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2007年1月

・「恐竜オーパーツの謎」 並木伸一郎:監修(2007、竹書房)

Kyoryu
コンビニ売り単行本。「アカンバロの恐竜土偶」、「カブレラ・ストーン」、「パラクシー河の足跡化石」などから、巨人と恐竜が同時代に生きた頃があった、と主張するトンデモ・コミック。
正直、「並木伸一郎先生監修のマンガはあまり面白くない」とずっと思っていたんだけど、個人的に恐竜関係のトンデモに疎いのでまあまあ楽しく読めた(内容は1ミリも信じてはいませんが)。

数人での共同執筆だが、ミセキカズナという人の絵がカワイイと思った。

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・「実録! 仰天世界事件史2」(2007、大洋図書)

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コンビニ売り単行本。世界史の珍説・奇説、珍談・奇談をマンガ化した第二弾。取り上げているのはダイアナ妃の死、切り裂きジャック、潜水空母伊ー400、大韓航空機事件、下山事件など。

第一弾は読みにくくてあまりいい評価は下せなかったのだけど、「アメリカ初代皇帝」を自称して人々から愛された「ノートン一世」の話は面白かったな。作画の田川滋も合っていたと思う。

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・むかつくCM

「UR賃貸住宅」のCMがむかつく。
公園で子供を遊ばせている若い母親。子供が、砂場で見知らぬおばあさんと遊んでいる。
すると隣にいる女が、「子供が知らない人と遊ぶって、いいものよ〜」みたいなことを言う(詳細忘れた)。
「えっ?」と振り返る母親の不安そうな表情!(意図してこんな表情なのか?)
「ちょっと心配でもある。」
見抜いたように、母親の心情を代弁する女。
「でもやっぱり知らない隣近所とのふれあいはいいわよ〜」的なことを言う女。
ああ、そういうCMなのね、と思っていると、
「ちょっとめんどくさいけど」と結ぶ。

じゃ、やっぱりめんどくさいんじゃん!!

このCM、「プライベートが守られることが当然の都会人が、なんかの事情(主に収入)で、かなり隣近所のつき合いが密な居住空間に住まざるを得なくなった、やだなあ」というふうにしかとれないよ!!

本来なら、「昔ながらの隣近所のつきあいが復活していて意外といいところです」ってウソでも言わなきゃだめだろ!!

あと、「あなたもめんどくさい、私もめんどくさい、でもめんどくさい同士でやってかないとね」みたいな悟り済ました女がむかつくんだよ!!
(確かこの女役は奥貫薫。彼女に恨みはないが、彼女の「ワケアリ感」がそんな印象を抱かせるのだ。)

何というか、最後が「めんどくさいけど。」で結ばれているから、すごく押しつけがましく感じるのである。説教したいのか? このCMは。

頭ごなしの説教もむかつくが、「あなたの気持ち、わかるわ〜(だけど、と続く)」みたいなことから始まる説教も気持ち悪いもんです。

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・「ALL新作・描き下ろしコミック ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説」(2007、竹書房)

Toshidensetsu

これのマンガ化。コンビニ売りのペーパーバック調単行本。
執筆者は三河屋正悟郎、タカハシセイコ、佐藤仁史、富沢みどり、小川浩司、岸みきお、波多野秀行。

たけ書房の特別編集部員と謎の青年スティーブン・セキルバーグ(要するにハロバイの関のことですね)が都市伝説の内容にせまるという趣向の一話完結もの。「MMR」みたいなパターンだが「MMR」もその形式がすっかり「定番」として認識された感はある。
元になった本はけっこう売れているらしいが、9割知っているネタだったのと、語り方の問題として都合の悪い事実は隠蔽して、なおかつ「本当か嘘かわからない」というふうにフワッとさせていたために個人的には物足りなかった。

本書はその本の中からいくつかをチョイス、マンガ化したもの。マンガって作品の中でツッコミを入れやすいからまあまあ抵抗なく読めた。アホらしい話も、マンガだとそれなりのかたちになるし。

それにしても、元となった本の中でも最大級にアホらしいと思っていた話「アインシュタインの舌の謎」(有名な「アインシュタインが舌を出している写真」で、彼はなぜ舌を出したのか?)がわざわざマンガ化されているのには驚いた。
しかし、それなりにかたちになってしまうところがマンガが虚構を飲み込みやすい表現形態であることを表しているとは言えるだろう。

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・「鉄コン筋クリート All in One」 松本大洋(2007、小学館)

Tekkon

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アニメ映画化に合わせて、全3巻を合本にしたもの。実際には94年頃に連載が終了していると思う。

猥雑で暴力的な街・宝町に住む、日々暴力によって生活している孤児・クロと、彼と行動をともにするがものすごい純粋さを持った少年・シロが、ヤクザたちとケンカしたりなんだりする作品。
……まあ、好きな人には申し訳ないが、期待が大きすぎて「……え?」という印象。
以下、ネタバレ感想。

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【アニメ映画】・「鉄コン筋クリート」 松本大洋

監督:マイケル・アリアス
公式ページ

これのアニメ映画化。

うーーーーーん、映像はすごいが、原作が積み残したものを何ひとつ解決していないのがちょっと……。
原作のアニメ化としては、たぶんこれ以上のものは望めないと思うけど。

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・「やっぱり心の旅だよ」 福満しげゆき(2007、青林工藝舎)

Yattpari
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将来への絶望と、希望とは言えないまでもどこかに「絶望して死んだり狂ったりする前の奇妙な脱力」とでも言うべきものを描き続ける福満しげゆきの、エロ中心の短編集。
「ウォーA組」などに掲載されたエロ短編がたくさん載っている。この人の描く女の子、相当エロいと個人的には思うんですがそれだけで食べていけなかったとなるとエロの世界も厳しいですね……。

完全エロでない作品も載っていて、もちろん素晴らしい。表題の「やっぱり心の旅だよ」は、福満作品によく出てくるさえない中年オヤジがまた出てくる。
内容は説明しないが、ホームレスとなった中年オヤジが野球のグラウンドで小学生たちにボコボコにされ、血だらけになりながらも反撃する描写が燃えた!! 握り拳つくった!!

いやね、「何もかも失った者が、ホームレス狩りにあってボコボコにされる」という描写は、「絶望」を表現するものとしてよく出てくるんだけど、あんまり反撃するところって観たことなかったから!(映画「嫌われ松子」でも、詳細は忘れたが小学生に殴られてるし)
まあ普通、寝ているところを攻撃されたら鍛えた若者でも反撃はむずかしいと思うけど、そこをきっちり書いたのが偉い! 理屈抜きで偉い! ホームレス狩りとかするやつら、みんなどうにかしろ! どうにかしろっていうか、(以下略)

いろいろたいへんかもしれないけど、福満先生にはもっともっとマンガを描いてもらいたいです。

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・「金魚屋古書店出納帳」全2巻 芳崎せいむ(2003、少年画報社)

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マンガの古書店「金魚屋」に、古いマンガを探しに来る人々の人間模様。
えーと、今は小学館から出ているんだっけ? これは少年画報社版です。内容に違いがあるかどうかは、知らん。
とにかくなぜか私の周囲では評判が悪いマンガで、連載中にぼちぼちと読んでいたんだけどもこれはまとめて読まないと不評の理由がわからないなと思い、まとめて読んだ。

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・「鈴木式電磁気的国土拡張機」 粟岳高弘(2006、コスミック出版)

Suzukisiki
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田舎で80年代で女子高生が裸でウロウロしたりするSF短編集。
いや本当にそうで、テーマがものすごく一貫している。舞台はたいてい80年代の田舎町。なぜか女の子が裸にならなきゃならない状況があって、でもSFとしてはすごいハードというかハードっぽいというか。
変な説明になるんだけど、魔法少女アニメのように設定がデフォルトなのではなくて、あらかじめそれを解体して再構築していくところに面白味がある……んだけども、私はSFのことはよくわからないので本作が厳密にSFかどうかがわからない。
だけども、SFマインドは感じるという内容になってます。

たぶん作者はベタなオタクアニメとかも大好きで、それが作品のひとつの「信用」にもつながっている気がしますね。最終的なおとしどころは裏切らない、というか。
「自分のスタイル」を確立することがいかに大切かも教えてくれる1冊。

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【雑記】テンションがおちるとき

最近思うこと。
まあ人間、とにかく不幸はイヤだ。マイナスはイヤなわけである当然。

しかし、現状維持というのもイヤなんじゃないのかな、とふと思った。
自分は「あまりにも予想可能な物語」を読んだり観たりしていると鬱になってくる。
いや「ベタ」とか「ワンパターン」も大好きなんだけど、不思議に、観ているうちに鬱になってくる作品のパターンがある。
この辺、まだ自分の中できちんと解明できていない。何も新解釈をしろとか登場人物の掘り下げがどうとか言っているのではない。だが、あまりにもパターンだと鬱になってくる場合がある。

具体的に言うと石井輝男監督の「決着(おとしまえ)」というやくざ映画をこの間観たが、
これを観ている間に鬱々とした気分になってきた。
内容は、新興やくざとのもめ事が絶えない浅草(だったと思う)で、昔からのテキヤの親分だったアラカンは、「これ以上争い事を起こしたくない」と組を解散してしまう。
行き場の無くなった子分たち(梅宮辰夫、吉田輝雄)はそれぞれ職を見つけて地道に働くが、その後も新興やくざから執拗ないやがらせを受け、耐えに耐えていたが最後に親分のアラカンを殺される。
怒りが頂点に達した梅宮らは、ドスを持って殴り込みに向かう……。

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【イベント】・「面白漫画倶楽部2」、いよいよ今週開催!!

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いよいよ今週にせまってきたということで、再掲。

「面白漫画倶楽部2」開催!!
■日時:2007/1/27(土)昼 12:00開場 12:30開演(予定)
■場所:新宿ロフトプラスワン〈チャージ1000円+1Drink以上〉

俺たちは漫画が大好きだ!漫画はこんなに面白い!漫画の作者の色んな面を知って欲しい!土曜の昼間から酒を飲みつつ漫画好きの魂が漫画作品作者への思い愛を語るイベント『面白漫画倶楽部』の第二回目が開催決定!マンガ好きなら一緒に飲もう!
世に存在する面白漫画・独特表現の漫画を商業誌/同人誌、オタク/サブカル、日本/海外を問わずに紹介します。前回好評だった面白漫画紹介100本ノック!珍作、奇作、傑作、怪作、変作、ぶっ飛び漫画。昭和の怪奇漫画 エロ漫画特集 漫画家研究発表 海外版漫画紹介予定!

【司会】バッドガイナベ(バカ映像伍虎将軍)、かに三匹(かに温泉

【ゲスト】鶴岡法斎(漫画原作者)、新田五郎(ふぬけ共和国)、ヒライ&スーパーログ(エレクチオンナウ)、江戸栖方(萌え萌え同人誌ナイト☆主催)、KRONOS(SFC Crash and Burn)、成田優介(JJポリマー

mixiコミュニティー「面白漫画倶楽部」

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【書籍】・「エロの敵」安田理央、雨宮まみ(2006、翔泳社)

Eronoteki

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「消えゆくエロ本文化」、「『進化』するアダルトビデオ」、「インターネットの影響と次世代アダルトメディア」の三章に分けて視覚的エロメディアについて書かれた本。
すごく面白かった。
まず「エロは不況に強い」というのは幻想になりつつあるというのは、正直知らなかった。AV業界の人とか、だれでも濡れ手に粟で大もうけしていると思ってましたよ。またいわゆる「エロ本」が本当の意味で変化を遂げつつあること、「インターネットによって『裸』の価値が大幅に下落した」というところなど、漠然とわかってはいたが業界の人から現状分析してつきつけられるとけっこうショッキングですね。

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【書籍】・「カルチュラル・スタディーズ入門」 上野俊哉、毛利嘉孝(2000、ちくま新書)

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「カルチュラル・スタディーズ」という言葉をよく聞くようになったので買ってそのままにしてあったものを今頃読んだ。
結論:よくわからなかった。

この学問の出自は後回しにして、何でもいいから典型的な研究例を出してから説明する、といった構成の方がよかったんではないか。

ただものすごく大ざっぱに言って、マルクスから現代思想につながって世相を斬る、という方法論らしいので、実はいわゆる「サブカル」が浮かび上がるとしたらコレの強い打ち出ししかないんじゃないかと思う。……と言いつつ本書の刊行から6年が経過し、私の実感では取り立てて「サブカル」の復権がなされたという話は聴かない。だから自分はまったく見当違いのことを書いているかもしれないのだが。

本書にも書いてあるように、なぜか日本で「わかりやすさ」を追及する論者にナショナリズム寄りの人が多いようには、私も思うし、若者がものすごく単純に言って右傾化しているとも思う。
が、それがカルチュラル・スタディーズ的観点から批判されるべき現象なのか、いいことなのか悪いことなのか、あるいはオルグしてなびくなびかないの問題なのか、それとも右/左という枠組みそのものの問題なのかは浅学にしてわかりまへん。
ただ、勘としては「右/左」という枠組みそのものが解体しているんだろうなあ、と思う。

だから、本当はニューレフト側からやるべきことと言うのは、「生活のリアリズム」から簡単にナショナリズムに直結する言説があったとして、自分を「左」という立場から語らずに、相手も、そして自分の立ち位置をも解体してしまうことなんだろう。などと書くのは簡単だが、まあ私には無理だなあ。

だれかやってるのかな?

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・フリープライス週刊誌が創刊されるらしい2

ここの記事の続き。

無料マンガ週刊誌:首都圏30駅で10万部 16日から

上記リンク先によると、16日から毎週火、水曜に山手線を中心とした東京都内と横浜、千葉、大宮など30駅の付近で手渡し配布する(午前8〜11時ごろと、午後5〜8時ごろ)だそうです。

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【映画】・「インビジブル2」

製作総指揮:ポール・バーホーベン
監督:クラウディオ・ファエ

新宿コマ劇場の斜め前の映画館の、角を曲がってエレベーターに乗って上まで行ったところにある映画館で上映される映画はたいていビミョー(あと「新宿トーア」も)。
この映画もビミョーだった。

ただ、ここまで透明人間を「モンスター」として描き、まったく深みのない本当にただの悪人として描いたのは驚きと言えば驚き。よくモンスター映画には「ギリシャ悲劇的なモチーフがどーたらこーたら」とか言うけど、この映画にはそういうところがまったくないのがすごい。
ただしこの程度のCG技術ではもはや驚かなくなってしまった。クライマックスの戦闘シーンは新味に乏しかったし、ラストの辻褄も合ってない。
何らかの「透明人間フェチ」のような人でなければ、別にこの映画は観なくていいんじゃないかと思う。

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【書籍】・「日本の偽書」 藤原明(2005、文春新書)

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いわゆる「古史古伝」について解説した入門書。
出てくるのは「上記」、「竹内文献」、「東日流外三郡誌」、「秀真伝」、「先代古事本紀」、「先代古事紀大成経」の6冊。

偽書に懐疑的な本……というよりは、「偽書」と一般的に言われているものは「にせもの」と学術的に確定したものなので、まず真偽がひっくり返ることはない。だから、偽書について突っ込んで解説するとなるとそれは必ず批判的な文脈で、ということになる……と私は思っている。
非常に丁寧かつ簡潔にそれぞれの偽書について解説されている。また「言説のキャッチボール」によって偽書が生成していく、というのはうなずけるところ。
すなわち「言葉をやりとりすることによって、何となくの『信じたい話』が浮かび上がってくる」ということだろう。
ものすごく大ざっぱに言えば、都市伝説を紙の上に定着させているようなものだろうか?

ただし、「人はなぜ偽書にひきつけられるのか」という理由として、(偽書にひきつけられる人は)「多様な解釈、深読みを試みる中世の知のあり方に魅了されているのではないか」というのは、確かにそういうこともあるだろうが、
「中世」に特化させると今度は「人はなぜ疑似科学やオカルトにひかれるのか」という理由と離れてしまう気がする。
偽書にハマる人は、たぶん他の疑似科学やオカルトにハマる人と重なっているところが多いだろうからだ。

それにしても、これは独学で調べたのかな? 6冊、偽書を読むだけでも大変なのに研究して本まで出してしまうのは本当にすごいことです。

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・「週刊少年マガジン」6号に「仮面ライダーをつくった男たち」再び登場

取材・脚本:小田克己、作画;村枝賢一の「仮面ライダーをつくった男たち」が再登場。
今回は「大野剣友会」ができるまでの話。
三週連続だそうです。そして単行本化決定だって!

とにかく村枝賢一の美味さが光る。ネームにリズム、緩急があって1コマ、1ページ、見開きという構図のバランスも取れている気がするんだよね。マンガって、1コマ→1ページ→見開き、それぞれが「絵」になっていること。そして読者がコマを目で追っていく運動に不自然を感じさせないこと。悪い意味で「おれは今、コマを追ってマンガを読んでいるんだ」って思わせないことが理想だと思うんだけど、この人それがすごいできているよなあ。

また、演出も単純だがニクいんですよ。だって前回の冒頭が、「仮面ライダー」の話なのに実写版「ジャイアントロボ」の最終回だったし、今回も冒頭が「ライダーダブルキック」だもん! これは自然にワクワクしてしまいますよ。

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【イベント】・と学会が三越に進出!!

「と学会がやってくる! 新たなる知と痴の地平へ」

UFO、予言、超古代史、陰謀説……。「トンデモ」とは想像を絶する世界観とパワーを秘めた本や現象のことです。ジャンルを問わず「トンデモ」を追求する読書集団『と学会』の運営委員3人が、その楽しみとぬかるみを語ります。

#2月11日の唐沢議長の回もタイトル・内容ともに決定したようです。
詳細は、以下。

日時
(1)2006年11月5日(日)「超能力番組のウソを暴け!」(終了)
(2)2007年1月14日(日)「還暦記念・UFO60年史」
(3)2007年2月11日(日)「三丁目の円盤〜高度経済成長時代とUFO」
各日14時〜16時
場所:日本橋三越本店 新館9階 三越カルチャーサロン
東京メトロ
 銀座線・半蔵門線「三越前」駅より徒歩1分
 銀座線・東西線「日本橋」駅(B11出口)より徒歩5分
都営地下鉄
 浅草線「日本橋」駅より徒歩5分
JR
 新日本橋駅より徒歩7分
 東京駅(日本橋口)より徒歩10分

講師:第一回 山本 弘、第二回 皆神 龍太郎、第三回 唐沢 俊一
参加費:各回2,415円(カルチャーサロンの入会金は不要です)

講座内容
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第一回「超能力番組の楽しみ方」
(すでに終了しています)

第二回「還暦記念・UFO60年史」
「空飛ぶ円盤」ということばが、この世に生まれたのは1947年のこと。今年でちょうど60周年を迎えます。
60年立っても、一向にその謎が解けないUFOとは一体何者なのか?
これまで起きたUFO事件や、UFO研究史を振り返ることで、改めて、UFOの謎に迫ります。

第三回「三丁目の円盤〜高度経済成長時代とUFO」
日本に東京タワーが出来かけていた頃、日本では第一次UFOブームが起きていた。“空飛ぶ円盤”とUFOが呼ばれていた時代、三島由紀夫も石原慎太郎も、円盤マニアとして空を見上げていた! 高度経済成長と冷戦が日本にもたらした円盤ブームの、意外な史実を探ってみよう。
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お申し込みは
TEL 03-3274-8595
カルチャーサロン(午前10時〜午後7時)まで
(インターネットでの申込は行っておりません)
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/culture/lesson_oneday3.html

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【書籍】・「ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第」  関暁夫(2006、竹書房)

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テレビ番組「やりすぎコージー」でやった「芸人都市伝説」のコーナーで、トンデモ疑似科学や陰謀論系の都市伝説をしゃべったお笑い芸人・ハローバイバイ関暁夫の本。

うーーーーーーーーーーーーーーん、自分としてはイマ5、イマ6くらいな感じ。
9割方知ってるネタだったし、ユダヤ陰謀論や米政府陰謀論に対する無邪気すぎる振る舞いも、(まあ文句を言う方が大人げない気もするが)あまり好きではない。
ところが、すごい売れているらしい。ラジオで言っていたのは8万部。話半分でも4万部だ。サブカル系の書籍ではけっこう出ている方なのではないか?
ミクシィレビューでも140件くらいコメントがあって、ほとんどが星4つか5つを付けている。
テレビの効果……と言ってしまうには謎だ。他にも都市伝説の本はたくさん出ているのに。

これじゃ他の都市伝説本をつくった人が浮かばれませんよ。

(でも、ハローバイバイのコントは好きです。)

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【雑記】「ツカミ」と「ホラ」と「真実」の中心で

書名は面倒が起こりそうなので伏せるけど、「こころが軽くなる本」みたいの出てるでしょ。「精神世界」のコーナーにあって、女性が手にとって見やすいようなカワイイ感じの装丁で……ああいうのを読んでたんですよ。
「ツッコミを入れてやろうと思っていた?」違います。本当にこころが軽くなりたいんです!!

さて、この本の中で「何千というヒメボタルが、一斉に点滅を繰り返すのは意思の力だ」って書いてあるんだよね。
そりゃー違うだろ! ホタルに意思はねーだろ!! って思うんですが、

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【映画】・「野性の証明」

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1978年
原作:森村誠一
監督:佐藤純彌
脚本:高田宏治

対テロ用の自衛隊特殊工作員・味沢岳史(高倉健)が、訓練中に山奥の村での殺人事件を目撃してしまったことから起こる悲劇。薬師丸ひろ子のデビュー作。

テレビ東京で、大晦日から元日にかけて吉本の若手芸人がたくさん出てきてバカ騒ぎする番組があるのだが、その中に「ぐっさんのビッグショー」という、昭和歌謡番組のパロディ的コーナーがある。
ここで、昨年も一昨年もぐっさんはこの映画の主題歌「戦士の休息」を歌っていた。

これがもうね、ものすごくいいんですよ。ぐっさんバージョンでCDを出してほしいくらいいいの。

それで、「この曲が主題歌の映画って何だろう」と思って興味を持って観たのがこれ。

そして観てみると、個人的感想としては、

「古い男と新しい美少女が、出会って、交錯して、別れていく」

という、80年代を迎える準備のような作品であることがわかった。
なお、原作は読んでません。
以下は私のこじつけなので、読みたくない人は読まないでいいよー。

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・フリープライス週刊誌が創刊されるらしい

2007年1月16日(火曜日)創刊らしいです。
ミクシィの、プロフィール欄の情報が持ち出し可能かどうかはちょっとよくわかりませんが、まあ「全体に公開」しているわけだし、すでにウン百万人も会員がいるそうですからオープンなものと見ていいでしょう。

マンガ週刊誌の新規参入はひさしぶりのことで、しかも無料というのは画期的。

「R25」みたいに無料配布になるそうで、たぶん関東圏のみ。
「山手線内主要各駅の前」だそうです。どこかな?

やっと情報出たね
毎日新聞に。

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【映画】・「バットマン フォーエヴァー」

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1995年
監督:ジョエル・シュマッカー

いろいろあって悪人トゥーフェイスとリドラーが登場。バットマンを苦しめる。
なお、バットマンの相棒であるロビンがどのような経緯で加わったのか、も見どころのひとつ。

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・「ムーたち」(1) 榎本俊二(2006、講談社)

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モーニング連載。
榎本俊二と言えば電気グルーヴがブチ上げた(?)「ゴールデンラッキー論争」を覚えている方はいないだろうか?
まだ名前を売ろうとやっきになっていた彼らが、ラジオとか何かそういうところで榎本俊二の「ゴールデンラッキー」をやたら批判していたのよ。むろん「論争」というほど盛り上がりもしなかったわけだけど……。
「ギャグマンガとして笑えない」とかそういう理由だったと思うけど、たぶんあのときから榎本俊二は「人を笑わせる」ということを最重要課題にはしていなかった。それがわかるのが本作。

ストーリーはあってないようなもので、「ムー夫」という少年とそのお父さんとの会話がメインかな。ものすごく簡単に言うと、「ひとつの文字をずっと見つめていると意味が剥奪されていく」みたいな感覚を取り上げてそれを描きとめているような感じ。
たとえば施川ユウキだと、そういう感覚をもうちょっと「笑い」につなげる方向に持っていくんだけど、本作の場合は「笑い」への着地は選択肢のひとつにすぎない。
しかも、思いつきからひねって展開させていくから、読者はどんどん幻惑されていく。

「神経症的なシュールさ」を描いた作品というのはけっこうあるけど、本作はその着地点を「そのまま投げ出す」とか「笑いをとる」とかじゃなくて、より掘り下げている。そのたたずまいそのものを観る、という感じだからまあ限りなく「アート」に近づいていくんだよね。

でも「アート」に近づきつつ、それすらも回避している印象はあるな。
「アウトサイダー・アート」をシミュレーションしようとしているのかもしれない。

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・「艶恋師(いろこいし)」(3) 倉科遼、みね武(2006、実業之日本社)

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漫画サンデー連載。女性の性の悩みを解決する竿師の活躍を描く。
この巻から、アメリカのAV女優やら中国で気功でイカされて以来それ意外の方法では感じなくなった女やら、キャラクターのデフォルメが強くなる。1話完結のパターンも守られなくなり、最後は主人公は旅に出てしまう。

もちろん好きなパターンではあるが、どうもやってる人に照れがあるように感じるなあ……編集者だって今や、このテの展開が苦笑まじりに受け取られることをわかっていないはずはないし。
たぶんもともとの倉科遼の資質としては、バカバカしく誇張した展開はシュミじゃないんじゃないのかな?

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・「艶恋師(いろこいし)」(2) 倉科遼、みね武(2006、実業之日本社)

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漫画サンデー連載。表の顔は神楽坂を根城にする三味線、都々逸の師匠・神楽坂菊之介。その裏の顔は、卓越した性技で女性の悩みを解決する竿師であった……という1話完結もの。

おれの中での「倉科遼問題」はまだ終わらない……。とにかく説明的なネームが多いんだよね、この人。もともと司敬時代もネームが多かったけど、「ネオンもの」をやり始めてからますますその傾向が強くなったと思う。
しかも、お話はしごく単純だから何行もあるネームを読んでも満足度が薄い。
こういうマンガの「読みにくさ」を感じるようになったのは90年代に入ってから。しかし倉科遼を「読みにくい」と言う人には会ったことがない。私がおかしいのだろうか。

1巻の感想

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【アニメ映画】・「パプリカ」

原作:筒井康隆
監督;今敏

公式ページ

他人の夢に侵入できる装置「DCミニ」が何者かによって盗まれる。これを利用して誇大妄想患者の妄想を植え付けられた者がおかしくなってしまう事件が発生。DCミニの開発や利用に携わるスタッフたちは、犯人探しを開始する。
その中には「夢探偵」とも言える謎の女性「パプリカ」がいる。

いやあ、良かったですよ。こういう「現実に夢が侵入して大混乱になり、やがておさまる(「おさまる」ところが重要)は大好物なので、スクリーンを観ている間中楽しませていただきました。
以下はネタバレありの感想。なお、原作は読んでません。

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【同人誌】・「円盤本専門同人誌Spレビュー」(1)「円盤本の夜明け」号(2006、Spファイル友の会)

Spreview

「僕らには所々穴が開いた、出来損ないのパンケーキがある。円盤本を読もう。」
(本書前書きより)

円盤(つまり空飛ぶ円盤、UFO)について書かれた本のレビュー集。
目次などは公式ページのここ参照。

冬コミで買った同人誌。とても面白い。本書を読んで、いろいろと考え込んでしまった。

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