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【雑記】たぶんアイドルはそう簡単にはなくならないだろう。(その3)ハロプロについてその2

「モーニング娘。は、もともとアイドルだったのか?」ということです。とどのつまりは。
そうすると、
「ものすごく特異な存在だった」
ということになると思います。

これは、間違いがない。

だって、もともと「ロックヴォーカルオーディション」を受けに来た人たちでしょう。
藤本美貴が男性とつきあっていることがわかって、「モーニング娘。の約束を破ってしまってごめんなさい」と言ったということですが、
モーニング娘。も、平家みちよも、デビュー時に「約束」と言うほど強固に「処女性」を要求されていたかというと、そうではないと思います(まあ自分から進んで「処女じゃないです」とは言わなかったにしろ)。

ただ、アイドル的要素が皆無だったかというと、そういうわけでもない。

やっぱり「だれだれがかわいい」とかいう目で見られてもいた。
しかし、ヴァージニティを強調するアイドルユニットをつくるなら、最初っから石黒や中澤なんて入れなかったでしょう。
そういう意味では、今までにない、ものすごく変わったユニットでした。

アイドルであってアイドルでない、そんなグループだったんです。

それが、バラエティ番組で「アイドルなんだからそんなことしちゃダメだよ」といったツッコミが入るようになったのはいつ頃でしょうか。
自分は、世間の目としては四期から、完全に路線として方向を定めたのは五期を加入させてからだと思っています。
小川は、いわゆる「萌え路線」ではなかったから、彼女を入れた段階ではそこまでハッキリした方針はなかったと思えるので。

このあたりから、「モーニング娘。のアイドル化」が始まるわけです。

それと、特筆すべきはソロになった後藤真希のコンセプトです。
「13歳で金髪」、「物怖じしない、モーニング娘。を変えたラディカルな存在」であったはずの彼女は、ソロになってからMCなどでも「いかにもアイドル」的なことしか言わなくなりますし、なっち同様、一種神格化された存在になったように思います。
後藤とは逆に、松浦は典型的なアイドル路線から始まって、今はそこから脱皮している最中ですので、ハロプロ全体のどこかの時期に「萌え化」が始まったと断言はできないんですが、少なくとも六期を選んだのは「萌え」的な、いかにもなアイドル的ルックスが理由だと思いますし、

その後のベリーズ工房やキュートなどのユニットとなると低年齢化して完全にまごうかたなき「アイドル」となります。

何が言いたいかというと、
・モーニング娘。は最初アイドルではなかった。
・ある時期、アイドル路線になった。

……ということです。

たとえばすべてのプロジェクトの元となった(ように思える)平家みちよは、本当に「ロックヴォーカリスト」の路線で、積極的にヴァージニティをアピールすることは最後までありませんでした。
要するに、事務所側では売れれば平家路線で突っ走ってもいいと思っていたはずです。

すなわち、「モーニング娘。」のアイドル化には、一時期あきらかに風が吹いていた。視聴者側からの要望が大きかったということは言えると思います。
問題は、現状の地盤沈下が、「アイドルが必要とされなくなったから起こっているのか」ということですね。

一時期、自分もそのように思っていました。
しかし、もしかしたら違うかもしれません。

つづく

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