に機能していると思います。作品レベルは、非常に高い。
現代にこういう人体改造ギャグが意味することが、自分にはちょっとわからないですが本作を読んで救われる人もいるでしょう。かつてのスプラッタ映画がそうだったように。

作者あとがきで「ミステリー仕立て」と言われていた、だれかの誕生パーティーの話より、その後の無理心中事件をムリヤリ解決しようとするエピソードの方が、イマドキのミステリー色は強いんじゃないでしょうか。

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【イベント】・「面白漫画倶楽部5」開催!!

「面白漫画倶楽部5」
俺たちは漫画が大好きだ!日曜の昼間から酒を飲みつつ漫画作品作者への愛を語るイベント『面白漫画倶楽部』の第5回目は【ギャンブル】特集!
今回も「面白漫画紹介100本ノック!」をはじめ、珍作・奇作・傑作・怪作・変作・怪奇・エロ・ぶっ飛び漫画、漫画家研究発表、海外漫画続々紹介予定!

【場所】LOFT/PLUS ONE 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
【MC】バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)、かに三匹(かに温泉)
【Guest】鶴岡法斎(漫画原作者)、新田五郎(ふぬけ共和国)、ヒライ&スーパーログ(エレクチオンナウ)、江戸栖方(オタク・ルネッサンス主催)、KRONOS(SFC Crash and Burn)、成田優介(JJポリマー)、平木直利(KCF)、三平×2( ペイパービュウ・アニメ会・西口プロレス)

#今回は初ゲストとして「韓国まんがまつり」の平木氏、「アニメ会」の三平×2氏が登場!!

【日時】2008年2月23日(土)OPEN12:00/START12:30
【料金】1000円(飲食別)※当日のみ

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【備忘録】・「東大でなんかしゃべったよ」

小林氏の講義のゲストみたいな感じで、鶴岡さんといっしょにしゃべってきました。
1月25日(金)と1月29日(火)。
非常に雑談的な感じでしたが、面白いかどうかというと確実に面白かったと思います!
っていうか、自分でそう思い込むことにします!

そして、浜辺で泣いてます!

着てはもらえぬセーターを、
寒さこらえてパンペラピュー!!!!!

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【備忘録】・「荒川区民カレッジ まんがの世界を探る」(もう終わってます)

荒川区民カレッジ まんがの世界を探る
(注:もう終わってます)
漫画がこれまで根付いてきた背景や漫画の面白さ等を解説します。

【日 時】 2007年11月3日・24日、12月15日・22日の土曜日(全4回)
      午後7時~9時(開場は午後6時30分)
【対 象】 荒川区内在住・在勤・在学の方、60人(申し込み順)
【内 容】 ストーリー漫画の誕生、手塚治虫・梶原一騎の足跡等
【講 師】 漫画研究家・吉田正高氏
【持ち物】 筆記用具
【入場料】 無料
【会場・申込み・問合せ】
 荒川区立生涯学習センター

↑上記の最終回である12月22日(土)に、総括的な話を吉田正高氏(「二次元美少女論」著者)とさせてもらいました。
こうやって記録しておかないと、だれも記憶してくれないと思うので書いておきます(笑)。

私自身は、昨今の世界観を表す重要なマンガとして「GUNSLINGER GIRL」と「最強伝説黒沢」を持っていきました。

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・「はなまる幼稚園」(1)勇人(2007、スクウェア・エニックス)

Hanamaru01
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これもV林田くんのオススメ(2008年01月09日(水)参照)だったので読む。

ヤングガンガン連載。ここで1話、2話が立ち読みできます
幼稚園の土田先生(男性)に憧れる幼稚園児の女の子とその周辺の友達の行動を描いたギャグマンガ。
んんー、絵は確かにかわいいし、かわいらしいギャグも面白いし、くだらんチャッカリ女(男でもいいが)も出てこないし、マンガとしてレベルは低くないと思います。

ただ、個人的好みとしては幼稚園児まで年齢が下がってしまうと、まず先生と結ばれることはないと思うのでその辺が読む原動力にならないというか。まあ、そんな読み方をする人の方が少ないとは思いますが。

今のところ、2巻まで出てます。3巻ももうすぐ発売らしいです。

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