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2007年11月

・「ムーたち」(2) 榎本俊二(2007、講談社)

Mootati02
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施川ユウキとはまた違った方向性の「神経症的ギャグマンガ」とでも言おうか……。あるいは発狂寸前まで自身を追い込む精神的チキンレースと言おうか……そんな感じの作品である。

内容に関しては、1巻の感想を読んで何となく把握してもらうとして、

手短に、巻末に掲載されている斉藤環の解説文について。

まあ、こんなマンガの解説、書くのはむずかしいに決まっているんだが、気になったところが一点。

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偉そうっていうだけで 悲しいほどむかつく

ねえ 観てる?
朝の ニュース番組
小太りでめがね
ちょいとしたヒゲを はやしてる
なんとかアナリストみたいなやつが出てんのよ
コメンテーターっていうのかな

そいつがすっげえ むかつくの
薄笑いで 適当なコメント
内容も無い くだらない合いの手

そして 何より許せないのは
えーと なんだっけ?
忘れちゃった テヘ

歯医者に イラクへ行った戦場カメラマンの本が置いてあった
その人は、私はたいした人だと思う
でも冒頭の座談会の あとの二人はダメだった

何というか、品が無い
品が無いと 人はついてこない
いやいいややっぱり品が無くても

トイレット博士 面白い
せんだみつを 面白い
ウンコ太郎  超面白い

だから下品とか そういうの関係ない
単に私がきらいなだけ

まあ戦場カメラマン、あるいは戦場におもむく記者ならさ
「地に足のついたリアル」を真っ先に問題にするよね
それはするだろう

でも、そうした「リアル」は文字に定着した段階で
とたんに 浮遊する
極端な話、「都市伝説」すらとも並列化されてしまう

それを考えてないと
だれも言ってることを信じてくれない
それとも、信じてもらえなくてもいいと思っているのかな?

まあどうでもいいわ
所詮高学歴者の戯言
東大のキャンパスで
おむすびでも食ってりゃいいんだな

灯台のてっぺんに縛り付けて
三日三晩 放置してやろうか

そして蝋人形にして やろうか

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ウママーウミミー、ウマウミミー!

ウママーウミミー、ウマウミミー!
ウママーウミミー、ウマウミミー!

廃屋の裏で叫んでも

なんにも返って来なかった

もう おしまいだ
もう おしまいだ

から揚げ食って 寝ちまおう

一方、
天然パーマ業界は荒れていた

黒船来航……

「天然パーマ界のリア・ディゾン」こと、
「天然パーディゾン」がやってきたからだ

腰に手ぬぐいぶら下げて
学生服にしみこんだ
においをファブリーズで
消したとさ

さあ ファミレスに行って
クリームソーダを頼もう
さあ 同時にビールも頼もう

ヘンな顔されること請け合いである

そうそう、「携帯なんかなくても生きていける」って人は、
「携帯使わなくても会いたい」だけの
社会的価値のある人間でしょ?

世迷言行ってんじゃねー
派遣のバイトだって
携帯持ってないと得られない時代

格差を無視した能天気発言に
自分は泣いて言った

ウママーウミミー、ウマウミミー!

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【イベント】・「私の人生を変えた一冊の漫画」

新春早々、以下のようなイベントをやる予定です。
よろしくお願いします。

面白漫画倶楽部新春スペシャル
「私の人生を変えた一冊の漫画」

早くも伝説となった『触手ナイト』から一ヶ月半…面白漫画倶楽部の精鋭たちが再びネイキッドに集結する!新年一発目の今回は、メンバーそれぞれの人格形成に大きな影響を及ぼした『心の一冊』について。いつもと違った、もしくはいつも通りでしかない各人の個性が光る。
【出演】鶴岡法斎、面白漫画倶楽部メンバー 他

2008/1/7(月)
OPEN18:30/START19:30
予約/当日¥1,200(+1drinkから)

電話予約はNakedLoftにて受付中。

【問】Naked Loft:03-3205-1556 (16:30~24:00)

面白漫画倶楽部ブログ

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【ドラマ】・「点と線」

公式ページ

今までドラマ化したことないのかな? あるのかな? 知らない。でも「砂の器」よりは有名ではないよね。
原作読んでないけど、映像化しづらいプロットなんだろうなあ、と思った。
また、情景が変わったり激しいアクションがあるわけでもないから、テレビドラマ向きの原作なのだろう。
(鉄道ファンには「情景が変わってる」って思えるんだろうけど。)

で、けっきょく全部観てしまった。もう少しカタルシスのあるラストにならないかとも思ったが、これはこれでいい。

高視聴率だったようで、ときどきこういう硬質なドラマが高視聴率にならないと、日本は滅びるので良かったと思った。

ネットで「たけしは大根」って書いているやつがやっぱりいたけど、そんなことはわかっているんだよ。
私も、マニア的にたけしを追いかけてきたわけではないんだけど、空気みたいに影響を受けちゃってるんですよ。
昭和40年代後半生まれ以前の人たちはみんなそうなんじゃないか?

何というかね、「神」とまではいかなくても「恩師」くらいの感覚でどうしても観ちゃうんだよね。
だから、大根だろうがセリフがたどたどしかろうが、そんなことはぜんぜんどうでもいいんだ。

ただ、ひとつだけ言えるのは、年老いたたけしの顔は「怨念」を表現できる顔。
本当に、戦中派にしか見えない顔なんだよな。
だから、それだけでも許せてしまう。
それがわかんない人は、たけしの出るドラマや映画を観る必要は無い。

やくざ映画はいやだって「監督ばんざい!」で言っていたけど、
たけしはやくざ映画を撮り続けるべきだと思うんだ。
「怨念」とその爆発を、ああいうかたちで表現できる役者はたけししかいないんだから。

それと、ラストのうついけんが泣くシーンに文句つけてるやつもネットで見たけど、
そういう人間は、無念を抱えながら年を重ねた人間の気持ちが理解できない、ケツの青い若造。

高橋克典は、予想外によかったですね。初めて演技らしい演技を観たけど。
柳葉敏郎については賛否あるだろうと思う(何をやっても同じだとか)けど、
私はああいう人は好きです。

たけしは役者としてもまだまだできると思った。
もう少しトシを取ったら、奥崎健三みたいな狂った老人の役をやって、たけし軍団をバンバンぶっ殺すようなめちゃくちゃな映画をつくってほしいなあ。

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・「山手線の駅名を言えるようなガキには死んでもなりたくないが、ひとつも言えないなら言えないで問題かも」

「やつは刑務所の塀の上を歩いているんだ」
と、だれかが言った。
そのとおり。
やつの名はピョモ郎。
トマトの皮を盗んで生計を立てている。

泥棒だ!

しかし、やつの家の隣の空き地にはいつも大量のトマトの皮が捨てられていた。

ピョモ郎の家の隣の空き地のそのまた隣には、さる大金持ちの家があった。
そこの息子は、「トマトの皮をむかないと何となくイライラする病」だったのだ。

だからトマトの皮を大量にむき、それを空き地に投げ捨てた。

ところ変わって、ここは九州。
九州、2回くらいしか行ったことないから、想像で描写します。

まず四国地方があって……(ダキューン!)
狙撃。

狙撃されました。

死んだー。

わー。

ひえー。

むぎゅー。

ごわー。

ぞえー。

どぴゃー。

ぱぴゅー。

ぽぴゃー。

ぼびゃー。

どひやー。

チョミャー。

ひゃひょー。

ほひゃー。

「休みの日には何をしてるんですか?」
「家で寝てます」

ハイつまらない回答だから、
死刑!!

そうなりました! 今日から!

国会で富島健夫が決めたのだ!!

……というわけなんじゃよ。
老人はそう言うと、
エアカーに乗ってビルの谷間に消えていきましたとさ。

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【萌え談義?その3】・「本当にもうやめようかな~」

この「萌え」のカテゴリで、もうやめようかな、やっぱりやめようかなって毎回書き続けるのはどうかと思った。
「萌えについて語る」ことの新しいスタイルじゃないか!?

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【雑記】・「何も変わらない……」

リアルで2chの話をする奴は死ねへいわぼけ

リアルで2chの話をする中高生の特徴アルファルファモザイク

昨日の風はどんなのだっけ?で知る。

リンク先(とくにリアルで2chの話をする中高生の特徴を観ると、今の中高生と言ったら私とふたまわりくらい違うのに、「オタクのメンタリティ」という観点で言えばまったく変わっていないのに驚いたよ!(笑)

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【雑記】・「高速移動するドピョッピリポー」

この間、テレビで「地方でがんばるおじさんバンド」の特集をやっていた。
で、その中のあるバンド。歌詞の内容が、
「希望を持ってサラリーマンになったけれど 今じゃ窓際族 会社にも家にも居場所がない」
みたいなやつなの。

この手の、「がんばってますしがないサラリーマン」みたいな素人バンドって、昔っから絶えない印象がある。
昔懐かしいイカ天でも、私の記憶にあるかぎり2つのバンドがそういう歌詞だった。

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【萌え談義?その2】・「やっぱりもうやめようかなー」

第二回にして、早くもめんどうくさくなったこのカテゴリ。

それにはわけが、あったのです。
(ホワンワンワンワ~ン)

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【雑記】・「このどうでもいい話がすごい!」

こんにちは。おもしろ研究所研究員(本業は実家で洗濯物をおりたたむ仕事でタバコ銭をもらって生活している)、おもしろ三太夫です。

第25回「このどうでもいい話がすごい!」がやってまいりました。
ではベストテンをご覧ください。

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【雑記】・「下のエントリの続き」

下のエントリの続き。
よくよく考えたら私の言いたいことはこういうことですよ。
「文句を言うなら、なぜそう思うのか理由をしめせ」と。
あるいは、「ただけなしているだけでなく、拙くても代案を提示しろ」ということ。

けっきょく、それだけです。

ほめ言葉に理由は二の次だが、けなし言葉には「なぜけなすのか」を明記することが不可欠であると思う。

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【雑記】・「また、リンクしないでブログに文句を……」

あー、たまたまネットウロウロしていて目が腐るようなテキストを目にしてしまった。
直接リンクしてもただケンカ売ってるだけみたいンなるので、例のごとくしません。

「おれのこと言ってんじゃないか」と疑心暗鬼に陥る人がいるかもしれないのでいちおう書いておきますと、
マイミクの人ではありません。ぜんぜん知らない人。っていうか、だれだアイツ。

で、どういう文章が「目が腐るか」っていうと……(なんだこの引き)。

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【雑記】・高度なプレーをすることとプロであるということ

谷沢発言の真意を考えてみる。見物人の論理

スポーツかエンタメか昨日の風はどんなのだっけ?)で知る。

ああ、なるほど。
要するに、「高度なプレーをする」ということと、「プロである」ということは別で、
果たしてそれをスポーツの送り手や受け手がわかっているかどうか、という問題になると思います。

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【萌え談義?その1】・「ベビードールを着てると思ってた」

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突然だが、当ブログに「萌え」項目を設置することにする。
私は基本的に「萌え」概念の肥大化とでも言うべき現象に否定的ではある。
理由はいろいろあってめんどくさいからいちいち示さない。逆にわざわざ「萌え」項目を設置した理由について書いてみると、以下のようになる。

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【イベント】・「触手ナイト」(注:昼イベントです)開催せまる!

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「ナイト」だけど昼開催!! お間違いのないように!!
於:ネイキッドロフト

(以下、ネイキッドロフトのサイトより引用)
面白漫画倶楽部/別冊号
「触手ナイト」
「触手を理解すれば、日本文化の8割は理解できるはず…」江戸栖方のココロのつぶやきと「面白漫画倶楽部」メンバーの魂が「触手」で結びついた!これで日本は救われる!さあ、みんな!ネイキッドロフトでボク達と触手!

【当日の話題】
触手の歴史/アニメと触手/漫画と触手/ゲームと触手/映画と触手/世界の触手/文学と触手/美女と触手/ロリと触手/同人系触手・・・・・

【出演】江戸栖方(アングラ評論家)、KRONOS(SFC)、新田五郎(ふぬけ共和国)、鶴岡法斎(漫画原作者)

【司会】かに3匹(かに温泉)、バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)
【Guest】成田優介(JJポリマー)、キムラケイサク(おたく酒)

11月17日(土)
OPEN12:00/START12:30
予約/当日¥1,200(+1drinkから)
予約はNaked Loftにて10/13(土)より受付!
【問】Naked Loft 03-3205-1556 (16:30~24:00)

面白漫画倶楽部ブログ
(引用終わり)

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・難民コミックス?

難民コミックス・・・踊らされていませんか?GAKI@DAMA!!!
「難民コミックス」とは、「インターネット上で話題となり、出版社の初版発行部数が少なくて手に入りにくいコミックスのこと」を言うのだそうである。「新刊難民」とも言うらしい。

半年以上前の話題らしいが、自分のブログには「今さら」という文字はないので、今さらそういうことについて感想を書こうと思います。
なお、参考意見としては以下のところが面白かったです。

されどあなたは漫画感想サイトに踊らされるどらみそら。

さて、私の意見。

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【雑記】ナントカのナントカをカントカで打つ妄想

「はてなダイアリー」の仕様をそろそろクダラナイなーと思いはじめた頃、自分は「みうらじゅんはロリコンがきらいらしい」と書いた。
これは、テレビについてのエッセイ集(現在は絶版)の中で、「あらゆる変態は許容できるがロリコンだけは許せない」と書いてあったのを自分は覚えていたから。

そうしたら、コメント欄で「みうらじゅんはシャルロット・ゲンズブール好きを公言しているので、ロリコンじゃないとは言えないんじゃないですか?」というコメントがあった。
そのときは、「へーそうなんですか、知らなかったです」などと穏当に返事をしておいたが、

自分はそのときには「シャルロット・ゲンズブール」なる人物を知らなかった。

それで、調べてみたんだけど……。

文脈がぜんぜん違うじゃねーか!!

みうらじゅんが「ロリコンがきらい」と言っているのは、宮崎勤事件がキッカケだと容易に想像がつくだろう!!

そりゃ、ガチでロリコンな人物でシャルロット・ゲンズブールが好きな人もいるかもしれないけど、
日本のオタクがらみのロリコン文化には、ねーだろ! この人は!!
「へー知りませんでした、お教えいただいてありがとう」なんて返答するんじゃなかったよ!!

私個人は、ロリコンについてはどうでもいいんだ。
しかし、そこからドロドロしたものを払拭しようとする(まあTPOにもよるが)無意識な態度……。
みうらじゅんの言動を直接見たわけではないので、どうかは知らんが、「ロリコン」にシャルロット・ゲンズブール好きをカウントしてしまう態度には何かある種の懸念を抱かずにはいられない。

むろん、「オシャレなロリコンだってあっていーじゃねーか!」という主張はあってしかるべきだとは思うが、
それを部外者が言うことは許されないと思う。

ちなみに「エロとオシャレ」ということに関して言えば、
リリー・フランキーが、篠山紀信だったか、常盤響だったか、
とにかくああいう人たちの撮る「おしゃれヌード」に関して肯定的だったことに、
もうずいぶん前に「へえー」と思ったことがある。

これは「エロ」に関して、「女豹系か子猫系か」に分けて特集を組んでいた80年代の「平凡パンチ」や、相原コージの「神の見えざる金玉」に載っていた(と記憶する)分類につきつけた強烈なアンチテーゼだ!!

でも、だれもそれに気づかないで世の中は回っていく。

似たようなことでは、「ロックイコール生の激しい音」というイメージとはぜんぜん違うところからやってきた電気グルーヴは今でも衝撃的だということ。
古い話になるが「イカ天」なんかでは打ち込み全否定だったし、
一般人には「テクノイコール線の細いインテリな音楽」というイメージがあったと思うんで(坂本教授がケンカっぱやいとかそういうことは別にして)、

ウンコだとか全裸だとか体液をともなったフィジカルなものと打ち込み音楽との融合(まあ私の知らないところで海外では当たり前な部分もあったかもしれないけど)は、本当に画期的だったと思う。

だって、今でもテクノっていうと普通にケン・イシイみたいなタイプ(これもざっくりした分類ですが)ばっかりじゃない? いやなんか物静かに音楽を語る、みたいな。

ああ、そういえば小島よしおが踊ってるときの曲が確かDJ TASAKAかなんかで……(BGMはWoodyの「hype 'o' tek」、TWIN PITCHの「GHETTO BLASTER」を使用しているんだって。ウィキペディアによると。DJ TASAKAのミックスアルバム「DJ Tasaka Presents Mix Of Colors」収録。ウィキペディアによると。)
あれが近いわ。自分にとっては(何に?)。

うるさい!
おい、お客様がお帰りだ!!

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補足

下のエントリのフォロー。

下のエントリの「みんな文句言いすぎ」の「みんな」とは、SFマニア(の一部)のことをさしていたのだが、
批判はそういう人たちだけではなかった。

たとえば、オタク側からも「ちょっとオタクとSFを結びつけすぎやしないか?」という意味での批判、もあったことに気づいた。

で、それについて思ったことを。

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【テレビ】・「ETV特集 21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」

「ETV特集 21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」(10月21日(日)放送
録画しておいたのを、今頃観る。

それにしても、ざっとブログ等を巡回したが、あまりにもみんな文句言いすぎだろう。
中には「押川春浪にふれていない」とか書いているところもあったが、「日本SFの50年」って戦後50年のことなんだから、あたりまえである。

この番組は、もちろん本当の意味での50年史ではなかったことは「看板に偽りあり」と言われてもしかたがないかもしれない。
しかし、「日本SF第一世代、具体的にはSF作家クラブのやってきたこと」をテレビで検証していくというのだから、地上波としては画期的だったはずである。

いや、それよりも強調したいのは、この番組は「SFについて描いた番組」なのではなく、「オタク的コンテンツの源流には、まぎれもなく黎明期のSF作家の功績があった」ということが言いたかった番組なのだということ。

つまり、「SFファンのための番組」ではなく、「SFファン(おそらくつくったディレクター)」が、今の若いオタクたちにその源流を示した番組なのだ。

自分は、これは非常に画期的なことだと思う。

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・「事務所をクビにされた芸能人」(2007、竹書房)

コンビニコミック。
原作:阿蘭澄史。
題材は、華■朋美、加■亜依、飯■愛、奥■恵、中■明菜、神■沙也加、葉■里緒奈。

華■朋美と羽賀研二は、この手のマンガ単行本でやたら見ている気がするな。

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・「アイドル 黒い噂の真相」(2007、ミリオン出版)

コンビニコミック。
原作:阿蘭澄史。
アイドルの下半身事情、地下中絶、ドラッグ、追放・失踪したアイドルなどなどの、ゴシップをマンガにしたもの。
ほとんどがイニシャルでしか載っていないが、さすがにだれだかわからない人もいたな……。

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・「実録 テレビ局の表と裏」(2007、宙出版)

コンビニコミック。
原作:阿蘭澄史。

この「阿蘭澄史」という人原作の、芸能界裏事情コミックがやたらと多い。この人の原作はハロバイ・関の「信じるか信じないかは、あなた次第です」と同じように、「●●とは……因果は商売である」のひと言で唐突にシメてしまう特徴を持つ。

まあ、本当の本当に裏事情を知っている人にはすでに知られている内容なのだろうが、私にはなかなか面白かった。

本書の中の「お笑い芸人の合コン事情」というのが、またせつねぇ話でね。

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・「地獄に堕ちた有名人3」(2007、宙出版)

コンビニコミック。
題材となっているのは、羽賀研二、華原朋美、横山ノック、赤松直樹(元ヒステリック・ブルー)、パリス・ヒルトン、朝青龍。

トイレが混んでいるとすぐにおしっこを自発的にもらすというパリス・ヒルトンが面白かった。おもらしマニアはこういうのもチェックしてるのかね?

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・「地獄に堕ちた有名人2」(2007、宙出版)

コンビニコミック。
題材となっているのは、加護亜依、元ドリカムの西川、マイク・タイソン、永田元議員、堤義明、元大五郎役の西川。

w(ダブルユー)の評価が……。まあ世間ではこんなものだよね……。

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・「地獄に堕ちた有名人」(2007、宙出版)

コンビニコミック。
題材となっているのは堀江貴文、田代まさし、山本圭一、O・J・シンプソン、植草教授、小川博(プロ野球選手)。

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・「実録 女子アナ花の大学生活」(2007、宙出版)

こっちに書いた
原作・阿蘭澄史。

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【雑記】・今さら、落合采配をめぐる議論について

本当に今さらなんですけど。
いいだろー。「今さら」が通用しないならブログなんてやらないよ。

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【映画】・「番格ロック」

1973年、東映東京
監督:内藤誠、脚本:山本英明、大和屋竺
出演:山内えみこ、柴田鋭子、鹿内孝、誠直也

「番格」とは、番長と同等の実力を持ち、それでもなお一匹狼をつらぬく存在である。
スケ番グループ、赤羽百人会と池袋の「騎兵隊」、両者が対立する中、百人会の番格であった由紀子(山内えみこ)が女子特別少年院から出所する。
彼女は、かつて少年院で一緒だった「騎兵隊」の総番・アラブの鷹(柴田鋭子)と再会し、タイマン勝負することを熱望するが……。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、今週金曜日までやってます。

映画館はビックリするくらい混んでいましたが、結論から言うとわたし的にはピンとこなかった。
ただ、私がこのテの映画に求めることはひとつやふたつくらいのことしかなく、そこから少しでもズレていくと理解できなくなるという読解力のなさなので、そこは(私を)割り引いて考えてください。
この辺、まだ私の修行の足りないところです。

本作の感想としては、私が思いもよらなかった視点としてここのテキストアヌトパンナ・アニルッダ)が面白かった。ああ、そういう話だったのかと納得がいきました。

で、自問自答していくと、「かぎりなくホモ(あるいはレズ)に近づいていく情愛」というのを理解する気持が自分には根本的に欠けているなあ、と。
要するに、本作では由紀子が「アラブの鷹」に会いたがっている理由というのは、当初は憎しみであるかのように思われるが、だんだん「愛憎相半ばする」というか「愛情が憎しみに変わり、でも愛している」という屈折した感情であることがわかっていくわけですが。

内藤誠監督の、似たようなジャンルの映画として「地獄の天使 紅い爆音」を私は観てますが、感想を読み返すとかなり買ってるんですよね。それなのになぜ今回ピンと来なかったかというと、由紀子の心情が、私にとっては複雑すぎてよくわからないところがあるから。

それと全体的なことを言えば、もうちょっと展開にメリハリをつけてほしかった。
たとえばタイトル冒頭に出てくる「番格」というスケ番内でのポジショニングの面白さが活かされていない。記憶が違ってたらすいませんが、由紀子が出所してきたときにはすでに「百人会」には番格がいたり。つまり映画冒頭で由紀子がどういうポジションなのかがまずよくわからない。
ここで、新米の「番格」をブチ倒して「これからまた私が番格だよ!!」って宣言するとか、総番の希望でまた番格に復帰するとか、そういう明瞭なシーンがあればよかったと思ったんですが。

メリハリということで言えば、由紀子も「鷹」も両方「番格」ならまだわかりやすいんだけど、「鷹」は総番なんだよね。その辺もなんだかわかりにくいんですよ。
途中で、ある人物がある行動をとるけどそれも不可解だし……。正直、途中からストーリーを追うことから脱落してしまいました。

で、個人的には山内えみこのオッパイと長い足がとりわけ強烈な印象を残してしまったと。

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【雑記】・しつこく亀田ウォッチング、それと「勝利の価値」

TBSは例の興毅の記者会見(と、父親の引退)が「みそぎ」だったと解釈しているのか、若干トーンダウンはしているもののあいかわらずワイドショー的な亀田報道を続けている。

驚くべきことに、他局も続けている。そうなんだ、亀田一家が嫌いなんじゃないんだね。TBSがねたましかっただけなんだね。

いしかわじゅんがワイドショーに出ていて、「ボクシングは今まで本当に人気がなかった。だから亀田一家にはボクシングに目を向けさせたという面もあった」と、まあ正論としか言いようがない正論を言っていたりした。

もちろん、私だってオトナだから、マスコミが亀田一家の寿命が少し延びたと解釈しているんだということは、理解できる。
内藤と興毅のタイトルマッチが実現すれば、辰吉VS薬師寺以来の話題の一戦になることは間違いないだろうし。

それにしてもなあ……。ボクシング界のエンターテインメント方向に関するウブさには、ちょっと信じられないものがある。
とにかく、亀田一家の「演出」に関して驚かされるのは、その「拙さ」だったのだから。

たとえばそれは、オリンピック報道における「如才なさ」にイラッとくるのとは正反対の方向性を持っていた。
確かにそれは注目すべき拙さだったと言ってもいいが、そこに着目してしまうのはむろん、本来のボクシングの楽しみ方とは違うところだろう。

亀田問題というのは、日本人のスポーツ感、エンタテインメント感、くらいにまで話を広げないと面白くならないかもしれない。
自分としては、送り手/受け手、あるいはマニア層/一般層、またあるいは世代間の感覚の違いといったズレが引き起こした問題であるように思う(こういうこと書くと、どうせまた「考えすぎ」とか言う人が出て来るんだろうけどね)。
でも、簡単に答えは出ないと思うよ。もう力道山だけがいた時代じゃないからね。ルチャから総合まである時代で、その中にもそれぞれの「マジ」と「ネタ」がある時代なんだから。

そんな中、日本人のエンタテインメント感、スポーツ感の幼さを如実にあらわすエントリがあった。

君たちは野球の何を見ているんだい?

この人、他のエントリではもう少しマシなことを書いているのかもしれんが、これはひどいね。

>>プロスポーツに興味があるあなたが見たいのは、「誰がどう勝とうとしているか」ではないのか?
(中略)
>>>>プロは勝つことが大事。負ければ何も残りません。
>>そういうあなたは、ドラゴンズは53年間何も残さなかったのだと言いたいわけだ。

こんな当たり前のことを書くのもはずかしいが、「誰が勝とうとしているか」について面白味を出すためには、「誰が勝つか」に興味がひかれなければならない。

>>プロスポーツの価値は、結果ではなく過程ではないか。その過程がつまらないと感じたら、そう言う権利は誰にでもあるのだ。

当たり前だが、結果と過程には因果関係がある(なんでこんなことをわざわざ書かなければならないのか……)。

そもそもが、「ただ面白いだけ」なら、「勝敗」を決める必要すらないわけだ。
もう少し細かく言うと、プロスポーツの面白味というのは「勝つための方法と結果とのせめぎあい」にあると言える。

たとえばドラゴンズは日本一になるまでの53年間でいろんなものを残していると思うが、
それを言うならどんなに弱いチームでも何かを残している。
スポーツの面白さは「強さ」がどのようなかたちで積み上がっていくかを見ることにあり、それには「強さ」を証明する最も簡潔な指標である「勝利」に価値が置かれなければ、根底から崩れ去ってしまう。

そりゃ、子供の野球だって草野球だって、見ていれば面白いでしょうよ。
だが、「プロ」とか「高度な技術を持ったアマチュア」にみんなが注目するのはなぜか。

というと、「勝利の積み重ね」という「面白さの保証」があるからであって、
おんなじことの繰り返しになるがそれは「勝利」というものに価値が置かれていなければ成立しないものである。

リンク先のブロガーは、たぶん野球(あるいはスポーツ)の観戦者すべてが、大前提として「勝利の価値」というものを認めているということを、根本的にわかっていないのだろう。

それにしても、こんなこと書く人のブログが注目されているって、何か絶望的な気分になるな。

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【雑記】・補足2

こちらのテキストに関してですが……。
私が過去に書いたテキストに関して、さらに細く説明した方がいいかなと思うので書きます。

まず、世代論にしたつもりはなかったりします……。でもこれは私の言葉が足りなかったからかもしれない(後述)。

注:
リンク先が書き直されたので、このテキストの巻末に「追記」を入れました。

続きを読む "【雑記】・補足2"

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【雑記】・「バックナンバーを見ろ!!」

バックナンバーの時系列のやつを、「週ごと」から「月ごと」に変えました。
ココログでは、長文が多いと「週ごと」が推奨だ、と書いてあるんでそうしてたけど、ページを開いたときの重さの問題がクリヤされるのならぜったい月ごとの方がいい、と考え直したから。

どうせ、全文じっくり読む人はいないんだし、エントリを流し読みして興味のあるところだけを熟読するのなら、月ごとの方が便利だろう。

いつも思うけど、ブログ文化って過去ログを省みない文化だよね。ホームページと比べると「現在」と「過去」の差がすごくあるというか。
過去ログの人気エントリを目次化したり、っていう配慮をしているところもあるけど、ブログっていう形式そのものが過去ログを見にくいようにできてるんだもんな。

官能小説のサイトで、ブログでやっているところとかあるけど、ああいうのもすごく個人的には見にくいし。

ということで、今回も「この世は終わり」って結論になりましたね。

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【雑記】・エリカ様、嫌いな女ナンバーワン

エリカ様に「女が嫌いな女No.1」の称号
今年度の週刊文春「女が嫌いな女」の第1位に選ばれているそうです。
女性の支持はあるのかと思ったけど、そうでもないのな。

まあなー、男の影がチラついている段階で「ウチの彼氏ヤクザやってんだー、あんた埋めてもらおうか?」みたいなことを言いそうな軽薄キャバ嬢、みたいな印象があるのかもしれん。そりゃムッとくるわな(あっ、麻生千晶みたいな下品なこと書いちゃった)。

しかし、ベスト10のランキングを見るかぎり、細木数子や神田うのといった、女性週刊誌においてはセレブ的な人たちも含まれているから、むしろ「週刊文春読者のオジサンたちを安心させてくれるラインナップ」とは言えるだろうね。
「いまどきの若い女性も完全に異次元の存在じゃないよ、オジサンたちと同じことを考えている部分もあるよ」みたいな。

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【雑記】・オーケンの、のほほんとしたところより、むしろ非情なところを見習いたいけど

「ストリーム」コラムの花道のオーケンが、冒頭でちょっと亀田ばなしを。謝罪会見の頃ね。

曰く、「スポーツ界全体がスポーツエンタテインメント寄りになっている昨今、その要望に答えただけなのに、あれだけ持ち上げられてあれだけ落とされるって……」と世論(正確にはマスコミが形成してる世論、か?)に引き気味の様子。

この「コラムの花道」では亀田のことがよく話題になるが、バカ正直な筋論の勝谷氏は問題外として、
それ以外の人はみんな亀田一家に肯定的ですね。
「杉作J太郎も亀田全肯定」だという話も「コラムの花道」で聞いたし。

で、総じて「エンターテインメントになにマジになってんだ」という論調なんですけども、
亀田一家のパフォーマンスがエンターテインメントであることは自明とした上で、「エンターテインメントの質」を問うている人がいないのは残念です。

「エンターテインメントとしてダメ」だからこそ、これだけのバッシングになったんだと思いますけどね、私は。

それと「大バッシング」に引き気味というのは、送り手の立場として「こんなに批判があるんじゃうかつなことできんな」という、自分と亀田を立場置き換えての発言であるようにも思う。

やじうまワイドの山田美保子もそんな立場の発言だった。「どうせこうなっちゃたらどんな謝罪したって叩かれるんでしょ」みたいな。

でも、ものすごく多くの人が右へならえになってしまう、ということと、亀田一家のパフォーマンスの拙さ、というのはまったく別の問題だと思うんですよ。

一般大衆を、エンターテインメントの供給側に対して力を持っているととらえるか持っていないととらえるかのスタンスの違いで、発言も違ってくると思う。
一般大衆が右へならえになってしまったときの恐さに反応する人はやや引き気味で、

ネットでわーわー言ってる人(私みたいな)は、自分一人の働きかけがいかに無力かは骨身にしみているから、
亀田バッシングには冷淡なんですよね。

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補足

下のエントリの補足。

>>まあ、「ダイエットは思想である」というのは、ダイエット本を何冊も読んでいる人ならわかっていると思いますが、


より正確に言うと、「思想に近づきやすい」って感じですかね。ダイエットの方法しか書いてないダイエット本も山ほどあると思うんで。

拒食症とか過食症とか、どっかの国で「モデルの痩せすぎ禁止」になったとか、そういうこともあるし、
美醜の問題とも結びつきやすいし、
「太っている人は自己管理できない」と思われるらしいし(「欧米か!」)、
何かといろんな方向にむすびつきやすいというのがある、ってこと。

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【雑記】伊集院がダイエットがらみで岡田さんを嫌いと言った件

ニコニコ動画に音源上がってます。私はレコーディングダイエットの本をまだ読んでないんですが、伊集院の怒りは本の内容コミのようですね。私はまだ読んでないので、それを前提にしといてください。

参考:
昨日の風はどんなのだっけ?

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