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・「サタニスター」(1) 三家本礼(2006、ぶんか社)

Satanister
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月刊ホラーM連載。「悪魔に魂を貸した」シスター、サタニスターが凶悪な殺人鬼をブチ殺すスプラッター・アクション。
もう3巻くらいまで出てるけど、1巻の話。

同じ作者の作品「ゾンビ屋れい子」では、凶悪殺人犯「百合川」ってのが出てきてれい子と対決するが、本作でも「バルキリー」という美女殺人鬼が、サタニスター登場前に出ている。
たぶん、読みきりの形式で載ったものからだんだんお話を転がしているので、最初に殺人鬼・バルキリーの恐怖を描いた読みきりが載り、その後「サタニスター」が載ったんじゃないかと想像する。きちんと確かめてなくてすいません。

で、「百合川」も、確か少女専門の殺人鬼で、少女専門に狙ってるやつがなんでこんなに強いんだよ、というのはうまくごまかしていた。
けれけど、「バルキリー」って最初から相手の武器とかを奪っておいて殺人ゲームをする、っていう趣向の持ち主。それって自分が圧倒的有利な条件でないとゲームを楽しめないというサディストと見ていいと思うんだけど、
「そういうタイプの殺人鬼が、自分と対等に戦える相手と果たして戦うかなあ……?」という疑問が1巻の最後まで頭から離れなかった。

それに、そういうタイプの人間が、他の殺人鬼と(理由はあれど)仲良くしているというのも変だしなあ……と思った。

ここんところ、「殺人鬼同士を戦わせる」趣向のホラーでは本作に限らず出てきちゃう矛盾なんだけど。

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