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【雑記】・今さら、落合采配をめぐる議論について

本当に今さらなんですけど。
いいだろー。「今さら」が通用しないならブログなんてやらないよ。

ヘンな話、もともとスポーツを「観る」っていうのは副次的なものだと思うんだ。
基本的には「やる」ものでしょスポーツってのは。

スポーツのむずかしいところは、「勝つ」ていうこととと「観る面白さ」とが、必ずしもベクトルとして一致しないところだな、と思った。

たとえば面白い小説、とか面白い映画、とかだったら、そりゃ「面白い」ことをすればいいわけじゃないですか。
もちろん、「血が飛び出れば面白いのか」とか「ハダカが出てくればいいのか」とか、「一部の人にしか面白さが伝わらなくていいのか」とか、いろいろ議論はあると思うけど「面白いものをつくろう」という意見は、議論している人の中でもいちおう、一致しているわけでしょう。

でも、スポーツって違うよな。
「勝つためには何をしたらいいか」と「面白くするためには何をしたらいいか」が、根本的に別なんだよね。

それが、投手交代の瞬間に、すごく表れていたんだと思う。

この場合、「一般人とマニア」というような切り分けをすべきではないよな。
それはぜんぜん別の問題。

でも、本当にそこのところをわからない人が多すぎる。
何べん書いても、この「一般人とマニアとの関係」の件で有効な意見をもらったことが一度もない。
同意を得たことすら、ない。
書き続けるけどね。

で、この「勝つことと面白いことは違う」という矛盾が、ここのところのスポーツエンターテインメントの中ですごく出てきている。
このゆがみがどこまで行くのかは、不謹慎ながら興味がある。

このままいけば、お金がからむスポーツ(アマチュアでもスポンサーがつかないとできないとか、そういうところも含めて)は、すべてスポーツエンターテインメント化するだろう。

「ハッスル」の宣伝ぽい番組で「どハッスル」っていうのをケンコバ司会でやっていて、第5回までニコニコ動画で見て最近の「ハッスル」を知ったんですが、
あれって「スポーツエンターテインメント」の、現状で極北を言っていると思うんだよね。
なにしろ、プロと素人が同じリングに上がっちゃうんだから。

まあ、「ハッスル」が興行的にどれほど成功しているかは知らないんだけど、
けっきょくプロ/アマの壁を壊すしかなかった、ということがすごく象徴的だと思う。
あそこには混沌の面白さが確実にあるしね。

結論ないまま終わるが、スポーツとエンターテインメントの問題は今後も尾を引きそうだね。

なんかねー、テレビが斜陽になってきていることとも関連しているんじゃないかとも思うんだけど。

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