【映画】・「トンデモ映画祭」後記
・落語〈瀧川鯉朝さん〉
「犬神の悪霊」、「九十九本目の生娘」などが観たかった、など。やっぱりすごいいろいろ観ているんだろうなあ、と思わせる話でした。
・トーク「アナログ特撮の魅力」(出演:山本弘、唐沢俊一)
山本会長が持ってきたビデオを観ながらのトーク。
戦前の海外の映画の特撮シーン2本(1本は「雨ぞ降る」のスペクタクルシーン、もう1本は「悪魔の人形」という映画で小さい人間と巨大な家具との合成シーン)と、84年のNHK「核戦争後の地球」の核戦争による爆発シーンを披露。
「84年にベータでNHKを録画し、なおかつ保存している」というのは、今さら言わずもがなですが筋金入りのオタクですよ。スゴイなあ。いろいろと興味深い話が聞けました。
・「直撃地獄拳 大逆転」(1974/東映)
観るのは二回目だがぜんぜん内容を忘れていた。
石井輝男、サニ千葉。ウンコオシッコといった下ネタギャグてんこもりなんだけど、全体的にアッパーな感じがぜんぜんダメに感じさせないところがすごい。
ダサギャグの中に非常にスタイリッシュに感じさせる部分もあって、そのバランスが絶妙。狙っていたのか結果的にそうなったのか……。
確かに「実写版ルパン」の称号にふさわしいんだよなあ。この頃の石井輝男は神がかっていたよホント(一連の暴走族映画なんかはどれもぜんぜんダメだけど)。
・「黒蜥蜴」(1962/大映)
主演は京マチ子。これも観るのは二回目なんだけど、監督が井上梅次だということも忘れてた。ミュージカル仕立てで、美女怪盗と名探偵が虚々実々の駆け引きを行うという心の底から楽しくなってくる映画。
どこかのブログでミュージカル映画「君も出世ができる」に関し、「確かにすごいがあまりにも一生懸命つくり過ぎている。ミュージカル映画には余裕のようなものがないと観客は楽しめないのではないか」と書いてあり非常に納得したのだが、この「黒蜥蜴」は、ミュージカルとは言っても歌える人は歌う、無理な人は歌わない、といった感じで安心して観られる。
「黒蜥蜴」のプロットは明智ものの中でも非常によくできていて、使い回しが聞くのでまた映画化されないかなあ?
「楽しくなってくるような乱歩映画」が昔はたくさんあったのに、今はぜんぜんないよなあ。まあ、もちろんいざ狙ってつくられてもこの雰囲気は出せないと思うけどね。
・「妖婆死棺の呪い」(1967/ソ連)
初見。「出るぞ出るぞ」と煽っておいて最後に怒濤のバケモノ攻勢、という展開はミもフタもないがそれだけにいつまでも心に残る迫力がある。夜な夜な蘇る死体役の女優がちょっとこの映画のテイストとはそぐわないくらいキレイで、ソ連の複雑な事情を思わせる(ホントは調べるのが面倒なので適当なことを書いているだけです、ハイ)。
クリーチャーの造形もエキゾチックで素晴らしい。
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