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【雑記】たぶんアイドルはそう簡単にはなくならないだろう。(その4)楽曲がよくなければ客はついてこない

「ハロプロ楽曲大賞」というのが数年前から始まっています。
ハロプロの曲の中から、毎年いちばんよかったと思うものを投票で選ぼうというファンからの企画です。
ひとつの事務所のアーティストの楽曲の中から1位を選ぶ、という企画が成立する、このこと自体が(ジャニーズは別にして)すごいことでした。
むろん、同じようなことは他の事務所くくりでもできるんでしょうが、一見キャラクターのみで語られがちなアイドルだけに、「楽曲重視」という視点が面白いわけです。

しかし、正直言ってここ数年のハロプロの楽曲は、いちじるしく面白くない。

典型的な80年代アイドルというと、「ただかわいければいい、曲や振り付けは飾り」だと思われるかもしれませんが実情はぜんぜん、違うと思います。
一流のアイドルは一流の作曲家、作詞家を起用しています。
また、特定の作家に連続してお願いすることによって、そのアイドルの「色」もできてきます。
たとえば菊池桃子に対する林哲司とかですね。

それで、ある時期までは「つんく」というのは、過去の都倉俊一であるとか、宇崎竜堂であるとか、筒見京平であるとか、そういう人たちに匹敵する作曲家だったし、
個人的にはコムロを完全に越えた作詞家だと思ってます。

(というか、ハロプロ楽曲の異様な盛り上がりというのは、その直前のコムロファミリーに対する観客の不満が爆発したという部分もあると思ってます。)

が、つんく(あるいはつんくブレーン)も、ついにタネが切れるときが来た。そして、それに対する抜本的な改革も、あまり行っていないように思います。
曲に関しては、外注もしているようですが、歌詞がねぇ……。

ハロプロ以外に目を向けてみると、完全にアイドルとは言いきれませんが「らき☆すた」の主題歌「もってけ! セーラーふく」や、Perfumeはその曲の良さ、面白さが売れている、注目されている原因でしょう。
この辺は、「処女性を強調されるか、否か」というアイドルにつきつけられがちな命題からはなかなか見えてこないんじゃないかと思います。

結論は、面白いコンセプトといい楽曲があれば、まだ「アイドル的」なものは売れる余地がある。
ただ、いまだに「おニャン子」の悪いイメージがあって、「過度にコンセプチュアルに、過度に工場製品的にすればラクで売れるんだろう、どうせ」っていう誤解もあるような気が(送り手にはともかく、アイドルに何の興味もない人たち)するんですが、それは間違いだということです。

つづく

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