【雑記】伊集院がダイエットがらみで岡田さんを嫌いと言った件
ニコニコ動画に音源上がってます。私はレコーディングダイエットの本をまだ読んでないんですが、伊集院の怒りは本の内容コミのようですね。私はまだ読んでないので、それを前提にしといてください。
参考:
昨日の風はどんなのだっけ?
で、私の聞いた印象からすると(雰囲気を知るにはテキストでの要約よりは音源を聞いた方がいいのでリンクしました)、
エリートデブ(正確には元デブ)同士のイデオロギー対立、という印象ですね。
伊集院は自分を「おもしろ豚肉」って言っていたけど、
じゃあ私のような「おもしろくもなんともない豚肉」はどうすりゃいいのかと思いますし(笑)。
たぶん岡田さんは、「太っていて辛いなら痩せた方がいいですよ」と主張しているんだろうし、
伊集院は「痩せて解決できる問題は太っていても解決できる」と言っているんだろうし、
究極的には「一般大衆はどうすればいいのか」という主張になってるんですよ。呼びかけになってる。
伊集院は「オレまで痩せたいと思わないでくれ」という個人的なことを主張しているようにとれるが、
それにしたって「痩せる痩せない」の問題を「生き方」の問題に還元しているわけだから「太った人はどうすべきか」ということをテーマにしゃべっていると受け取った。
で、これは「ダイエット」ということそのものが、多分に思想的なものであるということを如実に表してます。
まあ、「ダイエットは思想である」というのは、ダイエット本を何冊も読んでいる人ならわかっていると思いますが、
その事実が大物タレントを巻き込んで議論になる、というのが、岡田さんの本の面白いところです。
ただまあ、伊集院の気持ちはわかるけど、
そこら辺のデブに言わせたら、「痩せないで違う方面に努力する(モテるなど)」と「痩せる努力をする」って、けっきょくは似たようなもんだし、
伊集院が笑いを取るためにダイエットしたことも知ってますが、太っていてもリバウンドしても十数キロ落としたことある人とない人じゃあ、デブでもまた違ってくると思うんですよね。
体重をコントロールできる、という意識のあるデブとどうにもならないデブでは考えが違う。
伊集院は「宗教的」とも言ってますが、たぶんそうだと思うし、岡田さんはどんな活動をしていてもその先には人々の意識変革、ひいては社会変革を望んでいるところがあるから、それもまた当然でしょう。
まあ伊集院の、ちょっとガチっぽい怒りの表明に違和感を抱く人もいるかもしれないけど、「アストロ球団」とか「エンタ」についてのときもそうでしたが私は面白いと思うんですよね。
伊集院の基本スタンスって、けっきょく「一般大衆と丁々発止やりながら、自分はどうやってやりたいことをやっていくか」ってコトで、
それはネガティヴな意識としては「普通でない自分が居場所を探す」ということであり、ポジティブな意識としては「自分と似たようなコンプレックスを持っているリスナーに面白いことを提供する」ということで。
明確なテレビとラジオの使い分けから予想しているのは、伊集院は常に世の中を変えようと思って行動している人じゃないからね。
「非・主流」の自分がどう生きていくか、ということを模索している人だから。
伊集院くらいまでの年代のお笑いの人って、そういう意識が強いと思うんだけど。
それは、広い意味で社会変革をしようとしている人とはとうぜんぶつかるよね。
でも、この対立項自体は70年代半ばくらいからある問題だし、それがこうやってちょっとだけ表面化するというのは、自分にとっては面白いですけどね。
それと、伊集院は「オタク」に距離を置いているよね、けっこう。
「理解できるけど、私はオタクそのものじゃありません」というスタンスだと思う。それが面白い。
伊集院くらいの世代で、なおかつ彼は落語家の修行を始めた(社会に出た)のが十代と早いでしょう?
そういう人は「オタク」という態度に対して距離を置く人が多いと思う。
90年代以降の、それ以前と比べて比較的ポジティヴな要素の入った「オタク」っていう概念に「よくぞ言ってくれた!」って思った人は、十代から何かを決断して行動した人ではなく、その多くはそうじゃない状況でくすぶってた人たちじゃないかと思うんでね。私もそうだけど。
(本当に「濃いオタク」の人たちは、世間でどう言われようが自分を貫いていた人たちだから、「電車男」あたりまでの世論を形成してきたのは中途半端だが数が多い「薄い」オタクたちだよね。)
それと、伊集院、自転車に乗ったりしてるからかなり健康管理はしてるでしょう。
伊集院が太っているからといって、自分が太っていていいということにはならないという時代でもあるわな。
・補足
・補足2
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【雑記】・「読んだ気観た気になっていい気分になるならまだいいが」(2009.04.02)
- 【雑記】・「ひとりごとターイム4」(2009.03.01)
- 【雑記】・「ひとりごとターイム3」(2009.02.26)
- 【雑記】・「ひとりごとターイム2」(2009.02.25)
- 【雑記】・「ひとりごとターイム」(2009.02.17)







