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2007年5月

【書籍】・「図説 神代文字入門」 原田実(2007、ビイング・ネット・プレス)

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漢字は中国から伝来し、そこからひらがな・かたかなができた、要するに日本の文字はすべて中国源泉ということになりますが、漢字が中国から入ってくる前から日本に文字はあったんだ、その証拠だ、と言われて提示されるのが「神代文字」だそうです。

まあ、すべていつの時代かに偽造された文字だということですが、それについて解説したのが本書。「読める 書ける 使える」となっていて、語学のテキストみたいに練習帳が付いているところがお茶目です。

私もそういう文字があることは少しは知ってましたが、本書に載っているように32種類もあるとは知りませんでした。何十人という人々が、「日本の古さ」を正当化するためにオリジナル文字を考えていたというのは驚きですし、ナショナリズムと関連しているのかもしれませんが何か哀しささえ感じます。まあ甘っちょろい感傷かもしれませんがね。

当然、「捏造された文字」なので教科書にはひとつもでてきませんし、一部の研究者しか知らないものもあるでしょう。
しかし、マンガやゲームに使用された例もあり、まだそういう例はないですが特定のマンガやゲームから神代文字が大流行して女子高生が親にわからないように暗号として使ったりしたら、使用されなかった文字が日常的に使用されるという虚実がないまぜになる事態になるわけです。
神代文字というのは、超能力とかスピリチュアルなものとは少し違って純粋に「道具」としても機能しうる、そこにあやしい魅力があるように思います。

やや抽象的な言い方をすると「ふだんの生活とはあまり関係のないところに知識大系が存在し、そしていざそこに足を踏み入れると、日常とぜんぜんまったく無縁ではないことがわかってくる」という意味でも、あやしい魅力があります。

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・「無意味ブログ入門」第5回 最終回「メチャクチャ書いたる」

こんにちは。
ちょんまげで地中に埋まったギザ10を探し回る、ポストモダンな織田信長です。
アクセス数を増やす目的で無謀にも始めた「無意味ブログ入門」も、
びっくりするくらいに反響は少なかったです。

昨日だかに、某有名ライターさんのブログで「パクリの方法」みたいな逆説的パロディと言いますか、あ、パロディってそもそも逆説なのか? 
いや違うな、 「パロディ」というのは本来は「本歌取り」というほどの意味しかなかったはずだ……。と、胚芽入りビスケットを食べながら「これ、美味いね普通に!!」などと言いつつ、とにかくそういうのを見ていました。

そして「なるほど、『パクリの仕方』というのが上品な挑発になっているのだな。それに比べておれは……」
と、どしゃ降りの雨の中、拳を握りしめてだれもいない公園で立ちつくしましたよ。

本当は、最終回は「無意味ブログの結びの付け方」というタイトルで、いろいろなテキストの結び方について考察しようと思ったんですが、ニーズもないみたいだし、どうせみんなカミサンに、コンビニで買って家に持ってきた「EX大衆」がエロ本だと思われて文句言われないかとか、そういうことに戦々恐々として、
あとは「だれにもらいタバコするか」しか考えてないんでしょ!?

オレ様が結論出してやるよ、「フライデー」とか「EX大衆」とかに、みんな文句つけすぎ!!
いくら結婚してこれから家建てようとかさ、子供が小さいからとか言ったって、たかだか300円かそこらでしょ、その手の雑誌!? そんなことでいちいちエロ本だー、エロ本じゃないだー、って……。じゃあエロ本だったら何が悪いわけ?

まさか昔の山田まりやみたいに「私にとっては、テレビのアイドルに気が行くのも浮気と同じだからぁ……」というわけじゃないでしょうな!!
そもそも山田まりや、オマエはそういう仕事してるからよけいにそんなこと言う資格ねェよ!!

あとだれのオッパイが整形かとか、そう言うのも禁止!! 少なくともスラムキングの領地では禁止とする!!

またエロ本の話に戻るけど、オレ会社時代に読んだ少年ジャンプを上司にあげたときに、「子供(当時、小学校一年生くらい)にやる。でもエッチなマンガがないかどうかチェックしてからだ。『ぬ〜べ〜』とかがときどきエッチで困る」とか、

ほざいてんじゃねーッ!!
元上司よ!!

日本の小学生は全員、父親の買ってきた「週刊サンケイ」に連載されてた「新カラテ地獄変」の、金髪女拷問シーンを盗み見て成長することに決まってんだよーッ!!

これは「週刊サンケイ」が創刊される前から決まってんだよーッ!!

(第一部・完)
・第二部 風雲竜虎編
不気味な手毬歌を歌いながら、毬をつく少女のシルエットが霧の中から浮かび上がる。
ナレーション:みなさん。みなさんは、天ぷらを知っていますか? そうです。天ぷら屋さんで売っている天ぷらです。しかし、知らないでしょう……。

天ぷらにはころもが付いていることを……!!

おまえだーッ!!(大人にはあり得ないテンションで)

あいつだーッ!!

坂本だーッ!!

坂本龍一だーッ!!

(坂本龍一の歌)
作詞:新田五郎

さかもと さかもと
さかもと りゅういち
きょうじゅと 呼ばれる さかもと りゅういち

アメリカに 住んでるらしい
ピアノが ひけるらしい

10万25歳らしい

こりん星に 住んでるらしい

そんなさかもとが恋をした

相手は時東ぁみ

やーい、ロリコン、ロリコン!!

周囲ははやしたてた(とくに調子に乗った立花ハジメ)。

怒り狂ったさかもとは、
「サタン大魔王」に変身!!

へんしーん

へんしーーーん

へんしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
(飽きた)

・第三部 決戦編
ピャーピッピッピップッペッポピーポペパッピッピップッペッポピーポペパッピペパッピッピップ

ビーバップハイスクール
とつぜん〜
なんとか〜 かんとかだあって〜

おやすみ〜私のステディ・ボーイ
大きなベイビー

シャララランラ ドゥビドゥビービー

あいつだーッ!!

坂本だーッ!!

さかもとこういちだーっ!!

だれ? その人

知らなーい
知らニャーイ

だれ
だれそれ
知らないよ

夢でも
見たんじゃ
ないのかな

悪い 夢でも
見たんでしょ
核戦争で世界が滅び
煮豆が世界を支配する

そんな夢でも
見たんでしょ

おーーーーーーい
出てこーーーーーーーーーーい
星新一
ボッコちゃん

ボッコちゃんを逆にすると、
「コボちゃん」!!

ズガーン
ズガガーン

すごい秘密に触れちまったぜ……。
つまり植田まさし先生の、星新一に対する反骨精神……!!
それが「コボちゃん」だったとすれば!!

わーっ

「変身ポンポコ玉」が
始まるよーッ

船が出るぞーっ
有賀さつきーっ

ゴボッゴボゴボッ
ゴボゴボッ
ゴボッゴボッ ゴボゴボゴボッ
ゴボゴボゴボボ
ゴボゴボボゴボゴボゴボゴゴボゴボゴボボゴボゴボ
ボゴボゴボゴボゴゴボゴゴボゴボゴゴ
ボゴボゴゴボゴボゴゴボゴボゴゴ

ボゴボゴゴ
ボゴボゴゴボゴボゴゴ
ボゴボゴゴボゴボゴゴボゴボゴ
ボゴボゴゴボゴボゴゴボゴボゴゴボゴボゴ

・最終章 「未来」
未来の国は楽しいな
ジュースが出てくる水道と
後は荒れ果てた土地
それだけしかない

ではさようなら

・「無意味ブログ入門」第1回

・「無意味ブログ入門」第2回「書き出しの次について」

・「無意味ブログ入門」第3回「文章に変化をつける」

・「無意味ブログ入門」第4回「最終回の前に:無意味ブログの意味」

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【書籍】・「と学会年鑑ORANGE」 と学会:著(2007、楽工社)

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年4回の例会から面白い発表をピックアップしてまとめたもの。
メキシコのサント(プロレスラー)映画、まぬけでほのぼのした会話の市議会の議事録、「むかしの中国のUFOだと言われる絵の解析」、「勤王の志士が一堂に会して撮影したとされるフルベッキ写真」、「自宅でできる自己美容整形」、肖像画や彫像を見て病状を診断してみようという本、言ってることがあいかわらずムチャクチャな高橋克彦語録……などなど。

そしてトンデモ本大賞「量子ファイナンス工学入門」そのものと、一見、まったくトンデモ本でも何でもないように見える本書が大賞ノミネートの条件を満たす期間内に発見されたという奇跡に震えてください。

……それにしても、よくわからないのがこのシリーズに対する、ネット上に載ってるいくつかの感想で……。
まあどんな感想抱こうが自由ですが、「近頃面白くなくなった」とか「宗教ネタは笑えない」とか、なんだかよくわからないものが多い。
「どこがどう面白くなくなったか」を、もうちょっと詳しく書いてもらえると、私個人は参考になるんだが……。

最近思うけど、と学会の本にかぎらず「ちょっと斜めからものを見る」本も、人それぞれ求めるものが違うんですよね。
とくに超常現象のデバンキングを求めている人と「おバカな物件」を求めている人は、重なっているけど微妙に離れている部分もあって、なかなかむずかしいです。

それと、「変さ」に説明を要するものはなかなか理解されにくい。もちろん、それだからこそ説明の意味があるんですけどね。

そうそう、それと、すごい情報量が詰め込まれているので、本書に載っていることを単なるジャンク情報だと決めてかからない方がいいです。読者の知識と、思わぬものが思わぬところで化学反応……ってこともないではないですから。

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【サイト】80年代復興委員会のホームページ

80年代復興委員会のホームページ
〜Sweet Memories〜

インサイターなどで知る。
ざっと観たかぎり、バブルの頃を体験していて、遡行して80年代前半あたりまできっちりリンクしているようです。

もうここがあるなら、私ごときが80年代考察をやる必要はないやと思えるくらい濃いサイト。

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【イベント】・「日本トンデモ本大賞前月祭」開催せまる!!

トンデモ本大賞を一ヶ月後に控え、今年も、と学会ナイトを開催!
トークの他に、大賞では出来ないネタを山本弘と唐沢俊一が発表。
強力ゲストに、トンデモ映画ネタを引っさげて中野貴雄監督が参戦!
さあ、どんなトンデモが飛び出すか!?

【場所】LOFT/PLUS ONE 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
【出演】山本弘(と学会会長)、唐沢俊一(と学会運営委員)、中野貴雄(映画監督)
【日時】2007年5月18日(金) Open18:30/Start19:30
【料金】前売¥2300/当日¥2500(飲食別)

前売はロフトプラスワン店頭にて発売中!
詳細はロフトプラスワンHPにて

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・「無意味ブログ入門」第4回「最終回の前に:無意味ブログの意味」

まあ最終回にするのは簡単なんですが、思いついたことがあるので書きますよ。

お笑いにくわしいライターの吉村智樹さんが、どこかに「漫才というのは、どんどん解体させていく芸。最後に『もうええわ!』で終わるのは、解体し続けることに終止符を打つ、みたいなことなのかもしれない」と書いておられました(あくまで大意。違っていたらすいません)。

「無意味ブログ」ってのは、似たような考えで書かれます。決まりきったテキストをいかに解体させるか、から始まるんですよね。
逆に「物語」、「小説」っていうのは「いかに作り込んでいくか」というところから出発している。もちろん、どんどん解体していくような小説もありますが、自分はそういうタイプの小説の構造を、まだきちんと解析できていない。
物語が完全に解体しきったら物語の体をなさくなってしまうはず。
そうならないのは、物語を物語たらしめる単純な骨組みが通っているか、あるいは物語の進行に合わせて解体と構築を繰り返すという非常にアクロバティックなことが必要になってくる。

私が「小説が書けない」と嘆くのはその辺に理由がありそうである。

「無意味ブログ入門」は、当初「書き出しから結末まで」という観点から無意味なブログを書こうとする試みだったが、別の観点からみると、
「決まりきった文章をいかに解体させるか」を考えると無意味に到達する、ということも言えるのである。

言えるから何だって言われると、知らないんだけどね。
シラナインダケドネー。
ホッタイモイジクルナー。
ワタシニデンワシテクダサイ ドゾヨロシクー(古い)

古い! 古すぎる!

泣けた

みんなが未来を見ているというのに……。

それなのにおれは何だ!?

わかーんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!

……とまあ、こんなふうにしてどんどん形式を解体しても、ブログ的なテキストというのは何とかカッコがつくものなのではある(そう思ってない人間もいるかもしれないけど、そんなやつのことは知らん)。

・「無意味ブログ入門」第1回

・「無意味ブログ入門」第2回「書き出しの次について」

・「無意味ブログ入門」第3回「文章に変化をつける」

・「無意味ブログ入門」第5回 最終回「メチャクチャ書いたる」

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【アニメ映画】・「鉄人28号 白昼の残月」

公式ページ
監督・脚本:今川泰宏
不発弾を奪おうとする三体の巨大ロボットに苦戦する鉄人。そこに現れたのは、正太郎の操縦機を使って正太郎以上の力を発揮し、ロボットを退けた青年だった。
彼は金田博士が本来の「鉄人」の操縦者として育てたもう一人の「正太郎」だった。
一方、不発弾はただの不発弾ではなく、金田博士が発明した、生物以外のものを破壊し一帯を廃墟にしてしまうという「廃墟弾」であることが判明。鉄人は廃墟弾撤去にとりかかる。
さらに復員兵の姿をした暗殺者「残月」が、正太郎少年の命を狙う。

何年か前にやってた今川監督のテレビシリーズの続編になるのかな? 戦後間もない日本のディティール描写、「廃墟弾」や「残月」をめぐる謎の引っ張り方など非常にまとまっていると言える。見て損はないことは断言できる。

しかし、私がテレビシリーズを観るのを途中でやめてしまったことと関係してくるのだが、「鉄人」という存在を「人間が兵器としてつくった」と規定し、「戦後の世界にはそぐわない存在」として描き続ける監督の意図が、どうも最後まで飲み込めない。
もちろん、「価値観の変わってしまった戦後、戦前の考えをもったままの人物が行動する」、「戦中から戦後への価値観の変化を何の抵抗もなく受け止めた人々に、過去の怨念を抱いた人物が復讐する」という物語は珍しくはないが、それは昭和30年代から40年代、実際にリアルタイムでそういう経験をした人の作品が多かった。

今川監督はまだ50歳にはなっていないだろう。それがなぜこういう話を書くのか? というのが、よくわからないのであった(不可解、ということもあるが私の知識不足で本当によくわからない)。

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・【映画】・「ゲゲゲの鬼太郎」

公式ページ
監督:本木克英
脚本:羽原大介
ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋ほか

狐の妖怪と鬼太郎との戦いを描く。

うーん……。全編「普通」としかいいようがない作品。CGがここまで発達してくると、映像のアベレージは異様に上がるがそこから一歩抜け出すには完全に資本力の問題になってしまうのかもしれない。
展開としては、狐族の宝玉を盗んだ井上真央の父親(利重剛。ひさしぶりに見たらトシとったなあ……)の部分と、狐の妖怪と鬼太郎との戦いがどこで結びつくか最後までわからないのでちょっとストレスが溜まる。そして、わざわざこのエピソードを分けた理由もよくわからない。
原作ものはむずかしいのはわかるんだが、やはりこちらの想像の域を出ていない映像化だと言わざるを得なかった(最近始まったアニメの「鬼太郎」の方が、鬼太郎のキャラ設定をやや人間ベッタリの立ち位置から突き放したぶん、少し個性が出ていると思えるし。その比較で見てしまう部分もある)。

ウエンツの鬼太郎、大泉洋のねずみ男、田中麗奈の猫娘はなかなか面白かった。小雪の狐の妖怪の女王役は、なんだか普通すぎてもの足りませんでしたけどね。
それにしても田中麗奈クラスの女優がこういう特撮系の役をやってくれるようになるとはねえ……。時代は変わったなあ。

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・「無意味ブログ入門」第3回「文章に変化をつける」

「パンダの好きな笹の葉は?」
「いいとも〜!!」
はい、おなじみのフレーズ、行っときました。
第3回です。
第1回、第2回は大反響、大反響すぎてマイケル・ジャクソンから弁護士を依頼されましたが、キッパリと断りましたね私は。
「バスケットでもやってろ! マイケルとマイケルをかけたシャレだコノヤロー!!」ってタンカ切っときました。
それが……「メイプルタウン物語」……「パームタウン編」……。

・その3 文章に変化をつける
さて本題です。書き出し、それを受けた次の文章、とくればその次に大きな展開が欲しいところですが、ここはあえて話題を変えましょう。
専門用語で言う「スカシ」です(何の専門用語だ? わからんぜ)。

読者は、ここでスカされることによって、
「はっ……。おれは何をしていたんだろう……。おれは平凡なサラリーマンのはず……」
という、アニメ版(原作は忘れたからアニメ版)「コブラ」の第1回のような気分になるはずです。
それがワザなのです。
では「文章の変化の付け方」を、特別に箇条書きにしてお伝えしましょう。

・1  友達と電話で話しているみたいに
え、えーと、何が言いたかったんだっけ? 忘れたー、ここまで出かかってるんだけど忘れたー……。
それにしても、この電話、雑音入ってこない?
「電話なんかあるわけないじゃないか。まだこの時代にグラハム・ベルは生まれていないんだよ」
タイム・パトロールは言った。
おれはタイム・手錠をはめられた時間犯罪者だった。おれとタイム・パトロールは、銀色に光り輝くタイム・マシンの中に入っていった。

……で、どこまで話したっけ?

(寸評)
タイム・マシンが出てくるところがSF仕立てで面白い。ただ荒削りすぎてまとまりに欠ける。それと、ヨソのおばさんのつくったおむすびってなんか違和感あるよね。

・2  学者っぽく
ところで、「パスカルの定理」というものがある。「あらいぐまラスカル」を「パスカル」と言ってしまったことで、中学の三年間「パスカル」というあだ名の付いてしまった少年が同窓会でキレまくり、出席者のお茶に毒を入れて飲ませたという忌まわしい事件である。
そんなむずかしいことも、学者の私は偉いから知っているのである。
学者は偉いから、とつぜんテストを行ったり、内定を取っている学生に容赦なく単位をあげなくてもぜんぜん平気だ。
だから復讐にあっちゃったんだけどね……。
もう三日も、この膝下まで泥水に浸かった地下室に鎖でつながれているんだ……。
でもキャラメルがあるからだいじょうぶさ。
ボクは、キャラメルさえあればいつでも幸せな気持ちになることができるんだ。
でも、今は戦争中。
ついに最後のキャラメル工場も閉鎖だってさ……。

で、何頼む? 違う種類のパスタ頼んでさ、半分こしようよ。

(寸評)
かしわもちって、みそ味もあるって知ったの、2、3年前なんだよね。

・3  犬っぽく
犬だワン。犬なので骨をしゃぶるワン。ケンタッキーの骨を……。
ケンタッキーの骨っつっても「ケンタッキー州」の骨じゃないよ!
「ケンタッキーフライドチキン」の骨だよ!
それと、金借りに行った。消費者金融に。
と、思ったら夢だった。
自分は犬王国の王だった。
犬だから何でもやりほうだい。
とりあえず、硫酸の小便を超高速で噴射、
電信柱をへし折った。

(寸評)
給食費を滞納している親が多いんだってさ。そんやつにはくらえ! たらこミサイル!!

・4  たらこミサイルっぽく
たらこミサイル、発射ー!!
轟音とともに崩れおちてゆく大阪城
しかし、崩壊した大阪城の代わりに表れたのは……。
姫路城だった!!

次回「えっ? キリンってアラスカにはいないの?」に、ご期待ください!!

(寸評)
実は途中まで書いて消えちゃったので、ちょっとやけくそ気味でした。

・5  時には娼婦のように
バカバカしい 人生より バカバカしいひとときが嬉しい

(寸評)
今日、なんか調子わりーや……。メチャクチャすぎて文章があまりにもまとまっていかない。
ゲイラカイト!
フランス料理弁当!
廊下をワックスがけ!
「まず、屏風の中の一休さんを出してください。」
ロンドンブーツが支配する帝国

・6  急に変なポエムみたいのを入れる
ブルドーザーってかっこいいな
どうして町中を走らないんだろう
ぼくはそう思って待ち続けたんだ
キャタピラの音が響いてきた
ぼくは走った
少しでも早くブルドーザーを見たかったんだ
でもそれは戦車だった
戦争は
もうはじまっていたんだ

(寸評)
わーおわーおわおー
ドンドドンドンドンドドン
ぴーひゃらぴーひゃら
なんでもかんでもみんな
ご飯をよそっているよ

お鍋の中から
ほわっと
残した水割り登場

エジソンは
偉い人
そーんなーのーじょーしーきー
押切もえって、売れてるの?
さー、終わった終わった、ガンプラつくろ。

(おわりに)
さて、不調も持ち前のタフネスで乗り切った私、不肖・他人のマンションの踊り場でポケモンカードゲームをやる子供たち ですが、いかがだったでしょうか。
驚天動地の盛り上がりの今回の後は、ついに第一部最終回。
テーマは「文章の結び」です。
お楽しみに!

・「無意味ブログ入門」第1回

・「無意味ブログ入門」第2回「書き出しの次について」

・「無意味ブログ入門」第4回「最終回の前に:無意味ブログの意味」

・「無意味ブログ入門」第5回 最終回「メチャクチャ書いたる」

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・「無意味ブログ入門」第2回「書き出しの次について」

第2回です。
もう大好評です!
新連載のマンガの、次号予告に「大人気」って書いてあるかのごとくです。

・その2 書き出しの次について
当然、今回は前回の続きです。
さて、いきおいよく書き出したら、次はそれをどう受けるかです。

しかし、最初に結論から申し上げておきますと、

「無意味ブログ」には「起承転結」という概念は存在しません!!
せいぜい「起転結」、あるいは「起結」、またあるいは「起転」。
それがおれたちの合い言葉だったじゃないか、兄弟!!

だから、無意味ブログの場合には、むしろ後半の無意味に向かって、ひと息つくという意味であんがいまともなことを書くのもいいでしょう。
あるいは、本当に言いたいことはこの「書き出しの次」、「起承転結の承の部分」で書いてしまうといいかもしれません。

例:
ピョポーッ、プピハ! プピパピパ!
ドンドコドンドコドンドコドン、ドンドコドンドコドンドコドン、
おーっす!(おーっす)
もういっちょ、
ポメ、ラニ、アーーーーーーーーーーーーーーン!!

元気ですかーっ!
元気があっても何にもできない
お金がなければ何にもできない

それ、

いーち、

にー、

さーん、

高野連ーっ!!

高野連なんていらねえよな、あれでしょ? いいじいさんたちが高校野球の制服を着て、
女子マネプレイにふけるという、最終的に大藪晴彦の小説だとマニアックな拳銃で蜂の巣にされるようなれんじゅうでしょ。
(もし違っていたらすいません。)

こうなったらアブダビ・コンバットのときみたいに、アラブのお金持ちに「第二高校野球連盟」を立ち上げてもらうしかないな。
ホラ、楽天は野球チーム持ってるから、楽天が高野連を買い取ったりするとまた話がややこしくなるから。

「第二高校野球連盟」では、すべてが自由。
まず髪型が自由。
その代わり、どんな髪型でも生クリームを乗せないといけないんだけどね。

女子マネは一人の選手につき、一人つく。
レースクイーン級のボンキュッボン、の美女が。

悩むのがロリコンの高校球児や熟女好きの高校球児、そして二次元コンプレックスの高校球児だよなー、そうなると……。
(以上、例、終わり)

まあ、ここまで書いたら、後は次の「結末」へ向けて自由に書けばよろしい。
次回、第三回は「文章に変化をつける」です。
だいたい想像つくと思うけどね、みんな。

それじゃ、「あっぱれさんま大教授」に出ている斉藤舞子を憎みながら、さようなら。

・「無意味ブログ入門」第1回

・「無意味ブログ入門」第3回「文章に変化をつける」

・「無意味ブログ入門」第4回「最終回の前に:無意味ブログの意味」

・「無意味ブログ入門」第5回 最終回「メチャクチャ書いたる」

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・「無意味ブログ入門」第1回

死ぬほどアクセス数が少ないこのブログ。
以前、頻繁に更新していたふぬけ共和国を、1日300台のアクセス数にするのに5年かかった。
そして、更新の方法が面倒くさいのでこのブログに移行したら、またもやアクセス数が激減。

まあ、大きな理由のひとつは雑誌のレビューをやらなくなったことではないかと思う。
みんな、少しでも新しいことを知りたいから……。
世の中スピード時代ですからね。

だから思った、自分の書くものには自分で価値を付けていくしかないんですよ。
無意味に価値を。

というわけで、「無意味ブログ入門」を連載することにします(飽きたら途中でやめます)。
やれニュースサイトをやりたいだとか、ネットで恋人をつくりたいだとか、
そういうのはいっさい関係ナシ!!
そういう人は、サイバーエージェントに入社してください。
ここでは、ひたすらに無意味で楽しいブログをめざします。

よく「無意味」ということにカン違いしている人がいて、

サッカーとポケモンしか頭にない小学生ヅラで、
「せんせェー、本当に無意味を追及するならァー、まずテキストがテキストとして意味が通っていること自体おかしいんじゃないですかァー」
とか言うヤツがいるが、

おまえは、何だおまえは!! 
「子供時代のない子供」か!!(古すぎる)

「楽しくブログを書きましょう」ってのがポイントなんだよ。「楽しい」に比重が来るの!!

それくらい、空気読めよ、もぉ〜。

では、始めましょう。

・その1 書き出しについて
これには、3つのパターンがあります。
・身辺雑記から無意味へ
・時事問題から無意味へ
・本当に無意味なことを書く

「身辺雑記から無意味へ」とは、たとえばこうです。

「いや〜GWも終わりましたねェ。帰省ラッシュで大変なのかな。でももっと大変なのは、首をつるされて我が子がそれを下で支えている状態の人ですよね。こんにちは、ペットボトーラーXです。職業は自由人!!」

今急いで書いたんですが、「首をつるされて我が子が支えている人」っていうのは確か「北斗の拳」に出てきた人で、本当は「北斗の拳」、「サザエさん」、「ドラえもん」、「ドラゴンボール」などはネタとして御法度の部類に入ります。
なぜかというと、手垢が付き過ぎちゃってるから新鮮味にかけるんです。
だから、同じ北斗の拳でも本当にだれもぜんっぜん知らないようなネタならいいと思います。
まあ「北斗の拳で、知らない」ってだけで読んでる方は「ハァ?」ってなっちゃうんだけどね。

「時事問題から無意味へ」は、ツカミとしてそのときどきにあった出来事を冒頭に持ってきます。
たとえばこんな感じ。

「選挙も終わりましたね! あなたは投票へ行きましたか? あなたの心には何が残りましたか? 残ったおやつ捨てましたか? 隠しておいてしばらくして開けたらカビカビになっていませんか? 宇宙ってどこまで膨張するんですか?  
巨大なピンセットでパンをつまんで買うパン屋はぜんぶこじゃれていて許せませんね!!」

「あなたの心には何が残りましたか?」というフレーズも、今さら感があってかなりNGワードなんですがあくまで「例」なんでいいでしょう。

最後、「本当に無意味」な場合。

「プガプガドンドンプガドンドーン!! ただいま火星発金星行、白鳥のかたちをしたボート、出発しまーす! 車掌はわたくし、もん・じゃ太郎、運転手は片山右京、ビュッフェのコックも片山右京、缶コーヒーなどを売りに来る人も片山右京、大統領も片山右京、アメ横でダミ声でものを売っている人も片山右京でございまーす。」

ここで、片山右京を続けて、最後を「小松左京」にするかどうかがポイントですよね。私はしませんでしたが、してもいいと思います。
どうせ他人のことだもの。
お箸の国の、人だもの。

じゃ、第1回終わり。

・「無意味ブログ入門」第2回「書き出しの次について」

・「無意味ブログ入門」第3回「文章に変化をつける」

・「無意味ブログ入門」第4回「最終回の前に:無意味ブログの意味」

・「無意味ブログ入門」第5回 最終回「メチャクチャ書いたる」

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・「トンデモ映画会 改め 奇想天外シネマテーク」開催!

厳選された奇想天外な映画をオールナイトで上映
今回の選者は、眠田直!

勿論、映画の前には、落語とトークショー!
トンデモアニメの数々を、ビデオ上映を交えて語ります。

落語(瀧川鯉朝)
22:10〜22:30

トークショー「デスアニメ2007」(出演:眠田直、唐沢俊一)
22:35〜23:20

上映作品
「REX 恐竜物語」(1993/角川映画) 23:30〜1:15
監督:角川春樹 主演:安達祐実
 ムー大陸のピラミッドパワーで守られた、恐竜の卵の中から現代に誕生したREX。
 主演はまだ可愛かった頃の安達祐実が、母親代わりになったREXを育てる感動(?)の物語。特にサンタの格好をしたREXと、安達祐美が踊りまくるシーンでは、角川春樹演出の真髄を堪能できる。
 そしてエンドクレジットが終わった後の真のラストシーンで、あなたは必ず失笑する!
「幻の湖」(1982/東宝) 1:30〜4:15

監督:橋本忍 主演:南條玲子
 『左にはLSI、右には十一観音の菩薩像、そして真ん中に出刃包丁を構えた女。この三つを組み合わせれば話は展開する!』と語る、「七人の侍」の脚本家・橋本忍が一本の映画の中にマラソン勝負、ソープランド、犬、芸能界、CIA、時代劇、スペースシャトルとまったく組み合わない要素を無理矢理つめこんだ、東宝創立50周年記念トンデモ超大作!

「恐竜・怪鳥の伝説」(1977/東映) 4:25〜5:55
監督:倉田準二 主演:渡瀬恒彦
 東映特撮史上、伝説の大失敗作。紙の筒を折るようにペコッと曲がる恐竜プレシオサウルスの首、グライダーのように飛ぶ動かない怪鳥ラムフォリンクス。この両者の対決シーンでは操演技術の悪さもあいまって、プレシオサウルスの周りをヒョコヒョコ飛ぶだけのランフォリンクスには爆笑必至。とどめは突然の富士山爆発で、主人公たちも恐竜もみんな地割れに飲まれてウヤムヤに!

場所/新文芸坐 池袋駅東口徒歩3分
豊島区東池袋1-43-5マルハン池袋ビル3F
電話/03(3971)9422
日時/2007年6月9日(土)
午後10時00分開場 午後10時10分開始
料金/前売2300円 整理番号付き/劇場窓口(発売中)&チケットぴあ(店
頭のみ、コンビニ不可)にて5月12日より販売。
当日2500円

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・「スティール・ボール・ラン」(1)〜(11) 荒木飛呂彦(2004〜2007、集英社)

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週刊少年ジャンプ、ウルトラジャンプ連載。
19世紀末、前代未聞の馬による北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が開催された。
「鉄球」の「回転」によって数々の不思議な力を発揮する男、ジャイロ・ツェペリもこのレースに参加。そして彼の鉄球の回転を見たとき、銃で撃たれ足が動かなくなってしまった天才ジョッキー、ジョニィ・ジョスターはそこにこそ自分の「希望」があると直観し、どこまでもついていこうとする。

二人のレースを妨害しようとさまざまな敵が襲ってくるが、その中には「スタンド使い」もいた。

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【イベント】・「鶴岡法斎のエログロハイセンスVol.11 〜無意識要塞の秘密〜」開催!!

(以下、ネイキッドロフトHPより引用)
自覚なく蔓延する無意識=魔の意味を追い求めながら様々なアイテムを紹介し、トークするという「あははと笑って、なるほどと納得する」(昭和のコピーセンス)人気イベントももう11回。今回もさまざまなマンガや映画、音楽などを紹介しつつ「人間とは何故生きるのか、そして何故死ぬのか」というテーマを(かなり適当に)議論する一夜。「ねぎ姉さん」映像化のついての途中経過についても話すかも。とにかく必見のイベント! 騙されたと思って、ほら!
(引用終わり)

出演:
鶴岡法斎
新田五郎
小林銅蟲 (『ねぎ姉さん』作者)
日時:6月20日(水) 場所:ネイキッドロフト
OPEN18:30 / START19:00
¥1,200 (+1drinkから)<当日券のみ>

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【映画】・「文学賞殺人事件 大いなる助走」

1989年
監督:鈴木則文

一流会社に勤める青年・市谷は、路上に落ちていた「焼畑文芸」なる小説の同人誌を拾う。この落とし物を届けた相手は、美しい人妻だった。
彼女に惹かれるというややよこしまな動機により、市谷は地元の小さな文学同人サークル「焼畑文芸」に入会する。個性的なメンバーや閉鎖的な雰囲気に辟易しながらも、市谷は自分の勤める会社の内幕を暴露した小説を書く。そして、それが「直本賞」候補になる。
そこから、市谷の人生は狂っていく……。

鈴木則文監督の映画としてはやや上品にすぎ、食い足りないところもあるが、原作小説が刊行された79年当時の文芸同人誌の状況が(ものすごく戯画化されているとはいえ)描かれていて、何ともやりきれない気持ちになった。

「アマチュア」がほとんど描かれない世界なので、同人誌活動をやっている自分にとってはこの映画が撮られたこと自体、なかなか貴重なことなのではないかと思う。
この映画が公開された1989年は、文芸同人誌のことは知らないがアニパロ同人誌は爆発的に数を増やしている。
旧体制の文芸同人誌と新しいアニパロ同人誌の違いを比較しながら、本作を観てみたい。

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