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・「ザ・コクピット」(2)ラインの虎 松本零士(2003、小学館)

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コンビニペーパーバック調単行本。1話完結の戦記マンガ、第2巻(小学館文庫2冊分らしい)。
けっきょく、自分にはミリタリーものは理解できないことがわかった……。
こういうものはもって生まれたもので自分ではどうしようもないのであった。

やっぱり松本零士の戦記ものというのは、侍魂とか騎士道とか男のロマンとかが中心。
でも、自由のきかない時代にどうやってそれらを生き残らせるか、といった問題意識はない。
男は自分の置かれた状況にいちいち文句は言わない。そういう姿勢。
だから、なにか古代の物語を読んでいるようにも感じる。

後のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」などに、こうした松本零士の美学がどこまで入り込んでいるかはわからないが、もしかなり反映されていたとして、
それを「反戦」などの観点から批判するのは、まああまり意味がないことは読めばわかる。

松本零士って、他のマンガもそうだけど「弱い男が自分を鼓舞してがんばる」っていう話もあることはあるけど、何となく形式上そうなっているだけのような気もしていて、
おそらく作者本人が強い人なんだろうと思う。

「私は私の生涯を悔いたりはしない。
悔いるくらいならはじめから男に生まれなければよいと思っている。」

「台場、きみは今どこにいるのだ!?
そこは生きがいのあるところか!?」
(わが青春のアルカディア)

(収録作品)
・ラインの虎
・ベルリンの黒騎士
・晴天365日
・妖機 黒衣の未亡人
・大艇 再び還らず
・爆裂弾道交差点
・潜水航法1万メートル
・衝撃降下90度
・オーロラの牙
・亡霊戦士
・流星 北へ飛ぶ
・わが青春のアルカディア
・紫電
・エルベの蛍火
・勇者の雷鳴
・消滅線雷撃

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受信: 2006年11月16日 (木) 08時26分

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