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【アニメ】・「戦国魔神ゴーショーグン」(1)

1981年

西暦2001年、謎のエネルギー「ビムラー」による瞬間移動装置を搭載した「グッドサンダー」と巨大ロボット「ゴーショーグン」とともに、悪の組織ドクーガと戦う若者たちを描くビデオ第1巻。

リアルタイムできちんと観ていないので借りて観る(なお、結末は知らないので私に教えないように)。
当時の印象を説明すると「軽妙洒脱な会話」が話題になっていたのだが、あくまでもそれは戦闘中に軽口を叩くといった程度のもので、展開自体は70年代的熱血アニメという感じだった。

自分は「軽妙洒脱」というのは、敵・味方の戦闘シーンをサンドイッチを食べながら他のキャラクターが見物していたり、自分に付けられた鎖を引きちぎろうとする主人公を前に、戦闘員同士がマヌケな感じで「おまえ、この鎖引きちぎれるかどうか賭ける?」と言っていた「ダイターン3」にこそふさわしいと思っていたので、当時のアニメ誌の論調が気にくわなかったんだよね。

で、あらためて観ると、やっぱり「ダイターン3」の方がすくなくとも第4話までだと海外のコメディ映画的なクールな演出が強く、この「ゴーショーグン」はむしろアメリカの一話完結戦争モノみたいな感じなんじゃないかと思う。
だから、自分の印象はやっぱり間違っていなかったと感じた。

第4話までに限れば、展開はスピーディーで面白い。第1話が、たいていオマケ程度のはずの少年側から描かれるところなんかは意外性もある。この第1話の熱さ、って何なんだろうと思ったら今残っているのは「戦隊モノ」の第1話が例年熱いのと同じなんだよね。
設定の説明があって、悪のアピールがあって、そこに善玉の組織があらわれて、さあこれから戦うぞっ、っていうワクワク感がある。安易な萌えキャラも、あからさまなやおい文脈もないのでスッキリ観られる。今なら、たぶん少年の教育係ロボ・OVAがヒューマノイドタイプのロリキャラになっているかもしれない。
なお、やおい以前の「美形キャラ」としてのブンドルは有名だけど、この辺は私は「コン・バトラーV」あたりからの延長だと思っていたからとくに気にはならなかった。

しかし、当時から思っていたが人間ドラマとメカの必然性が乖離しすぎているのは否めない。何か本当に別のスタッフがつくっている、という感じで。
たとえばゴーショーグンが「戦国魔神」というイメージのデザインであることなどには、第4話まででは何の意味もない。ドッキングするトライスリーという小さいロボットも、おもちゃとしてのギミック以上のものが感じられないのが、当時から惜しいと思っていた。

ま、4話くらいまで観た感想はそんなところです。

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