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・「非情のコクピット」 三木孝祐、武下新一(1978、コミック社)

Hijyono

スーパーカーブームに乗ったアクション劇画。
年収二千万のフリーの自動車評論家兼、外車輸入カウンセラーの坂下徹(26歳)が、毎回スーパーカーにまつわる事件に巻き込まれる。

私は常々、今さら「タレサンの似合う男が拳銃ぶっぱなして戦う」という「タレサン劇画」(勝手に命名)のすばらしさを人々に訴えていこうと思っている。別にタレサンをかけていなくてもよくて、「ダーティーハリー」みたいな「戦う男の哀愁」みたいなものが出ていればいいのである。
要はタレサンイズムがあればいいのだ。

で、本作は刊行時期にしても設定にしても、「タレサン劇画」の資格を備えてはいるのだが、いかんせん何かが足りない。

その「何か」とは何か。
繰り返しになるが、やっぱり「男の哀愁」が出てないのである。それよりも「年収二千万の自動車評論家」というバブリーな設定から、むしろ80年代への幕開けを感じたくないのに感じさせてしまう。

なお、毎回のプロットはなかなか面白いと思った。

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