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・難民コミックス?

難民コミックス・・・踊らされていませんか?GAKI@DAMA!!!
「難民コミックス」とは、「インターネット上で話題となり、出版社の初版発行部数が少なくて手に入りにくいコミックスのこと」を言うのだそうである。「新刊難民」とも言うらしい。

半年以上前の話題らしいが、自分のブログには「今さら」という文字はないので、今さらそういうことについて感想を書こうと思います。
なお、参考意見としては以下のところが面白かったです。

されどあなたは漫画感想サイトに踊らされるどらみそら。

さて、私の意見。

まず思ったのは、「やっとレビューを見てマンガを買う時代になった」ということですね。
ネットによって、正確に言えばネットとボランティア的にレビューをやっている人によって(アフィリエイトで稼いでいるかどうかは知らんけど)、そういうことになったんですよ。

もちろんマンガ評論家とかマンガレビュアーの方々はいるし、現在では「このマンガがすごい!」とかね、商業出版物でもいろいろ出てますが。

ほんの10年くらい前だと、マンガ評論家が雑誌でマンガのレビューを担当していることもありましたけど、
他の書籍のレビューはみんなその専門の人たちが書いているのに、マンガだけなぜか大学教授とか、マンガに詳しいロック雑誌の編集者とか、俳優とか、むしろ「マンガ」と直接関係ない立場の人が書いていることが多かった気がしますね。

「こんな立場の人が勧めているなら、耳を傾けよう」という姿勢しか、読者にほとんどなかった。

もっと前にさかのぼれば、キョンキョン(小泉今日子)が、「今、私はこれこれに凝ってる」って言ったらそれが売れる、なんていう時代もありましたからね。理由なんてないの。それは「キョンキョン」だったから。
文字どおり「踊らされてる」って感じでしたよ。

それがまがりなりにも、「自分はマンガが好き」という看板しょってる人の言動が信用されるようになってきた、ということです。

もうひとつわきあがって来たのは、「自分はコミック難民だ」と感じ、なおかつ苦労して入手したマンガがつまらない、だまされた! と感じる人は、映画や音楽においてはどうしているのか? という疑問です。

「買わせる」ということに関して言えば、映画や音楽の方がマンガよりよほど巧妙になされているでしょう。
ネットのオススメマンガを読んでだまされたと感じる人は、たとえばテレビで映画の予告編を見ておもしろそうだから見に行って、つまらなかったら、やっぱりすごく怒る人たちなんでしょうか?

これは想像ですが、もしかしてマンガでだまされて怒る人は、その他のジャンルの巧妙なPRには気づいていないのではないか? という懸念が頭をよぎります。
まああくまでも想像です。人間、つまらないものに金を使わされて、怒る権利はあると思いますし。

第三に思ったことは、これは私が年寄りだから思うことかもしれませんが、
「新刊でないとダメなのか?」ということ。
新刊を欲しい人が集中するということは、すでに刊行されているものよりもそっちが面白いと思っているか、「新しい」ということに重要性を見出しているということなんでしょうけど。

たとえば「どれだけ面白いか」という信用度からすれば、「ペンギン娘」と、「美味しんぼ」や「沈黙の艦隊」や「カイジ」とでは、圧倒的に後者の方が高いわけでしょう。
ネットで情報を得てマンガを買う人が、そんな、もんのすごいマンガマニアだとも思えないんで、過去の名作で読んでないやつたくさんあると思うんですよ。

でもなんでみんな新刊買うかなー、という。

で、されどあなたは漫画感想サイトに踊らされるが面白いと思ったのは、「難民コミックス」と言われるものの多くが萌えマンガである、と指摘していることです(まあDMCはちょっと違いますけど)。
「新しい萌えマンガをもとめている」のなら、それはまだ納得できるかな、と。

今、マンガにおいて本気で「新しいこと」に価値がある新刊って、そんなにないでしょ。はっきり言って。
でも、「萌えマンガ」は、もしかしていまだに新しい地平を切り開いているのかもしれないし。
あるいは、ワンパターンでも、随時更新されていく「何が萌えか」を修正して提示してくれるのが萌えマンガでしょうからね。それは「新しくなければいけない」という理由があるわけさ。

あと、この「難民コミック」に関してコメントしているブログで(すいませんどれかは忘れました)、今の有名マンガ感想サイトは、本当に面白いマンガとネタマンガの感想をごっちゃにして書いている」っていう指摘がありましたけど、
実は私も少しそう思っています……。

私はその辺は区別して書いているつもりですが、まあアクセス数も少ないしいいんです……。
後は若いみなさんで楽しくやればいいでしょー(ひがみ根性)。

私はマンガ喫茶のトイレで便座に座りながら、泣き声をかみ殺して生きていきますよ。

そんな感じで。

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