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【お笑い】・「再び、小島よしおの件」

24時間テレビのダチョウとの件。
「いいとも」でバラエティ的な手打ちとなって、良かった良かったと思う。
繰り返すけど、「これで小島よしおは終わり」とか「ダチョウがダメだ」とか、ものすっごい真剣なレベルで非難するつもりはない。ことを大きくするつもりは毛頭無い。

だが、カンニング竹山のポッドキャストを聞くかぎり一種の「事故」であったことは間違いがなく、その場に居合わせた芸人たちもそういう感想らしい。
だから「たいしたことなかったんじゃないの、騒ぐほどのことじゃないんじゃないの」という意見もあるが、
「24時間テレビ」という枠内で、小島がしくじり、それをだれもフォローできなかったことは厳然たる事実だと思う。

そりゃみんな芸人で、口から先に生まれてきたような人たちなんだからラジオなどの自分のメディアで後フォローはするだろうし、それはそれでいいとは思うけど、でもやっぱり、大騒ぎになってしまったのはダチョウや小島だけじゃなく、ディレクターだとかなんかそういう裏方的な人たちのしくじりでもあるし。それは事実として、ある。

ひとつ思ったのは、「バラエティ適応能力」と「アドリブ力」というのはちょっと違うものなんだなということ。
ダチョウの場合、バラエティ能力はすごいものがあるけど、最近ではある種パッケージングされている感がある。
自分たちの枠外の事象に対しては、弱い気がする。

以前、「おはガールフルーツポンチ」だったかな、「おはスタ」で、バトンを使ったダンスのある歌を出すことになり、「最初のお披露目で失敗したら解散」というようなことになっていた。
で、実際にやってみるとだれかがバトンを落としたりなんだりして成功とは言い難く、プロデューサーが最後に出てきて「解散だ!!」っつっておはガール大泣き、異様な空気に包まれる、というのがあった。

当然、その後の「おはスタ」ではリベンジしてプロデューサーに認められてばんざいばんざいとなったのだが、
出勤前に中学生くらいの女の子が悲しくて号泣する姿を見せつけられた私は非常に不愉快になり、その後「おはスタ」ファンサイトの掲示板などを見て回ったが、「どうせ仕込みだろう」とかそういう意見しか出ていなかったと記憶する。

私の想像としては、プロデューサーのダメ出しは本当のサプライズだったが、おはガールたちが想像以上に動揺したので変な空気になってしまった、というところが事実かと思うのだが真相はわからない。
だが真相はともかく、「そういう雰囲気」になってしまったことは事実で、「そういう雰囲気」が「おはスタ」という番組でアリかナシか、ということが問題なのである。ハプニングだったのか演出だったのかは関係ないのである。
そして、この件に関して言えば私はダメダメだったと思う。

小島よしおの件から離れるが、もともと「おはスタ」における出演タレントの新曲が出る前の盛り上げというのは、ふた昔前の「電波少年」とか「ASAYAN」の劣化コピーのような「メンバー同士が不協和音を起こして仲直りするまで」とか「だれかから拒絶されて認められるまで」をミニドラマ風に流すというののワンパターンで、それをやりすぎたのがおはガールの件だったのだろう。
(まあ、その後も似たような演出でずっとやるんですけどね。)

閑話休題。
とにかく、だれの責任であるにせよ24時間テレビである種のしくじりがあったことは事実。たとえば「現場では爆笑だった」みたいな意見が後から出たとしても、それは視聴者に伝わらなければダメなんですよ。
そしてそれを踏まえたうえで、私はお笑いっていうのは「ダメ」がダメじゃなくなる空間、そこで終わりじゃなくてそこから始まるものだと信じているから、バラエティ的な、「お笑い」としての回収をしたのはよかったな、と思うわけです。

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